健康連載ブログ

この病気にこの名医Part2

【第1回】肥満などが助長因子/兵庫医大病院 三輪洋人教授

逆流性食道炎(上)

 時代とともに、さまざまなところが、さまざまに変化を遂げる。病気もまたしかり。増える病もあれば減る病も-。

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【第2回】長期間続くと食道がんも/兵庫医大病院 三輪洋人教授

逆流性食道炎(中)

 逆流性食道炎に悩まされる人が増えている。強い酸の胃液が食道に逆流して、食道の壁に炎症や潰瘍(かいよう)を起こすのが逆流性食道炎。物が食べられなくなるほどQOL(クオリティー・オブ・ライフ=生活の質)を悪くする。それだけでも大変なのに、さらに、その状態が長期間続くと食道がんにも結び付いてしまうから“たかが胸焼け”などと言ってはいられない。

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【第3回】胸やけも治療すべき/兵庫医大病院 三輪洋人教授

逆流性食道炎(下)

 胃液が食道に逆流して食道に炎症や潰瘍(かいよう)をつくる逆流性食道炎。QOL(クオリティー・オブ・ライフ=生活の質)が悪くなっているにもかかわらず、我慢し続けている人が意外に多い。

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【第4回】中耳炎、虫歯などにも関係

逆流性食道炎の最新事情

 「胸焼け」「呑酸」「むかつき」「のどがつかえる」「胸がしみる」などの症状を出す逆流性食道炎。食事ができなくなるほどQOL(クオリティー・オブ・ライフ)を悪くするばかりか、食道がんに結び付くと指摘されている。

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【第5回】年間1万人が手術

順天堂医院 天野篤教授

心臓弁膜症(上)

 生活習慣病は患者が多く、心臓病といえば多くの人々はすぐに狭心症、心筋梗塞(こうそく)を思い描く。ところが、東京医科大学病院での心臓外科手術のミスで、すっかり有名になったのが心臓弁膜症。推定患者数は200万人。手術が必要な患者は年間約1万人といわれ、実際、それくらいの人々が手術を受けている。

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【第6回】狭窄と閉鎖不全の2タイプ/順天堂医院天野篤教授

心臓弁膜症(中)

 心臓の弁が正常に機能しなくなる心臓弁膜症は、毎年約1万人が手術を受けている疾患である。病型としては弁の狭窄(きょうさく)と閉鎖不全の2つのタイプがあり、僧帽弁では閉鎖不全症が、大動脈弁では狭窄症が多くなっている。

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【第7回】症状に合わせ治療法選択/順天堂医院天野篤教授

心臓弁膜症(下)

 心臓弁膜症が増えている。<1>日本人の体形の欧米化<2>高齢化<3>食生活の欧米化<4>高血圧、糖尿病の増加、そして、それらが血管に引き起こす<5>動脈硬化などにより、心臓の弁に異常が起きる。初発症状は「息切れ」や「動悸(どうき)」が多い。

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【第8回】置換手術は話し合って弁選択を/順天堂医院天野篤教授

「心臓弁膜症の外科治療」

 心臓の弁に異常が生じ、進行すると心不全に結び付く心臓弁膜症。薬物療法で対応し切れない場合やカテーテル治療の対象にならない場合には外科治療が行われる。この場合は「弁置換術」か「弁形成術」が選択される。

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【第9回】ベースは内蔵脂肪蓄積/東京逓信病院宮崎滋部長

メタボリックシンドローム(上)

 05年は「メタボリックシンドローム」が大きな話題となった。04年から日本肥満学会、日本動脈硬化学会、日本糖尿病学会など8学会によって検討され、05年4月に「メタボリックシンドロームの疾病概念の確立と診断基準」が発表された。その定義は「内臓脂肪の蓄積と、それを基盤にしたインスリン抵抗性および糖代謝異常、脂質代謝異常、高血圧を複数合併するマルチプルリスクファクター症候群で、動脈硬化になりやすい病態」である。

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【第10回】腹囲基準で日米に相違/東京逓信病院宮崎滋部長

メタボリックシンドローム(下)

 注目のメタボリックシンドローム(内臓脂肪型生活習慣病)の有病率は「端野・壮瞥町研究」「久山町研究」の疫学調査結果によると、40歳以上の中高年男性が約30%、女性が約10%。およそ日本人の1300万人がメタボリックシンドローム患者だという。

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【第11回】基本は食事と運動/東京逓信病院宮崎滋部長

メタボリックシンドロームの治療(上)

 心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞といった血管病に結び付くメタボリックシンドローム患者は、日本だけで1300万人いるとされている。この最大の原因は内臓脂肪型肥満。そして、その上に糖尿病(境界型を含む)、高血圧(正常高値を含む)、高脂血症のうち2つ以上の軽症の生活習慣病が加わった状態である。

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【第12回】内臓脂肪減らすと薬も効く/東京逓信病院宮崎滋部長

メタボリックシンドロームの治療(下)

 注目のメタボリックシンドロームの治療の第1歩は、食事療法と運動療法。それは、内臓脂肪型肥満がベースにあるからで、食事・運動療法で生活習慣を大いに改善できると、効果はてきめん。事実、第一線で診療に携わる東京逓信病院(東京都千代田区)内分泌代謝内科の宮崎滋部長は「内臓脂肪を減らせると、他の軽症の生活習慣病はすべて良くなります。現在の体重を5%減らすだけで良くなるのです」と話す。

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【第13回】水ぼうそうの再活性化/東京逓信病院江藤隆史部長

帯状疱疹(上)

 皇后陛下が経験された病気としてよく知られているのが帯状疱疹(ほうしん)。水痘(とう)ウイルス、つまり水ぼうそうのウイルスの再活性化によって起こる病気である。

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【第14回】後遺症にならぬよう早期発見/東京逓信病院江藤隆史部長

帯状疱疹(中)

 帯状疱疹(ほうしん)は子供のころにかかった水痘(とう)ウイルス、つまり、水ぼうそうのウイルスが知覚神経節に眠っており、それが免疫バランスの崩れたときに再活性化した疾患である。

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【第15回】7から8日の入院が効果的/東京逓信病院江藤隆史部長

帯状疱疹(下)

 痛みと小水疱(すいほう)に悩まされる帯状疱疹(ほうしん)は、子供のころに経験した水痘(すいとう=水ぼうそう)ウイルスの再活性化によって起こる皮膚疾患。全身のどの知覚神経にも出る可能性はあるが、部位によっては障害を引き起こすこともある。

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【第16回】治療法なし 痛み抑えて完治待つ/東京逓信病院江藤隆史部長

帯状疱疹後神経痛

 帯状疱疹(ほうしん)の痛みや赤い発疹は、治療を行うと2週間くらいで治り、何もしなくても4週間ほどで治ってしまう。もちろん、皮膚が治るにしたがって痛みも自然に消えていく。

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【第17回】軟骨すり減りが始まり/吉田整形外科吉田雅之院長

変形性股関節症(上)

 人間の体の中で最も大きな関節は、またの付け根の関節である股(こ)関節。その疾患として「変形性股関節症」がある。

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【第18回】臼蓋形成不全が原因/吉田整形外科吉田雅之院長

変形性股関節症(中)

 関節の軟骨がすり減って、骨と骨が直接こすれあうために関節が変形し、QOL(生活の質)が極めて悪くなる股(こ)関節の病気「変形性股関節症」。「原因のほとんどは臼蓋(きゅうがい)形成不全です。大腿(だいたい)骨の先端部分の骨頭(こっとう)は球形をしています。それが骨盤に入っており、そこから外れないように屋根のように包む形にできているのが臼蓋です。その臼蓋が十分に包み込む形になっていないのです」と、変形性股関節症を専門とする吉田整形外科(東京・港区)の吉田雅之院長(元東京女子医大助教授)は言う。

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【第19回】ウオーキングで筋力アップ/吉田整形外科吉田雅之院長

変形性股関節症(下)

 股(こ)関節の変形によってQOL(生活の質)が悪くなり、最も進行すると股関節が固まって動かなくなるのが「変形性股関節症」。問診、そして患者の足を曲げたり、開いたり、ひねったりして痛みの状況をチェック。さらにエックス線撮影、MRI(磁気共鳴画像装置)を撮って診断がつくと、治療になる。

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【第20回】骨切りと人工関節/吉田整形外科吉田雅之院長

変形性股関節症の手術

 変形性股(こ)関節症は股関節の関節軟骨が擦り減って、直接骨が擦れ合うために痛みと変形に苦しめられる病気である。診断がつくと、それぞれの患者に合わせた治療が行われるが、基本的には保存療法から入って、保存療法では進行を止められないなど、患者の状態を十分に知って手術のタイミングが考えられる。

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【第21回】手足しびれ、はし持てない/東京医科大病院駒形正志助教授

頚椎症性脊髄症(上)

 「最近、頚椎(けいつい)症性脊髄(せきずい)症で手術を受けられる方が増えてきました。私どもの施設では10年前は年間10例の手術でしたが、今は年間40~50例になっています」と指摘するのは、東京医科大学病院(東京・新宿区)整形外科の駒形正志助教授。

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【第22回】10秒で「グー」「パー」何回できる?/東京医科大病院駒形正志助教授

頚椎症性脊髄症(中)

 40代以降で、手足のしびれや運動障害、歩行障害がありませんか。ひょっとしたら、高齢化に伴って患者が増えている「頚椎(けいつい)症性脊髄(せきずい)症」かも-。この場合、診療科は整形外科になる。

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【第23回】軽症の場合は保存療法/東京医科大病院駒形正志助教授

頚椎症性脊髄症(下)

 頚椎(けいつい)症性脊髄(せきずい)症は四肢のしびれ、手指の運動障害、歩行障害を引き起こし、対応が遅れると車いす生活や寝たきりにもなってしまう。

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【第24回】歩けるうちに踏み切るべき/東京医科大病院駒形正志助教授

頚椎症性脊髄症の手術

 四肢のしびれ、手指の運動障害、歩行障害を引き起こす頚椎(けいつい)症性脊髄(せきずい)症。高齢化によって患者は増加をみせている。症状が出て頚椎症性脊髄症と診断されると、軽症の場合は保存療法を行う。ところが、保存療法の効果はそれほど高いものではない。保存療法の予後調査報告(森田雅和ら、西日脊椎研会誌1994)によると、改善21%、不変23%、悪化9%。そして、47・5%が手術に移行したのである。

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【第25回】拡張型と肥満型の2タイプ/京大病院米田正始教授

心筋症(上)

 心臓や血管の病気は数多いが、生活習慣病で第2位の死亡原因となっていることから心筋梗塞(こうそく)の知名度は高い。心筋梗塞のように患者は多くはないが、重症であるため知名度の高いのが「心筋症」。それは、心臓移植の対象となるのがこの疾患に苦しむ人々だからである。

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【第26回】症状出にくいのが特長/京大病院米田正始教授

心筋症(下)

 心臓移植の対象疾患としてあまりに有名な「心筋症」。これには心筋が薄く伸び切ってしまう「拡張型心筋症」と、心筋が肥厚してしまう「肥大型心筋症」に分けられる。「大きくはその2つですが、それ以外に『拘束型心筋症』もあります」と付け加えるのは、心筋症の外科手術で有名な京都大学医学部付属病院(京都市左京区)心臓血管外科の米田正始教授。拘束型心筋症は問題となる左心室の心筋の厚さは正常ではあるが、全体に硬くなるとともに、左心室の中が多少狭くなる。やはり心臓の機能が十分に果たせなくなる。

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【第27回】カテーテル使うPTSMA/京大病院米田正始教授

心筋症の治療(上)

 心筋に何らかの原因で変性が生じ、心臓の働きが悪くなってしまう「心筋症」。症状は心不全と共通するところが多いが、症状に気付いたときには心筋症がかなり進行しているケースが多い。それだけに、早期発見が望まれる。

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【第28回】軽症、高齢者には左心室縮小形成術/京大病院米田正始教授

心筋症の治療(下)

 “心臓のがん”という呼ばれ方もした心筋症。内科的治療の範囲を超えてしまうと、患者は内科から外科へと紹介される。外科で行われる治療としては<1>心臓移植<2>補助循環(人工心臓を使う方法)<3>左心室形成術の3方法がある。

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【第29回】女性の70%に何らかの症状/西川婦人科内科クリニック西川潔名誉院長

更年期障害(上)

 40代半ばを越えた女性が何人か集まると、話題の1つに挙がってくるのが、体の不調。「暑くもないのに汗が滴り落ちてくる」「のぼせる」「眠りが浅くて眠った気がしない」といった声が行き交う。「その不定愁訴こそ、更年期障害と呼ばれている更年期特有の不快な症状なのです」というのは、更年期障害、不妊症の治療で有名な西川婦人科内科クリニック(大阪市中央区)西川潔名誉院長。

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【第30回】「あきらめ」よりまず「外来」受診

更年期障害(下)

 更年期にある女性の約70%が更年期障害に悩まされている。それは、女性ホルモンの分泌が急激に減少し、副腎皮質からスムーズな減少にするべく分泌される代償ホルモンへの移行が上手にいかないことが発端となる。代償ホルモンへの移行がうまくいかないと、そのホルモンの分泌指令を出す間脳(視床下部)-脳下垂体-卵巣系に混乱が出てしまう。

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【第31回】中心は女性ホルモン補充/西川婦人内科クリニック西川潔名誉院長

更年期障害の治療(上)

 更年期外来を打ち出している医療機関で更年期障害の診察を受け、他の疾患の症状ではなく、出ている症状が更年期障害と診断されると、その治療に入る。

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【第32回】HRTの他に漢方とサプリメントも/西川婦人内科クリニック西川潔名誉院長

更年期障害の治療(下)

 日本で更年期障害に対する「女性ホルモン補充療法(HRT)」を受ける女性が多少上向き始めた2000年7月、その上昇を抑えるようなニュースが米国で発表された。

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【第33回】90%女性、老化が大きな要素/慶大病院松本秀男助教授

変形性膝関節症

 「立ち上がろうとするとひざが痛む」「歩き出すとひざが痛む」、さらに進むと「ジッとしていてもひざが痛む」までになってしまう。このような症状を訴えるかなり多くの人が変形性膝(しつ)関節症の疑いがある。

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【第34回】問診そして触診も大事/慶大病院松本秀男助教授

変形性膝関節症(下)

 男女比9対1と圧倒的に女性を苦しめる変形性膝(しつ)関節症は軟骨や骨が擦り減って痛みが出てくる“膝関節の老化”。

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【第35回】筋トレなどの保存療法/慶大病院松本秀男助教授

変形性膝関節症の治療(上)

 中高年者に多い変形性膝(しつ)関節症は重症になると、安静にしていてもひざの関節が痛む。また、ひざの曲げ伸ばしが十分にできなくなる。整形外科で診察を受け、変形性膝関節であると診断されると、治療方針が決められる。

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【第36回】QOL悪化したら3つの手術療法/慶大病院松本秀男助教授

変形性膝関節症の治療(下)

 変形性膝(しつ)関節症の治療には「保存療法」と「手術療法」があり、まずは保存療法で状態を多少なりとも改善したり、痛みを抑えるようにする。が、あくまでも対症療法。軟骨を再生することが現時点ではできないので、進行して、あまりにQOL(クオリティー・オブ・ライフ=生活の質)が悪くなってしまうと手術療法を選択することになる。

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【第37回】過労禁物、不明治療ダメ/東京女子医大山中寿教授

関節リウマチ(上)

 関節の痛みと腫れ、さらに進むと関節の変形にも苦しめられる関節リウマチ。ここで「あれっ?」と思われた人もいるだろう。「慢性が頭に付いていないぞ」と。02年から日本リウマチ学会の提案で正式に病名から「慢性」を外したのである。

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【第38回】触診が最も信頼できる/東京女子医大山中寿教授

関節リウマチ(下)

 関節のつらい症状に悩まされる関節リウマチも、やはり早期発見・早期治療が大事。高齢化とともに増えている「変形性関節症」と思い込んで治療開始が遅れるケースもあるので、しっかりとリウマチの専門医の診察を受けるべきである。

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【第39回】早期の抗リウマチ薬で炎症抑える/東京女子医大山中寿教授

関節リウマチの治療(上)

 関節リウマチは免疫システムの異常で関節などが破壊される自己免疫疾患の1つ。症状の強い弱いなど、まさに患者の状態は1人1人異なる。

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【第40回】手術は機能再建のため/東京女子医大山中寿教授

関節リウマチの治療(下)

 関節リウマチの薬物療法は抗リウマチ薬を早く使って進行を抑えるのがポイント。その治療で十分に進行が抑えられないときに、次の方法として選択される治療薬は「生物学的製剤」である。

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【第41回】原因はっきりしない特発性/日本医大付属病院喜多村孝幸助教授

水頭症(上)

 パーキンソン病や認知症と思われている患者の中に、正確に診断されずに治るものも治らずにいる人が7~8%はいるといわれている。正確に診断がつくと、それは「特発性正常圧水頭症」。高齢者に多い原因がはっきりしない水頭症である。

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【第42回】死に至る最も怖い脳ヘルニア/日本医大付属病院喜多村孝幸助教授

水頭症(下)

 パーキンソン病や認知症と思われている高齢者の患者の中に、特発性正常圧水頭症といって、治療をすると治る疾患の人々がおり、今、大きな話題になっている。水頭症は、頭蓋(ずがい)内を循環して脳や脊髄(せきずい)を保護している脳脊髄液が異常に増える疾患である。「原因には脳脊髄液の『産生過剰』『循環障害』『吸収障害』の3つがあります」と話すのは、日本医大付属病院(東京・文京区)脳神経外科の喜多村孝幸助教授。

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【番外編】疑問あれば権利行使を

セカンドオピニオン

 患者の権利を示す片仮名言葉が、最近の医療現場ではごく普通に使われるようになった。インフォームドコンセント(十分な説明を受け、納得しての同意)は最も知られているが、次いでセカンドオピニオンが浮上している。賢い患者として、最も自分に合った納得できる治療を受けようとするときには、セカンドオピニオンは非常に重要になる。

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【第43回】タップテストで手術判断/日本医大付属病院喜多村孝幸助教授

水頭症の治療(上)

 頭蓋(ずがい)内に脳脊髄(せきずい)液がたまって脳を圧迫し、急性の場合には生死にかかわる水頭症。この場合は救急車で運ばれ、まさに一刻を争う状態となる。一方、慢性的状況となる「特発性正常圧水頭症」では、CT(コンピューター断層撮影)、MRI(磁気共鳴画像装置)などの画像診断のほかに、疑いが濃厚になった時点で「タップテスト」を行う。

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【第44回】画期的な神経内視鏡手術/日本医大付属病院喜多村孝幸助教授

水頭症の治療(下)

 高齢者に多い「特発性正常圧水頭症」。パーキンソン病、認知症と間違えられているケースもあることから分かるように、症状として歩行障害、尿失禁、認知症様症状が出てくる。これは「治るパーキンソン病」「治る認知症」といわれ、注目されている。

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【第45回】最短で36時間感染/済生会川口総合病院加藤卓朗部長

水虫(上)

 慢性の感染症の中で、最も日本人と仲が良く、歌にまでなっているのは「水虫」以外にはない。ジャパン・フット・ウィーク研究会が99~00年に行った実態調査では、日本の水虫患者は約2470万人。5人に1人が水虫に感染していることになる。

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【第46回】軽く考えず皮膚科受診を/済生会川口総合病院加藤卓朗部長

水虫(下)

 日本人の5人に1人が「足がかゆい、ジクジクする、痛い、皮がむける」などの症状を出す慢性の感染症の水虫に悩まされている。真菌(しんきん=カビ)の一種の白癬(はくせん)菌が感染して起きる水虫には、起きる場所や症状によって以下の4つのタイプに分類できる。

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【第47回】抗真菌薬を最低3カ月/済生会川口総合病院加藤卓朗部長

水虫の治療(上)

 水虫と思ったら、まずは皮膚科を受診。「そのときは、自分で水虫と判断して市販薬を塗らないように。治療をしないで受診してください」と、埼玉県済生会川口総合病院(埼玉県川口市)皮膚科の加藤卓朗部長(東京医歯大臨床教授)はアドバイスする。それは「ちょっと治療していたり、他の病気を合併していると水虫菌である白癬(はくせん)菌が見つからないときがあるからです」と理由を話す。

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【第48回】爪白癬には抗真菌の内服薬/済生会川口総合病院加藤卓朗部長

水虫の治療(下)

 水虫の中にも抗真菌薬の外用薬ではなかなか治らないタイプがある。その代表ともいえるのが、水虫菌である白癬菌が爪(つめ)に感染した爪白癬である。

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【第49回】妊娠初期の異常が原因/永田小耳症形成外科クリニック永田悟院長

小耳症(上)

 生活習慣病は、本人が生活を改善することで治ったり、コントロールできる。自分でコントロールなどまったくできないのが先天性の疾患である。生まれつき片耳が小さかったり、両耳がなかったりする「小耳症(しょうじしょう)」も、その先天性疾患の1つ。

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【第50回】「耳作り」10歳が手術適応年齢/永田小耳症形成外科クリニック永田悟院長

小耳症(下)

 生まれつき右耳が小さい、両耳がないといった先天性の疾患「小耳症(しょうじしょう)」の子供は毎年110人から180人程度生まれている。

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【第51回】世界の標準術式「永田法」/永田小耳症形成外科クリニック永田悟院長

小耳症の治療(上)

 先天性疾患の「小耳症(しょうじしょう)」の子どもは、誕生後、専門医のもとで年に1回は成長をみてもらい、将来のきちっとした手術に向けて歩む。その手術の条件について、小耳症手術の世界の指導者である永田小耳症形成外科クリニック(埼玉県戸田市)の永田悟院長は、次のように言う。「10歳で手術します。耳の大きさが大人の95%に成長しているからで、ここで耳を作ると正常な耳と大きさ的に変わらずにずっと暮らせるからです。加えて、胸囲が60センチを超えることも必要です」。胸囲にこだわるのは、胸の肋軟骨(ろくなんこつ)を耳の軟骨格として使うからである。

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【第52回】「永田法」は手術2回/永田小耳症形成外科クリニック永田悟院長

小耳症の治療(下)

 先天性疾患の「小耳症(しょうじしょう)」は、耳が極端に小さい状態をいう。片側の耳のみが小耳症のケースから、両耳のない無耳症まで、胎児形成期のどの段階で異常が起きたかにより、形態は無限。その治療となると、1985年に開発され、小耳症手術の世界の標準術式となっている「永田法」が、最新治療である。

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【第53回】脚に壊疽、切断も/京大病院米田正始教授

閉塞性動脈硬化症(上)

 「閉塞(へいそく)性動脈硬化症」の病名を言われても、ピンとこない人が多い。が、次のような説明をすると、周囲にその患者が結構いることが分かる。「道を歩いていて途中で休まないと足が痛くて歩けないという年配の人がいます。そして、しばらく休むとまた歩けるようになります。それはこの疾患の症状です」。

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【第54回】大いなる生活習慣病/京大病院米田正始教授

閉塞性動脈硬化症(下)

 下肢の血流が血管の動脈硬化によって悪化し、下肢にさまざまな症状を引き起こす「閉塞(へいそく)性動脈硬化症」。「進行すると壊疽(えそ)を起こしてしまいます。そのときは脚や足の指を切断することにもなります」と、最終状態を話すのは、京都大学医学部付属病院(京都市左京区)心臓血管外科の米田正始教授。

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【第55回】薬物、カテーテルなど治療法多数/京大病院米田正始教授

閉塞性動脈硬化症の治療(上)

 動脈硬化は全身の血管で起きるが、とりわけ脚の血管が動脈硬化によって血流が悪くなるのを閉塞(へいそく)性動脈硬化症という。一定の距離を歩くと脚が痛くて歩けなくなる「間歇性跛行(かんけつせいはこう)」、さらには安静にしていても脚が痛くなり、ついには脚に潰瘍(かいよう)ができ、壊疽(えそ)に至ってしまう。

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【第56回】チャレンジが光明、結果に/京大病院米田正始教授

閉塞性動脈硬化症の治療(下)

 動脈硬化で動脈が狭くなったり閉塞(へいそく)すると、血流障害を引き起こす。特に下肢で起こると「閉塞性動脈硬化症」という。思うように改善しないと脚が壊疽(えそ)を起こして切断する事態にも至ってしまう。

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【第57回】血尿出たらまず疑う/癌研有明病院福井巌部長

膀胱がん(上)

 がんの死亡者は年間32万人を超え、まだまだピークを迎える気配がない。そんながんの中の1つ、膀胱(ぼうこう)がんは04年の死亡者が5556人で、死亡者数は肺がんと比べると10分の1以下だが、着実に増加している。発生率は人口10万人あたり10~17人。男女比は3対1で圧倒的に男性に多く、死亡者数が少ないのは、悪性度の低いがんの割合が高いからである。

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【第58回】尿細胞診で陽性率70%発見/癌研有明病院福井巌部長

膀胱がん(下)

 膀胱(ぼうこう)がんを早期に発見するには「血尿、膀胱炎症状(頻尿・排尿痛)を見逃さないことです。そして、女性であれば若いか高齢かを考える。女性の高齢者は膀胱がんの疑いが強くなります。男性は最初から膀胱がんを疑ってかかるべきです」と、癌研有明病院(東京・江東区有明)泌尿器科の福井巌部長(兼副院長)は話す。

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【第59回】医師の十分な監視下でBCG/癌研有明病院福井巌部長

膀胱がんの治療(上)

 どんながんでもそうであるように、膀胱(ぼうこう)がんも早期に発見すると、体に優しい治療で治すことが可能。ただし、膀胱がんの種類によって治療方法は異なる。

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【第60回】新薬のGEP療法を臨床試験中/癌研有明病院福井巌部長

膀胱がんの治療(下)

 膀胱(ぼうこう)がんの早期には体に優しいBCGや抗がん剤による「膀胱内注入療法」や、内視鏡を使った「膀胱腫瘍(しゅよう)切除術」がある。が、それよりがんが進行した2期、3期の段階になると、膀胱をすべて切除するのが標準治療である。「2期の段階でも、化学療法(抗がん剤)と放射線療法を行う切除しない治療法も良くはなってきていますが、まだまだ手術と比較できる段階ではありません」と、癌研有明病院(東京・江東区)泌尿器科の福井巌部長(兼副院長)は現状を話す。

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【第61回】特有の症状なく早期発見難しい/東京女子医大病院羽鳥隆講師

膵臓がん(上)

 「21世紀に取り残された悪性度の高いがん」と、東京女子医科大学病院(東京・新宿区)消化器外科の羽鳥隆講師が言うのは、膵臓(すいぞう)がんのことである。「暗黒の臓器」といわれるだけあって、早期発見が難しい。それには原因が大きく2点あるという。「第1は検査が難しい。第2は膵臓がん特有の症状がないからです」。

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【第62回】高血糖値、黄疸は疑う/東京女子医大病院羽鳥隆講師

膵臓がん(下)

 「暗黒の臓器」といわれる膵臓(すいぞう)。早期発見が難しい膵臓がんとあって、着実に死亡者は増えている。04年の死亡者数は2万2260人で、肺がん、胃がん、大腸がん、肝がんに次いでいる。

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【第63回】超音波内視鏡で診断精度高める/東京女子医大病院羽鳥隆講師

膵臓がんの治療(上)

 膵臓(すいぞう)がんを疑って受診すると、以下のような検査が行われる。「問診」「血液・尿検査」「超音波検査」「CT検査」「MRI検査」「ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管検査)」「超音波内視鏡検査」など。「問診では現在の病状を聞くとともに、過去の病歴、家族の病歴、嗜好(しこう)品など詳しく聞いて、いくつかの可能性を考えます」と話すのは、膵臓がん手術を年間60~70例行っている東京女子医科大学病院(新宿区河田町)消化器外科の羽鳥隆講師。

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【第64回】手術、化学、放射線療法が3本柱/東京女子医大病院羽鳥隆講師

膵臓がんの治療(下)

 膵臓(すいぞう)がんの治療は手術療法、化学療法、放射線療法の基本3本柱が中心となる。「患者さんの状態によって手術単独、手術+化学療法、手術+化学放射線療法などが組み合わされます。ただ、手術1つとっても、昔とは大きく変わってきました」と、東京女子医科大学病院(東京・新宿区)消化器外科の羽鳥隆講師は言う。「大きな変化」とは-。「手術の根治性を損ねることなく残せる臓器はできるだけ残すことで、術後のQOL(生活の質)を悪くしないように努めています」。

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【第65回】第4の治療法として注目/ビオセラクリニック谷川啓司院長

がん免疫細胞療法(上)

 「21世紀までには撲滅できる」という声も多かったがん。だが、実際には21世紀に持ち越してしまった。

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【第66回】自己リンパ球移入と樹状細胞/ビオセラクリニック谷川啓司院長

がん免疫細胞療法(中)

 がんに対する「第4の治療法」といわれる「がん免疫細胞療法」。東京女子医大病院における膵臓(すいぞう)がんの治療法で補助療法として登場した。が、治療の対象は何も膵臓がんだけに限るわけではない。

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【第67回】副作用なくQOL維持の樹状細胞療法/ビオセラクリニック谷川啓司院長

がん免疫細胞療法(下)

 注目されている「がん免疫細胞療法」の最も基本的治療としては、患者のリンパ球を活性化して体内に戻す「活性化自己リンパ球療法(CAT)」がある。リンパ球を一律に活性化させるので、実際にがん細胞を見つけてたたくリンパ球がどれだけ活性化しているか分からないという弱点がある。

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【第68回】99%はピロリ菌感染/国際医療福祉大熱海病院川口実教授

胃・十二指腸潰瘍(上)

 昨年10月、カロリンスカ研究所(スウェーデン)は05年のノーベル医学生理学賞を西オーストラリア大のバリー・マーシャル教授と、病理学者のロビン・ウォーレン博士に授与すると発表した。授賞理由は「ヘリコバクター・ピロリ菌の発見と、胃炎や消化性潰瘍(かいよう)における役割の発見」。

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【第69回】ピロリ菌の除菌が最優先/国際医療福祉大熱海病院川口実

胃・十二指腸潰瘍(下)

 胃・十二指腸潰瘍(かいよう)の原因となることですっかり有名になったヘリコバクター・ピロリ菌。日本には6000万人の感染者がいると推測されている。が、実際に胃・十二指腸潰瘍で苦しんでいるのは約200万人前後。

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【第70回】まず内視鏡でしっかりチェック/国際医療福祉大熱海病院川口実

胃・十二指腸潰瘍の治療(上)

 胃・十二指腸潰瘍(かいよう)の患者は、多いように思われるが、実際には約200万人程度である。空腹時に上腹部がキリキリ痛む特徴があり、牛乳や食事を取ると一時的に痛みが治まる。受診する場合は内科は内科でも消化器内科になる。

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【第71回】ピロリ除菌で再発防止/国際医療福祉大熱海病院川口実

胃・十二指腸潰瘍の治療(下)

 空腹時に上腹部が痛んだり、出血したりする胃・十二指腸潰瘍(かいよう)は、吐血したり、下血したりすることもある。原因の大きな要素を担っているのが胃の出口の幽門部付近により多くすみついているヘリコバクター・ピロリ菌。

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【第72回】死亡者数第4位、年間9万5000人/国立病院機構東京病院永井英明医長

肺炎(上)

 日本人の死亡者数を原因別に挙げると「がん」「虚血性心疾患(心筋こうそくなど)」「脳卒中」の順である。では、死亡者数の多さで第4位になるのは-。それは今回取りあげる「肺炎」で、約9%を占め、年間9万5000人を超えている。

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【第73回】高齢者は重症化死亡者の95・6%/国立病院機構東京病院永井英明医長

肺炎(下)

 日本人の死亡原因第4位の肺炎。その肺炎、60歳以上では約50%が「肺炎球菌」によるものである。

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【第74回】喀痰グラム染色検査が診断の鍵/国立病院機構東京病院永井英明医長

肺炎の治療

 肺炎の中で、圧倒的に多い肺炎球菌が原因で起こる肺炎球菌性肺炎を治療するときは、まずはしっかりとした検査、そして診断が行われることが重要である。肺炎の検査は昔からそうであるように、まずは胸部エックス線検査。「エックス線検査が大事です。肺炎を引き起こしていると、肺に炎症が起きているので影が出ます。つまり、エックス線画像の肺にまっ白な部分が出てきます」と、国立病院機構東京病院(東京都清瀬市)呼吸器科の永井英明医長。そして「症状だけでは気管支炎と区別ができません。専門医でもそうです」と付け加える。

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【第75回】ワクチン接種の時代/国立病院機構東京病院永井英明医長

肺炎の治療(下)

 日本人の死亡原因第4位にランクされる肺炎の死亡者数は約9万5000人。その96%を占めているのが65歳以上の高齢者である。

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【第76回】成人の3人に1人が経験/東京都済生会中央病院中村聡部長

女性の尿失禁(上)

 QOL(生活の質)を悪くし、重症になると外出もできなくなってしまう病気として、最近、注目されているのが「尿失禁(尿もれ)」である。「尿失禁には腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、溢流(いつりゅう)性尿失禁、機能性尿失禁、反射性尿失禁があります」と、東京都済生会中央病院(東京・港区)泌尿器科の中村聡部長は言う。

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【第77回】受診しやすい環境作り/東京都済生会中央病院中村聡部長

女性の尿失禁(下)

 女性の尿失禁(尿もれ)には「腹圧性尿失禁」「切迫性尿失禁」「混合性尿失禁」がある。今回は切迫性尿失禁に注目しよう。

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【第78回】パッドテストで尿もれチェック/東京都済生会中央病院中村聡部長

女性の尿失禁の治療(上)

 女性に多い尿失禁は、的確な治療のためには確実な診察・診断が不可欠である。診察は、まずは問診からスタートする。「私どもの場合は、まず患者さんに『尿失禁問診表』2枚、国際学会の『QOL問診表(ICIQ-SF)』1枚に答えてもらい、時間をかけた問診を行います。この問診である程度の診断がつきます。腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、混合性尿失禁、この鑑別診断が最も重要になります」と、女性泌尿器科外来を設けている東京都済生会中央病院(東京・港区)泌尿器科の中村聡部長は言う。

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【第79回】腹圧性ではまず体操、薬物/東京都済生会中央病院中村聡部長

女性の尿失禁の治療(下)

 女性に多い尿失禁。腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、混合性尿失禁の診断がつくと、本格的治療となる。

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【第80回】患者の10年生存率60%/慈友クリニック米沢宏院長

アルコール依存症(上)

 飲酒人口約6300万人。お酒の消費量は有史以来最大といわれている。アルコール依存症患者も、さぞ多いことだろう。「調査はいろいろありまして、それぞれかなり数字が異なります。03年の厚労省研究班の調べでは約82万人。そのほかの調査報告では約240万人、約427万人の数字もあります。ほぼ毎日飲酒をする人は1000万人以上いると考えられるので、実際には82万人より多いと考えます」と分析するのは慈友クリニック(東京・新宿区)精神科の米沢宏院長。

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【第81回】子に「遺伝」四十数%/慈友クリニック米沢宏院長

アルコール依存症(下)

 240万人とも427万人ともいわれている日本のアルコール依存症患者。その定義は「飲酒のコントロール障害」もしくは「離脱症状(酒を断ったり減らした時の症状)」。どちらかがあるとアルコール依存症である。

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【第82回】KASTの点数で患者説得/慈友クリニック米沢宏院長

アルコール依存症の治療(上)

 アルコール依存症の治療は70年代から大きく変わり、精神科の一般病棟からアルコール依存症専門病棟へと移った。さらに80年代からは治療の場はクリニックへ-。「病院ではむりやり入院させられるのではと、患者さんは反抗的になります。ところが、私どものようなクリニックではそういうことがなく、患者さんは素直ですし、早期の方が多く受診されるようになりました」と、慈友クリニック(新宿区高田馬場)精神科の米沢宏院長はいう。

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【第83回】カウンセリングなどで断酒/慈友クリニック米沢宏院長

アルコール依存症の治療(下)

 「アルコール依存症と診断をしますと、受診したその日から、ピタッとお酒を断つ患者さんが約40%いらっしゃいます」と、驚異的とも思われる数字を挙げるのは、慈友クリニック(東京・新宿区)精神科の米沢宏院長。それは、アルコール依存症という病気の概略と、どのような治療が必要かについて説明するからである。なぜ、酒をやめなければならないか、十分に納得できた人が約40%ということである。

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【第84回】羽毛布団に反応する場合も/東京医科歯科大学付属病院吉沢靖之教授

間質性肺炎(上)

 「肺炎」と聞くと、多くの人は日常の生活の中で細菌感染で起きる市中肺炎を思い描く。その場合は肺炎球菌などが原因となる。そして、炎症は、肺の最先端の酸素と二酸化炭素とのガス交換を行うブドウの房のような肺胞の内側に起きる。

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【第85回】症状軽い段階で受診を/東京医科歯科大学付属病院吉沢靖之教授

間質性肺炎(下)

 肺のガス交換を行う肺胞の壁(間質)に炎症が起き、その修復過程で線維化して呼吸困難へと進む間質性肺炎。一度線維化すると、元に戻ることはない。そのため、最終的には肺全体が線維化し、それが原因で死に至ってしまう。

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【第86回】ばち状指の有無チェック/東京医科歯科大学付属病院吉沢靖之教授

間質性肺炎の治療(上)

 間質性肺炎は、肺の線維化で死を招いてしまう怖い病気である。その多くは原因不明の「特発性間質性肺炎」といわれていたが、その原因を徹底的に追究し、原因が分かると防ぐ方法も取ることができる。

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【第87回】2種類のステロイド薬/東京医科歯科大学付属病院吉沢靖之教授

間質性肺炎の治療(下)

 間質性肺炎の原因を追究することで、東京医科歯科大学医学部付属病院(東京・文京区)呼吸器内科の吉沢靖之教授の下では、原因の分からない特発性間質性肺炎は約20%にまで減少した。これが治療に大きく貢献する。

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【第88回】筋肉異常増殖の良性腫瘍/東京医科大学病院井坂恵一教授

子宮筋腫(上)

 婦人科が扱う病気も数多いが、その中で最も多いといわれているのが子宮筋腫(しゅ)。「月経のある女性の20~30%、約4人に1人にある病気です」と、東京医科大学病院(東京・新宿区)産婦人科の井坂恵一教授は言う。

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【第89回】MRI検査で最終確認/東京医科大学病院井坂恵一教授

子宮筋腫(下)

 月経過多による「貧血」と「月経痛」、膀胱(ぼうこう)・直腸の圧迫による「頻尿・便秘」などの症状を起こす女性の病気「子宮筋腫(しゅ)」。婦人科を受診するときも、この3つの症状が気になって、という人が多い。

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【第90回】開腹手術は10センチ以上か30個以上/東京医科大学病院井坂恵一教授

子宮筋腫の治療(上)

 子宮筋腫(しゅ)の診断がつき、症状が強い場合には治療を行う。QOL(生活の質)を悪くする症状とは「貧血」「月経痛」「頻尿」「便秘」などである。

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【第91回】妊娠希望者は選択に注意/東京医科大学病院井坂恵一教授

子宮筋腫の治療(下)

 月経のある女性の4人に1人にある子宮筋腫(しゅ)は、子宮壁にできる筋腫。いわゆる良性の腫瘍(しゅよう)である。

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【第92回】症状出ないようにコントロール/東京逓信病院江藤隆史部長

アトピー性皮膚炎(上)

 認知度の高いアトピー性皮膚炎のアトピーとは、ギリシャ語で「不思議な」とか「奇妙な」といった意味で、病気自体は古い歴史書などから、紀元前からあったことが分かっている。

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【第93回】湿疹の状態で重症度判定/東京逓信病院江藤隆史部長

アトピー性皮膚炎(下)

 かゆみのある皮膚の炎症が体の一部、あるいは全身に現れ、良くなったり悪くなったりしながら慢性に続く病気、アトピー性皮膚炎。患者はまず皮膚科を受診することになる。

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【第94回】ステロイド薬の使い分け必要/東京逓信病院江藤隆史部長

アトピー性皮膚炎の治療(上)

 アトピー性皮膚炎と診断がつき、さらに重症度も判定されると治療がスタートする。日本皮膚科学会は2000年に「アトピー性皮膚炎治療のガイドライン」を作成。「薬物療法」「悪化要因の検索と対策」「スキンケア」を治療の3本柱と位置付けている。

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【第95回】ワン・フィンガー、ツー・ハンド/東京逓信病院江藤隆史部長

アトピー性皮膚炎の治療(下)

 「アトピー性皮膚炎とステロイド外用薬」と聞くと、恐怖心を持ってしまう人が今でも多い。「皮膚が黒くなる」「皮膚が象のように厚くなる」…。「これらはすべて誤りです!」と、東京逓信病院(東京・千代田区)皮膚科の江藤隆史部長は強く言い切る。

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【第96回】ストレスが大きく関係/東京医科大学病院酒井義浩教授

過敏性腸症候群(上)

 腹痛の鋭い痛みというより、むしろ「腹部不快感」に悩まされている人が現代には多く、重症では通勤時に各駅停車にしか乗れない人もいる。それは、電車に乗っているときに急に便意を催すため、快速などでは駅間が長くて、その間に漏らしてしまうことになりかねないからである。このように苦しむ人は、各駅のトイレの場所までも熟知している。

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【第97回】基準3項目と内視鏡で診断/東京医科大学病院酒井義浩教授

過敏性腸症候群(下)

 ストレスが大きく関係して下痢や便秘を繰り返す過敏性腸症候群。日本人の10人に1人はこの病気に悩まされているといわれている。「過敏性腸症候群は腸の中に炎症や潰瘍(かいよう)のないことが条件です。まずは専門医を受診して検査を受けることが大事です」と、悩んでいないで受診を勧めるのが東京医科大学病院(東京・新宿区)消化器内科の酒井義浩教授。

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【第98回】第1選択薬ポリカルボフィルカルシウム/東京医科大学病院酒井義浩教授

過敏性腸症候群の治療(上)

 腹痛や腹部不快感に伴って便秘、下痢、また、それらを交互に繰り返す過敏性腸症候群。適切な診察でそれと診断がつくと、治療になる。「最初に、過敏性腸症候群の症状は改善していきますが、基本的には一生付き合っていく病気ということを知ってもらいます。もちろん、症状を改善することでQOL(生活の質)は良くなり、普通の方々と同じ生活ができます。それを理解してもらい、前向きな気持ちで治療を始めます」と言うのは、東京医科大学病院(東京・新宿区)消化器内科の酒井義浩教授。

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【第99回】朝起きてコップ1杯の水で胃腸刺激/東京医科大学病院酒井義浩教授

過敏性腸症候群の治療(下)

 過敏性腸症候群はストレスが大きな誘因となっている。が、そのストレスが何なのかを突き止めるのは非常に困難を要する。「そこで、ストレスを解消する方法を患者さんとの話の中でアドバイスします」と、東京医科大学病院(東京・新宿区)消化器内科の酒井義浩教授は言う。

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【第100回】朝起きてコップ1杯の水で胃腸刺激

乾癬(上)

 患者が増加し続けている皮膚疾患として「乾癬(かんせん)」が注目を集めている。赤く盛り上がった発疹(ほっしん)に、カサカサした薄皮、いわゆる鱗屑(りんせつ)ができてははがれていく慢性疾患で、かゆみや関節に痛みを伴うこともある。

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【第101回】皮膚生検でタイプ判断/聖路加国際病院衛藤光部長

乾癬(下)

 注目されている乾癬(かんせん)とは、赤く盛り上がった発疹(ほっしん)に鱗屑(りんせつ)ができてカサカサした薄皮がはがれていく慢性疾患。重症のケースでは全身に広がることもある。

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【第102回】外用、内服薬と紫外線療法/聖路加国際病院衛藤光部長

乾癬の治療(上)

 原因がまだよく分かっていない皮膚疾患「乾癬(かんせん)」。皮膚が赤くなって盛り上がり、皮膚に鱗屑(りんせつ)というガサガサした薄皮ができ、それがフケのようにはがれ落ちていく。

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【第103回】主流はコンビネーション/聖路加国際病院衛藤光部長

乾癬の治療(下)

 治りにくいといわれる皮膚疾患の「乾癬(かんせん)」は、外用薬、内服薬、紫外線療法が治療の3本柱。今回は紫外線療法を紹介する。

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【第104回】患者の特徴は「4つのF」/聖路加国際病院衛藤光部長

胆石症(上)

 「意志をしっかり持っている人」は立派だが、体の中の石は、基本的にできないに越したことはない。しかし、実際には石のできる人が増えている。胆石の場合、成人1000万人が持っているといわれているので10人に1人という多さ。

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【第105回】サイレントストーンに注意/湘南厚木病院篠崎伸明院長

胆石症(下)

 胆のうや胆管に石ができる胆石症の人は、日本の成人には1000万人いるという。およそ10人に1人になるが、これらの人が全員治療を必要とするわけではない。「胆石があっても無症状の人『サイレントストーン』と呼んでいますが、こういう人は問題はありません。無症状のまま生涯を全うすることができます」と、胆石症の日帰り手術を日本に定着させた1人、湘南厚木病院(神奈川県厚木市)の篠崎伸明院長は言う。

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【第106回】右上腹部痛は検査重要/湘南厚木病院篠崎伸明院長

胆石症の治療(上)

 胆のうなどに石ができる胆石症は、無症状のサイレントストーンであれば問題はないが、中には激痛を起こしたり、さらには合併症を引き起こし、生命にかかわることもある。

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【第107回】日帰りできる腹腔鏡下摘出手術/湘南厚木病院篠崎伸明院長

胆石症の治療(下)

 胆のうや胆管に石ができる胆石症。これが検査で分かり、それ以降、定期的に検査を受けて石が大きくなったり、発作(疝痛=せんつう=と表現される激痛)を繰り返すようであれば治療が勧められる。

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【第108回】下痢・血便・粘血便が主症状/慶応大学病院日比紀文教授

潰瘍性大腸炎(上)

 患者がひたすら減少していく疾患があれば、逆に患者が右肩上がりに増えている疾患もある。潰瘍(かいよう)性大腸炎の患者は現在8万人を超えている。患者数が多くなっている「特定疾患」、いわゆる難病に指定されている疾患である。「潰瘍性大腸炎は直腸の粘膜に炎症が起きる人、また直腸から大腸全体に炎症が起きる人など、炎症の起きる範囲には多少の違いはあっても、基本的には大腸に炎症が起きて潰瘍までも引き起こす病気をいいます」と、潰瘍性大腸炎、クローン病の診断・治療で知られる慶応義塾大学病院(東京都新宿区信濃町)消化器内科の日比紀文教授はいう。

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【第109回】似たような疾患が多い/慶応大学病院日比紀文教授

潰瘍性大腸炎(下)

 潰瘍(かいよう)性大腸炎は原因がまだ分かっていない。ただ、自己免疫の異常のほか、遺伝、欧米型食生活、ストレス、ウイルス感染説など取りざたされている。

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【第110回】基本は薬と食事/慶応大学病院日比紀文教授

潰瘍性大腸炎の治療(上)

 的確な「除外診断」で、潰瘍(かいよう)性大腸炎と診断されると、治療が始まる。多くは適切な治療で軽快し、難病とはいえなくなってきた。

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【第111回】活性化した白血球を除去/慶応大学病院日比紀文教授

潰瘍性大腸炎の治療(下)

 潰瘍(かいよう)性大腸炎は原因不明の大腸の炎症で「下痢、粘液便、粘血便」の主症状が悪化したり良くなったりを繰り返す。

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【第112回】別名「心因性リウマチ」/日大板橋病院村上正人科長

線維筋痛症(上)

 03年に日本の患者数16万人と推定された疾患がある。このときは日本リウマチ学会専門医3012人を対象とした。その後、全国の一般住民調査が行われ、推定患者数約200万人となった。

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【第113回】更年期障害と似た症状/日大板橋病院村上正人科長

線維筋痛症(下)

 全身のあちらこちらの筋肉や関節に痛みが生じる「線維筋痛症」。痛みの度合いには差があり、重症のケースともなると、体にちょっと触れただけでも飛び上がるほどだという。

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【第114回】全身18カ所中11カ所痛いと/日大板橋病院村上正人科長

線維筋痛症の治療(上)

 原因不明の痛みが全身のあちらこちらの筋肉や関節に生じる「線維筋痛症」。原因は分からないものの、痛みが生じた背景が多少分かってきた。日本大学医学部付属板橋病院(東京・板橋区)心療内科の村上正人科長によると「出産、外傷といった身体的負担が原因となって発症するケースが多いこと。また、社会生活的ストレスによって発症するケースも多いことが分かってきたのです」。

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【第115回】心身医学的アプローチ必要/日大板橋病院村上正人科長

線維筋痛症の治療(下)

 原因不明の痛みに苦しめられる「線維筋痛症」。全身の筋肉や関節のあちこちが痛み、最終的診断を決定づけるのは「痛みが3カ月以上続いている」に加え、医師が「全身に18カ所ある圧痛ポイントのうち、11カ所以上が痛む」と線維筋痛症と診断される。

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【第116回】細菌による感染症/スウェーデンデンタルセンター弘岡秀明院長

歯周病(上)

 歯を失う原因は虫歯と歯周病。これが2大疾患だが、歯磨きの徹底や早期治療で虫歯で歯を失う人が減少し、歯周病で歯を失う人が最も多くなった。

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【第117回】プラークスコアなどでチェック/スウェーデンデンタルセンター弘岡秀明院長

歯周病(下)

 歯を失う最大原因の歯周病は大きく2つに分類される。(1)慢性型歯周炎と(2)侵襲型歯周炎。(1)はバイオフィルム(細菌叢=そう=を表わすプラークのこと)の出す毒素で歯肉に慢性的に炎症が起きている状態で、∧2∨は急激に歯周炎が悪化するタイプで遺伝によるといわれている。

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【第118回】歯肉より上は患者の責任/スウェーデンデンタルセンター弘岡秀明院長

歯周病の治療(上)

 歯周病の検査が行われ、歯周病と診断されると、治療に入る。が、すべて歯科医だけが行うのではない。「歯肉より上は患者さんが責任を持って磨いていただき、歯肉より下は歯科医が責任を持ちます。一緒に協力して治療に歩み出す必要があります」と、スウェーデン デンタル センター(東京・千代田区)の弘岡秀明院長は言う。

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【第119回】GTRとエムドゲイン法/スウェーデンデンタルセンター弘岡秀明院長

歯周病の治療(下)

 歯肉炎から始まって、重症になると歯を支えている歯槽(しそう)骨がどんどん退縮していく歯周病。最後はグラついた歯が支えを失って抜けていく。スケーラーでバイオフィルム(細菌叢=そう=を表すプラークのこと)や歯石を除去。それで対応できないときは歯肉を切開して治療を行うことになる。そして、その後はしっかりと歯磨きを行うことで再発を抑え、定期的に歯科でのチェックも行う。

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【第120回】20~30代の女性に多い/西新宿プラザクリニック出村博院長

バセドー病(上)

 ダイエットをしているわけではない。それどころか、食欲があってしっかり食べているのにやせていく。これだけなら、糖尿病の症状にもあるが、糖尿病が40代に多いのに対し、こちらは20代、30代といった女性に多い特徴がある。

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【第121回】眼球突出が代表的症状/西新宿プラザクリニック出村博院長

バセドー病(下)

 甲状腺の病気は、がん以外では「甲状腺機能高進症」と「甲状腺機能低下症」に分けられる。機能が高進する疾患の代表がバセドー病で、機能が低下する疾患の代表が橋本病である。バセドー病の症状は以下のようである。

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【第122回】首の腫れ、眼球の様子を診る/西新宿プラザクリニック出村博院長

バセドー病の治療(上)

 男性より約4・5倍女性に多い甲状腺疾患のバセドー病は、甲状腺機能高進症の1つ。「食べてもやせる」「動悸(どうき)、発汗、手の震え」「目が大きく、突出する」などの症状に気付いたら、内分泌内科を受診する。

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【番外編】患者側のチェック大事

浸透してきた日帰り手術

 日帰り手術が日本でもかなり浸透してきた。
 日帰り手術とは、手術当日の朝に入院し、午前中に手術を終え、夕方には退院するシステム。もちろん、患者の状態によっては1泊2日、2泊3日に延びることもある。

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【第123回】薬物中心、2~5年服用/西新宿プラザクリニック出村博院長

バセドー病の治療(下)

 「動悸(どうき)・発汗・手の震え」「眼球突出」「やせる」-甲状腺疾患のバセドー病の3大症状である。この症状に気付いて内分泌内科を受診し、診断がつくと治療に入る。バセドー病の治療は「薬物療法」「放射線ヨード療法」「手術療法」が行われている。「患者さんは20代、30代といった若い女性が多いとあって、首に傷をつけないためにも、薬物療法が中心になります」と、日本内分泌学会の元理事長で西新宿プラザクリニック(東京・新宿区)の出村博院長(東京女子医大名誉教授)は状況を話す。

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【第124回】男性が85%を占める/執行クリニック執行友成理事長

鼠径ヘルニア(上)

 病名に「ヘルニア」という名称がついているものといえば、多くの人は「鼠径(そけい)ヘルニア」と「椎間板(ついかんばん)ヘルニア」を思い浮かべる。ヘルニアとは「突出する」などの意味。つまり、体の組織が本来あるべき場所からはみ出してしまった状態をいう。

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【第125回】超音波検査で納得して手術へ/執行クリニック執行友成理事長

鼠径ヘルニア(下)

 鼠径(そけい)ヘルニア、いわゆる脱腸は太ももの付け根の鼠径部の皮下に、内臓の小腸などが脱出して膨れる疾患。日本人には100人に1人、この疾患があるといわれている。が、手術自体は年間約15万件である。「ちょっと出てもすぐに戻るので、そのままにしている方が多いのだと思います」とは、年間330例の鼠径ヘルニア手術を行っている執行クリニック(東京・新宿区)の執行友成理事長。

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【第126回】手術以外の方法はない/執行クリニック執行友成理事長

鼠径ヘルニアの治療(上)

 日本人の100人に1人は鼠径(そけい)ヘルニアがあるといわれているが、年間の手術数は約15万件。ところが、米国では80万件といわれている。「日本人は場所が太ももの付け根の鼠径部とあって恥ずかしくて受診しない方も多いようです」と、鼠径ヘルニアの手術を数多く行ってきた執行クリニック(東京・新宿区)の執行友成理事長はいう。

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【第127回】手術の85%占めるメッシュ法/執行クリニック執行友成理事長

鼠径ヘルニアの治療(下)

 鼠径(そけい)ヘルニア、いわゆる「脱腸」の治療は手術しか対応策がない。手術には「従来法の手術」「腹腔(ふくくう)鏡下手術」「メッシュ法」と、大きく分けると3種類になる。が、その中核となっているのは「メッシュ法」。全世界の鼠径ヘルニア手術の90%を占め、日本でも85%をも占めている。

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【第128回】他臭症と自臭症/日大歯科病院後藤実助教授

口臭症(上)

 においを消す消臭剤があるかと思えば芳香剤もある。香りでリラックス効果を導くものもあれば、口臭で悩んで登校拒否にまで至ってしまうケースもある。「口が臭いと悩むのは『口臭症』という立派な病気です」と、口腔(こうくう)心身症の治療で活躍する日本大学歯科病院(東京・千代田区)口腔診断科の後藤実助教授は言う。

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【第129回】原因突き止め治療へ/日大歯科病院後藤実助教授

口臭症(下)

 「口が臭い」-この状態を過剰に気にしてしまうのが「口臭症」。これには「他臭症」と「自臭症」がある。違いを日本大学歯科病院(東京・千代田区)口腔(こうくう)診断科の後藤実助教授は、次のように言う。「他臭症は他人から口臭を指摘されて過剰に気になり始めたもの。自臭症は周囲の人は気付かないのに、自分は口臭がすると悩むケースです」。

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【第130回】自臭症には心理テストも/日大歯科病院後藤実助教授

口臭症の治療(上)

 口のにおいを病的なまでに気にしてしまう口臭症。その診断は考えられる原因疾患を除外していく「除外診断」になるという。

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【第131回】自臭症は認知&薬物療法/日大歯科病院後藤実助教授

口臭症の治療(下)

 口腔(こうくう)心身症の1つである口のにおいを気にし過ぎる「口臭症」は、「問診」「口腔内診察」「唾液(だえき)量検査」「口腔内pH試験」で他の疾患と口臭症の中の他臭症(他人から口臭を指摘されて気になり出した)の診断がつく。「鼻の病気が原因の場合は耳鼻咽喉(いんこう)科へ紹介し、歯周病が原因の場合は歯科の歯周病科へ紹介します」と対応を話すのは、日本大学歯科病院(東京・千代田区)口腔診断科の後藤実助教授。

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【第132回】遺伝的要因も/大和徳州会病院中村勝利部長

多汗症(上)

 「スポーツの熱い戦いを見ているわけではない」「自分自身が激しいスポーツを行っていたわけでもない」「じっとしていても汗をかくほど暑い日ではない」…なのに手のひら、足の裏にビショビショ汗をかいている。そのため「握手ができない」「フローリングの床に足跡がつく」「げたを履くと足の形が残る」「試験中には答案用紙が汗でぬれて破れてしまう」など、汗が原因でさまざまなことが起こり、悩んでいる人は多い。

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【第133回】問診、視診、触診で3段階分類/大和徳州会病院中村勝利部長

多汗症(下)

 手のひら、足の裏などに常に汗をかく「多汗症」。患者は「握手ができない」と悩むだけでなく、さまざまに悩み苦しむ。引きこもりになったりと大きな精神的ダメージを受けている人も少なくない。

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【第134回】手術以外の方法90%/大和徳州会病院中村勝利部長

多汗症の治療(上)

 手のひらや足の裏などにベタベタ汗をかく「多汗症」。その患者数は推定で人口の3~4%といわれているので、約350万人から500万人も悩める人がいる計算になる。

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【第135回】日帰りで交感神経切除術/大和徳州会病院中村勝利部長

多汗症の治療(下)

 多汗症で悩む人の10人に1人は、治療の最終段階とされる手術を希望する。大和徳洲会病院(神奈川県大和市)心臓血管外科の中村勝利部長は、その手術について「胸腔(きょうくう)鏡下交感神経切除術で、傷がほとんど残らず、体に優しい手術なので日帰り手術で行っています」と言う。

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【第136回】性行動の若年化が関連/東京医科大学病院高山雅臣名誉教授

子宮頸がん(上)

 女性特有のがんの1つに子宮がんがある。年間5500人の死亡者があり、ほぼ横ばい状態を示している。

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【第137回】細胞診でクラス分類/東京医科大学病院高山雅臣名誉教授

子宮頸がん(下)

 子宮頸(けい)がん発症の年齢低下傾向がはっきり出ているとあって、子宮頸がん検診対象者は04年から「20歳以上」と広がった。

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【第138回】見出し/東京医科大学病院高山雅臣名誉教授

早期発見で術後に妊娠可能

 子宮頸(けい)がんの検査で診断がつくと、その病期によって患者と医師が十分に話し合って治療方法が決定される。

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【第139回】初期から全摘出も/東京医科大学病院高山雅臣名誉教授

子宮頸がんの治療(下)

 子宮頸(けい)がんの治療は、妊娠を希望する人に対しては、病期の0期、1a1期では子宮の保存的療法が行われる。が、安全な手術で子宮頸がんの再発リスクを残さない方法を選択したい方には、0期から「単純子宮全摘出術」となる。

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【第140回】ニート、引きこもり原因にも/ひもろぎ心のクリニック渡部芳徳理事長

社会不安障害(上)

 「ニート」や「引きこもり」が、大きな社会問題となっている。それを「性格」と片付けていたりするケースが多いが、実は「社会不安障害(SAD)」という病気が原因のケースが意外に多く、深くかかわっている。

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【第141回】LSAでチェック/ひもろぎ心のクリニック渡部芳徳理事長

社会不安障害(下)

 「人前に立つと足が震え、心臓がドキドキする」「人前に出ると顔が赤くなる」、だから「人前で話をするのを極力避ける」-あなたはこのようなことがあるのだろうか。あるとしたら「社会不安障害(SAD)」かもしれない。

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【第142回】パーキンソン病と共通点多い/ひもろぎ心のクリニック渡部芳徳理事長

社会不安障害の治療(上)

 日本では社会不安障害(SAD)が見過ごされてきた。今、遅まきながら病気と認識され始めてきた社会不安障害とは、人前で発言しようとすると心臓がドキドキして震える。いわゆる緊張が過敏に出過ぎる人で、もう一歩進むと発言の場自体を避け、日常生活にも社会生活にも大きな支障をきたしてしまう病気で、不安障害の1つである。

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【第143回】薬物療法の中核SSRI/ひもろぎ心のクリニック渡部芳徳理事長

社会不安障害の治療(下)

 米国同様、日本でも約14%の人が「社会不安障害(SAD)」、もしくはその可能性があるといわれている。今、注目の神経症の1つ社会不安障害の治療は、精神療法の「認知療法」と「薬物療法」で行われる。

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【第144回】基本的に自然治癒はない/昭和大藤が丘リハビリテーション病院筒井広明院長

五十肩(上)

 ある日突然、肩関節に痛みが走ったり、腕が思うように動かないといった症状が起きる。これを機に、これまで自然にできていた動作ができなくなる。

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【第145回】日常の心がけで予防できる/昭和大藤が丘リハビリテーション病院筒井広明院長

五十肩(下)

 肩周辺の痛みや不調。いわゆる五十肩をほっておいてはいないだろうか。以下の10項目中、3項目以上に該当すると、あなたは五十肩と思って間違いない。

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【第146回】様々なテストで方針決定/昭和大学藤が丘リハビリテーション病院筒井広明院長

五十肩の治療(上)

 肩関節周囲の痛みやしびれに苦しめられる「五十肩」は、ほっておいても治ると安易に考えず、しっかりと診察を受けるべきである。肩関節周囲の疾患は五十肩のみならず「腱板断裂」や「石灰性腱板炎」などもあるし、それ以外に、ほかの怖い病気の症状が五十肩と思われる肩の痛みとなって出ていることもあるからである。整形外科を受診すると、まずは「問診」から始まる。

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【第147回】腰やひざなどのストレッチも/昭和大学藤が丘リハビリテーション病院筒井広明院長

五十肩の治療(下)

 肩が痛くて歯が磨けなければ顔も洗えない、ファスナーの上げ下げもできなければシャツを脱いだり着たりもつらい-。重症の五十肩。もちろん、軽症でもQOL(生活の質)は下がってしまう。40代、50代の人々に多い五十肩。その治療は「薬物療法」「安静」「運動療法」である。

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【第148回】細菌感染、アレルギーなどが原因/大和徳洲会病院望月高行部長

慢性副鼻腔炎(上)

 「慢性副鼻腔(びくう)炎」という病名を聞いてもピンとこない人が多いだろうが、「蓄膿(ちくのう)症」といわれれば多くの人が知っている認知度の高い病気である。

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【第149回】必要に応じ内視鏡で視診/大和徳洲会病院望月高行部長

慢性副鼻腔炎(下)

 慢性副鼻腔(びくう)炎、いわゆる蓄膿(ちくのう)症は、カゼウイルスが誘因となり細菌が感染して副鼻腔に炎症を引き起こし、繰り返しているうちに慢性化するのが一般的である。

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【第150回】薬服用、担当医と十分に相談/大和徳洲会病院望月高行部長

慢性副鼻腔炎の治療(上)

 慢性副鼻腔(びくう)炎、いわゆる蓄膿(ちくのう)症の治療は大きく分けると「保存療法」と「手術療法」になる。

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【第151回】「痛くて怖い」から「やさしい」に変ぼう/大和徳洲会病院望月高行部長

慢性副鼻腔炎の治療(下)

 慢性副鼻腔(びくう)炎の治療は「保存療法」と「手術療法」が行われる。保存療法とは局所治療と薬物療法だが、それで効果がないと手術療法が選択される。また、大きな鼻茸(はなたけ)ができている場合も手術になる。

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【第152回】血液集中、転移しやすい/東京医科歯科大付属病院木原和徳教授

腎臓がん(上)

 腎臓がんは緩やかではあるが、確実に患者数、死亡者数ともに増えている病気。その数、年間約1万人、死亡者数は約4000人が現状である。患者数がピークとなるのは50代、60代で、男女比では2対1もしくは3対1で男性に多くなっている。

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【第153回】治療後20年でも転移はある/東京医科歯科大付属病院木原和徳教授

腎臓がん(下)

 腎臓がんは、ちょっと不思議ながんである。一般的にがんは治療してから再発することなく5年経過すると「完治」とされる。乳がんの場合は10年と多少の違いはあるものの、多くは決着がつく。それなのに、腎臓がんは-。「腎臓がんは治療後、10年、20年たっても完治とは言いません。長い時間が経過してから転移したがんが骨とか肺から出てくるのが現実です。それを私たちは患者さんから教えられるのです」と、腎臓がん治療で有名な東京医科歯科大学医学部付属病院(東京・文京区)泌尿器科の木原和徳教授は言う。この大きな特徴は、腎臓がんの治療での問題点にもなっている。

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【第154回】手術以外は効果に限界/東京医科歯科大付属病院木原和徳教授

腎臓がんの治療(上)

 腎臓がんの3大症状は「血尿」「脇腹の痛み」「腹部の腫瘤(しゅりゅう)」。ただし、それで発見されると、がんは進行している。かつては画像検査が進んでいなかったので、症状に頼っていたが、今日では無症状の段階で発見される腎臓がんが増えてきている。

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【第155回】体に優しいミニマム創手術/東京医科歯科大付属病院木原和徳教授

腎臓がんの治療(下)

 腎臓がんの第1選択は手術。これには腎臓を周囲の脂肪ごと切除する「根治的腎摘除」と、がん部分だけを切除する「腎部分切除」とがある。さらに、それぞれ手術術式が3通り行われている。「開放手術(開腹手術)」「腹腔(ふくくう)鏡手術」「ミニマム創内視鏡下手術」である。

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【第156回】赤あざは血管の先天異常/湘南鎌倉総合病院山下理絵部長

あざ

 形成外科で治療を受ける疾患の中で「あざ」がある。その患者数は形成外科で1、2を競うほど多い。大きさ、重症度と違いはあれ、多くの人が持っている「あざ」は、その原因によって大きく2つに分けられる。湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市)形成外科の山下理絵部長は、以下のように解説する。「メラニンの増殖によるあざと、血管の先天異常を原因とするあざです。前者に入るのが『茶あざ』『黒あざ』『青あざ』で、後者は『赤あざ』です」。

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【第157回】赤、茶、青…レーザーも使い分け/湘南鎌倉総合病院山下理絵部長

あざの治療(上)

 あざは「赤あざ」「茶あざ」「黒あざ」「青あざ」と分けられる。「どのあざなのかは、患者さんのあざを診れば分かります。ただ、治療するにあたっては、きちっと検査を必要とするケースもあります」と、あざや皮膚がんなどの治療で知られる湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市)形成外科の山下理絵部長は言う。

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【第158回】色素レーザーなどが基本/湘南鎌倉総合病院山下理絵部長

あざの治療(中)

 あざの治療の中心は「レーザー治療」。「一言でレーザーといってもさまざまな種類があり、あざによってレーザーを使い分けて治療を行います」と、「あざ」や「皮膚がん」などの治療で知られる湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市)形成外科の山下理絵部長は言う。

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【第159回】レーザー始めたら紫外線に注意/湘南鎌倉総合病院山下理絵部長

あざの治療(下)

 あざの治療はレーザーが中心だが、昔を知っている人は「治らなかったり、ケロイドになるのでは…」と思うかもしれない。「昔はそういうこともありました。しかし、レーザー機器の進歩はめざましく、80年代とは雲泥の差で、安全でしっかりとした治療ができます」と、湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市)形成外科の山下理絵部長は現状を正確に言葉にした。

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【第160回】日照少ない地域に多い患者/国立病院機構宇多野病院斉田孝彦院長

多発性硬化症(上)

 「多発性硬化症」という病気をご存じだろうか。日本の患者数は1万人で、難病の1つ。それを知ると、多くの患者は不安がるが、病気を知って適当な治療を受けると、かなりコントロールができるようになってきた。

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【第161回】日ごと、時間ごとに症状変化/国立病院機構宇多野病院斉田孝彦院長

多発性硬化症(下)

 自己免疫疾患の「多発性硬化症」は、脳、脊髄(せきずい)、視神経からなる中枢神経系のあちこちに病巣ができる。その病巣ができる場所によってさまざまな症状が出てくる。

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【第162回】問診、MRIなどで検査/国立病院機構宇多野病院斉田孝彦院長

多発性硬化症の治療(上)

 多発性硬化症は中枢神経系(脳・脊髄・視神経)のあちらこちらに病巣ができ、いろいろな神経症状を引き起こす。今日では治療がだいぶ進んだこともあって、この病気が難病でも亡くなることはほとんどない。が、それでも…。

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【第163回】ベタフェロン継続使用が重要/国立病院機構宇多野病院斉田孝彦院長

多発性硬化症の治療(下)

 難病の1つとされている「多発性硬化症」。脳・脊髄(せきずい)・視神経からなる中枢神経系のあちこちに病巣ができる自己免疫疾患で、さまざまな神経症状が出てくる。

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【第164回】大半がアレルギー反応/昭和大学病院足立満主任教授

気管支ぜんそく(上)

 「ぜんそく発作は生死にかかわる」といわれていた。ところが、今では-。「最近は新しい治療が研究開発され、ぜんそくがあっても、発作を起こすことなく生活できるようになっています」と、気管支ぜんそく治療の第一人者、昭和大学病院(品川区旗の台)第1内科の足立満主任教授は言う。「息」が苦しく「喘(あえ)ぐ」状態を発作的に繰り返す病気がコントロールできるようになってきたのである。

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【第166回】日記やピークフローで薬の効果判定/昭和大学病院足立満主任教授

気管支ぜんそくの治療(上)

 ゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難、また、せきが長い間(3週間以上)続いているときは、呼吸器科やアレルギー内科を受診し、診察・検査を受けよう。診察は「問診、聴診」から始まり「胸部エックス線検査」「呼吸機能検査」などへと進んでいく。

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【第167回】抗炎症薬で発作予防/昭和大学病院足立満主任教授

気管支ぜんそくの治療(下)

 気管支ぜんそくは、吸入ステロイドを中心とした抗炎症による治療をキチンと継続していれば対応はそれほど難しくはない。

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【第168回】万病のもと 自己判断危険/川鉄千葉病院大森繁成元部長

風邪症候群(上)

 「たかが風邪、されど風邪」-誰もがかかる風邪だが、インフルエンザで命を落とす人もいるし、風邪をこじらせ、肺炎で命を落とす人もいる。

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【第169回】せきの時間帯で症状判別/川鉄千葉病院大森繁成元部長

風邪症候群(下)

 風邪は「風邪症候群」が正式名称。だが「風邪は万病のもと」といわれるように油断は禁物。あとで重病と分かった患者の多くが「風邪だと思っていたのに…」。悔しい言葉がついて出る。鼻腔(びくう)から咽頭(いんとう)までの上気道炎を起こして受診する患者に対し、診察は「問診」からスタート。風邪と思っても、その半分は別の病気ということが統計的に分かっているからである。

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【第171回】出ている症状抑える対症療法/川鉄千葉病院大森繁成元部長

風邪症候群の治療(下)

 内科を受診して「風邪」、いわゆる普通感冒と診断されると薬物治療が基本。「風邪のウイルスは200種類以上あり、それらのウイルスを直接たたく薬は、今のところありません」と、普通感冒に対する現状を話すのは、川鉄千葉病院内科の大森繁成元部長(8月上旬より千葉市花見川区の大森ファミリークリニック院長)。

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【第172回】歩くと下肢に痛みしびれ/東京医科大学病院駒形正志助教授

腰部脊柱管狭窄症(上)

 今年1月、今「最も休まないキャスター」「最も収入の多いキャスター」として有名なみのもんたが手術を行ったことで知られたのが「腰部脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)」。中高年の人々が悩む腰痛や座骨神経痛の原因の1つである。「間歇性跛行(かんけつせいはこう)をきたす疾患として知られています」と、東京医科大学病院(東京・新宿区)整形外科の駒形正志助教授は言う。

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【第173回】重症だと動かなくてもつらい/東京医科大学病院駒形正志助教授

腰部脊柱管狭窄症(下)

 「腰部脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)」は背骨にある神経の通り道の「脊柱管」が、腰椎の加齢変性、周囲の靭帯(じんたい)の変性、腰椎(ようつい)分離・すべり症などが原因で圧迫され、脊柱管が狭くなって神経に影響を及ぼす疾患である。

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【第174回】脊髄造影法は入院必要/東京医科大学病院駒形正志助教授

腰部脊柱管狭窄症の治療(上)

 腰部脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症は脊柱管が狭くなって神経に影響を及ぼす。どこが圧迫されるかによって、しばらく歩くと脚が痛くなって歩けなくなる間歇性跛行(かんけつせいはこう)、両脚全体がしびれたり、強い座骨神経痛のような腰から足先にかけて激痛やしびれが走るなど、さまざまな症状に苦しめられる。患者はこのような症状を訴えて整形外科を受診する。そして、診察が行われる。

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【第175回】保存的と手術的/東京医科大学病院駒形正志助教授

腰部脊柱管狭窄症の治療(下)

 背骨にある神経の通り道の脊柱管(せきちゅうかん)。その腰部にある脊柱管がさまざまな原因で狭くなり、神経を圧迫して腰痛や脚のしびれ、まひなどを引き起こすのが腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症である。

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【第176回】早期発見にダーモスコピー/虎の門病院大原国章部長

皮膚がん

 南極大陸の上空にあるオゾン層が破壊され、より多くの紫外線が地上に降り注ぐようになった。オーストラリアでは皮膚がん患者が急増し、幼児期から日焼け止めクリームを塗るように教育・指導されている。

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【第177回】基底細胞がんの85%は顔に/虎の門病院大原国章部長

皮膚がんの治療(上)

 皮膚にできる代表的な皮膚がんには「基底細胞がん」「有棘(ゆうきょく)細胞がん」「メラノーマ(悪性黒色腫)」「パージェット病」がある。

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【第178回】有棘細胞がんには手術基本/虎の門病院大原国章部長

皮膚がんの治療(中)

 皮膚がんの中で最も多いのが「基底細胞がん」。それに次ぐのが「有棘(ゆうきょく)細胞がん」。紫外線の影響の大きいがんとあって、顔にできることが多い。皮膚の表面の深い部分の有棘細胞の性状に似たがん細胞なのでその名称がついた。

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【第179回(最終回)】転移しやすいメラノーマ/虎の門病院大原国章部長

皮膚がんの治療(下)

 皮膚がんの中で、最近増えているのが「メラノーマ(悪性黒色腫)」。紫外線の害から体を守るメラニンという黒い色素を作り出す細胞・メラノサイトががん化したもので、皮膚がんの中では最も恐れられている。かつては足とか手を切断したからである。今は切断はほとんどない。

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