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ハイテク医療最前線

【第1回】名医も脱帽する能力/医誠会病院ロボット手術センター堀田隆久所長

手術ロボット(1)

医療の歴史は道具の進化と切り離せない関係にある。高度先進医療はコンピューターを筆頭に先端技術のオンパレードである。職人芸の世界とも言われる外科手術においても手術ロボットが登場している。

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【第2回】膵臓・肝臓がんの内視鏡下も行う/医誠会病院ロボット手術センター堀田隆久所長

手術ロボット(2)

 内視鏡下手術を行う手術ロボットは97年にドイツで導入されたのを皮切りに治療実績を重ねている。日本でも01年以降、導入医療機関において胆石症、気胸、胃がん、大腸がんなどの手術が行われている。慶応義塾大学病院ではこれまで難しかった膵臓(すいぞう)・肝臓がんへの内視鏡下手術を実施している。

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【第3回】厚労省承認が普及ハードル/医誠会病院ロボット手術センター堀田隆久所長

手術ロボット(3)

 人間以上の技術を発揮し体への負担を減らす手術ロボット。将来的には主流になると誰もが予想している。しかし現状での普及となるとハードルがいくつかある。最も大きな問題は医療器具として厚生労働省の承認がいつ下りるかである。

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【第4回】小腸の検査目的で開発/アールエフ丸山次郎社長

カプセル内視鏡(1)

 長さ約3センチ、直径約1センチのカプセルを薬のように飲み込む。カプセルは蠕動(ぜんどう)運動に従って食道、胃、十二指腸、小腸、大腸へ移動し8時間ほどで体外に排出される。その間、カプセル内にあるカメラは消化管内を撮影し続け、モニター装置にデータを送る。

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【第5回】カメラ回転87万枚画像撮影/アールエフ丸山次郎社長

カプセル内視鏡(2)

 カプセル内視鏡のシステムは、基本的には、カメラ内蔵のカプセル、カプセル内から送信される画像データのセンサーおよび記録装置、撮影画像を処理するワークステーションの3つで構成されている。それぞれの部分でバージョンアップが図られている。

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【第6回】胃カメラとしても期待/アールエフ丸山次郎社長

カプセル内視鏡(3)

 現在、カプセル内視鏡が一番期待され、利用されているのは小腸内の検査。その目的で開発され、今のカプセル内視鏡は、食道や胃の撮影には適していない。食道は通過時間が短く、胃は大きすぎるためカメラレンズのピントが合わずカプセル内部から照らすライトの明るさも不十分なためだ。

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【第7回】心臓は完全置換型と左心補助/東北大加齢医学研究所山家智之教授

人工臓器(1)

 機械は故障した部分を取り換えれば元に戻る。人の体も取り換えがきけば同じである。臓器移植はその例だ。機能を代行するものがあればやはり同じ。人工臓器は傷んだ臓器の代行を目的として開発され現在、さまざまな治療で使用されている。

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【番外編】脳腫瘍などに威力ガンマ・ナイフ

ガンマ・ナイフ

 最先端技術を駆使しているのがハイテク医療。しかし、中にはかなり前に開発され、最近になって注目されているものもある。開頭せずに脳腫瘍(しゅよう)手術ができるガンマ・ナイフはその最たる例。“最新の治療装置”と紹介されていることもある。

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【第8回】臨床応用段階「ハイブリッド型肝臓」/東北大加齢医学研究所山家智之教授

人工臓器(2)

 さまざまな機能を持つ臓器の完全人工化は極めて難しい。それでも一部の機能を代行できれば医療への応用は広がる。人工肺は心臓手術の際、二酸化炭素と酸素のガス交換を行うために使われている。人工腎臓(透析装置)も血液をきれいにする機能を代行している。半透膜という特殊な膜を介して血液から老廃物を取り除いている。人工臓器の開発で知られる山家(やんべ)智之・東北大学加齢医学研究所教授は「一部とはいってもかなり複雑な機能も代行できるようになってきています」と話す。

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【第9回】形状記憶合金利用の人工括約筋/東北大加齢医学研究所山家智之教授

人工臓器(3)

 人工臓器開発は患者のQOL(生活の質)向上や使いやすさ、負担の少ないことも重要なテーマになっている。形状記憶合金とエネルギー伝達システムを組み合わせた人工括約筋を開発した東北大学加齢医学研究所の山家(やんべ)智之教授は次のように話す。

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【第10回】食事支援ロボットの価格40万円/芝浦工大システム工学部米田隆志教授

介護・医療支援(1)

 今年3月、触覚センサー付きの介護ロボットがお目見えした。視覚、聴覚、嗅覚(きゅうかく)もある人間型ロボットだ。理化学研究所バイオ・ミメティックコントロール研究センターが開発し、人間を優しく抱き上げることを目指したものという。

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【第12回】ゲーム感覚のリハビリロボット/芝浦工大システム工学部米田隆志教授

介護・医療支援(3)

 衰えた機能を回復させるリハビリテーションは介護・福祉でも重視されるようになってきた。寝たきりを防ぐ対策にもなる。寝たきり者の日常生活支援のための福祉ロボットシステム開発を主な研究テーマとしている芝浦工業大学の米田(こめだ)隆志教授は、リハビリ分野におけるロボット開発について次のように話す。

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【第13回】カメラ付き「医心伝信」で診断/太田病院太田隆正副院長

遠隔在宅医療(1)

 岡山県新見市。広島と鳥取に接する県の最西北端に位置する。全域が中国山地に属し、広さは岡山県の11%ほどを占める。人口約3万8000人。過疎化、少子高齢化も進んでいる。

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【第14回】心理的な面での評価高い/太田病院太田隆正副院長

遠隔在宅医療(2)

 岡山県新見市における遠隔在宅医療システム実験は、訪問介護支援と家族介護への支援を中心に行われている。いずれも訪問看護師が携帯型通信端末機器(医心伝信)を療養者宅に持って行く。

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【第15回】報酬、保険、認知度が課題/太田病院太田隆正副院長

遠隔在宅医療(3)

 岡山県新見市の遠隔在宅医療システムの実証実験はいろいろな改良が加えられている。患者宅に持ち込まれる端末機器(医心伝信)も小型・軽量化している。現在、使用しているものは約7キロあるが、改良型の医心伝信2は重さ・容積が50~60%コンパクト化され、画面サイズは13インチから14インチへ大きくなっている。プライバシー保護のため通信内容の暗号化も可能になっている。

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【第16回】足腰に低出力照射の不妊症治療/日本臨床医療レーザー協会菊山賢理事長

レーザー(1)

 ハイテク医療で普及している1つがLASER(レーザー)。誘導放出による光の増幅、という意味のLight Amplification by Stimulated Emission of Radiationの頭文字を取ったものだ。

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【第17回】前立腺肥大症手術にも利用/日本臨床医療レーザー協会菊山賢理事長

レーザー(2)

 男性に増えている病気に前立腺肥大症がある。年齢と深い関係があり、40~50代から症状が出始め、60歳を過ぎると半数以上の人が夜間頻尿を訴える。80歳までに80%の男性が前立腺肥大症になるといわれている。

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【第18回】床ずれ治療など介護面でも活用/日本臨床医療レーザー協会菊山賢理事長

レーザー(3)

 もともと軍事・通信・工業用として開発されたレーザーは応用範囲が広く、研究開発も盛ん。その成果は医療用として活用されてもいる。今後も医学的にかなり期待がされているハイテク技術である。

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【第19回】日本発信の前立腺がん治療法/東海大八王子病院内田豊昭教授

HIFU療法(1)

 ハイテク医療は欧米生まれのものが多いが、日本が発信地となっているものもある。前立腺がんの治療法として注目されている高密度焦点式超音波療法がそれに当たる。英語の頭文字からHIFU(ハイフ)と呼ばれている。

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【第20回】日帰り可能簡単治療/東海大八王子病院内田豊昭教授

HIFU療法(2)

 前立腺がんの最新治療として世界中から関心を寄せられているHIFU(ハイフ)治療は、日帰り治療も可能なほど簡単なのも特徴。装置は小型冷蔵庫ほどの大きさで、前立腺を観察するモニターと出力を調整するモニター、患部に超音波を出すプロープと呼ばれる部分、プロープ内を還流する水を冷やす自動冷却装置で構成されている。

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【第21回】何度でも行える長所、再発にも有効/東海大八王子病院内田豊昭教授

HIFU療法(3)

 前立腺がんのHIFU(ハイフ)療法は始まったばかりともいえるが、その治療効果のデータは好成績を示している。前立腺がんでは前立腺の特異的なたんぱく質(PSA=前立腺特異抗原)が指標となる。正常でもPSAは血液中に存在するが、値が高いほど前立腺がんの疑いが濃くなる。

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【第22回】魔法の耳もトレーニング必要/東京医科大学河野淳助教授

人工内耳(1)

 耳鼻咽喉科で最も多い相談は耳の聞こえ、難聴に関するもの。70歳を過ぎれば3分の1の人が難聴を自覚している。補聴器を必要とする難聴者は現在、500万人程度はいるといわれている。聴覚障害を招く原因はいろいろあるが、内耳の感覚細胞が傷つく難聴は回復不能。補聴器を利用することになる。

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【第23回】装用後生活で会話に積極性増す/東京医科大学河野淳助教授

人工内耳(2)

 人工内耳の手術は耳介部(耳の後ろ)を5~6センチ切って内部機器を埋め込む。傷口が小さいため術後の痛みもほとんどない。通常の入院期間は1週間程度。退院後は普通の生活に戻れる。

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【第24回】コミュニケーション手段の1つ/東京医科大学河野淳助教授

人工中耳

 人工内耳手術は内耳部分に異常のある難聴治療だが、慢性中耳炎などが原因となる難聴治療として人工中耳も開発されている。鼓膜・ツチ骨・キヌタ骨の機能を代替する埋め込み型補聴器である。

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【第25回】正常な組織を傷つけず照射/東北大学大学院医学系研究科山田章吾教授

IMRT治療(1)

 放射線治療は、手術、薬物治療と並んで、がん治療の3大柱となっている。互いに組み合わせることも少なくない。早期発見をすればがんは治る病気になってきたが、治療による体へのダメージは他の病気と比べ大きいのが普通である。

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【第26回】従来の放射線より副作用激減/東北大学大学院医学系研究科山田章吾教授

IMRT治療(2)

 IMRT(強度変調放射線治療)は診察、治療計画(シミュレーション)を経て照射治療が行われる。通常の放射線治療の進め方と同じだが、治療計画には時間をかける。

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【第27回】機器あっても専門医少ない/東北大学大学院医学系研究科山田章吾教授

IMRT治療(3)

 理想的な放射線治療を可能にするIMRT(強度変調放射線治療)だが、今後の普及にあたって治療にあたる放射線専門医が少ないという問題がある。一般に日本は最先端機器の導入スピードは早いが、取り扱う専門家が少ないことが指摘される。

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【第28回】病巣部のみを効率よく破壊/国立がんセンター東病院萩野尚部長

陽子線治療(1)

 がん治療の3大柱は手術、抗がん剤、放射線治療。それぞれの組み合わせも多いが、この10年間、最も技術革新が進んでいるのは放射線治療だ。その最先端との声も高いのが陽子線治療だ。

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【第29回】1回の照射時間2、3分 外来も可能/国立がんセンター東病院萩野尚部長

陽子線治療(2)

 がんの放射線治療の最先端といわれる陽子線治療施設は今のところ、筑波大学陽子線医学利用研究センター(茨城)、国立がんセンター東病院(千葉)、若狭湾エネルギー研究センター(福井)、静岡がんセンター、兵庫県立粒子線医療センターの5カ所しかない。

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【第30回】費用対効果、普及方法が課題/国立がんセンター東病院萩野尚部長

陽子線治療(3)

 陽子線による治療で期待が大きいのが、これまで手術が困難だったがんへの適用。眼腫瘍(しゅよう=眼メノラーマ)は手術が難しく、従来の放射線治療では失明の危険性が高い。米国での統計では治療5年後の生存率が80%、局所の再発がない局所制御率は96%と極めて良好な成績を上げている。

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【第31回】採卵・採精のベスト尽くす/山王病院井上正人院長

高度不妊治療(1)

 少子化時代である。25年連続で出生数も減少している。が、その一方で子どもの欲しいカップルが不妊治療を受けるケースも増えている。現在、何らかの不妊治療を受けているカップルは50万組に達している、という。

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【第32回】ガラス化法で卵子凍結保存実現/山王病院井上正人院長

高度不妊治療(2)

 高度不妊治療のカギを握るのは受精/胚(はい)移植の過程である。採卵した卵子、採精した精子を合わせる。卵子は体内環境に近い培養液中で成熟度を高める処置をする。精子は元気のいいものが選抜されているが、それほどでもない場合も受精させる技術が使われている。

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【第33回】自然に近い受精卵の卵管移植/山王病院井上正人院長

高度不妊治療(3)

 不妊治療の眼目ともなるのが受精卵を女性の体内に戻す胚(はい)移植。受精卵ではなく体外に取り出した卵子、精子を一緒に戻す方法もある。受精卵は子宮内に戻されるが配偶子卵管内移植(GIFT)、体外受精卵卵管内移植(ZIFT)と呼ばれる方法は卵巣と子宮をつなぐ卵管内に移植する。

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【第34回】パルス発生器とリードを埋め込む/NTT東日本関東病院大瀬戸清茂ペインクリニック科部長

脊髄電気刺激療法(1)

 体の痛みは著しくQOL(生活の質)を低下させる。痛みが別の痛みを呼ぶという悪循環も起こりがちである。病気の種類によっては痛みをまず除くことが回復を早める重要な要素にもなる。

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【第35回】タイマー機能で痛みコントロール/NTT東日本関東病院大瀬戸清茂ペインクリニック科部長

脊髄電気刺激療法(2)

 脊髄(せきずい)神経を電気的に刺激することで痛みを緩和させる脊髄刺激装置埋め込み手術は、薬物療法や神経ブロック療法などでも効果がない難治性の慢性疼(とう)痛に悩む人が対象になる。

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【第36回】バッテリーの平均寿命は10年/NTT東日本関東病院大瀬戸清茂ペインクリニック科部長

脊髄電気刺激療法(3)

 強い痛みが続く難治性の慢性疼(とう)痛の治療法として注目を集める脊髄(せきずい)電気刺激法は、保険が利くが高額医療に該当する。3割負担でも52万6500円かかる。

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【第37回】新バイオチップで唾液測定10分/産業技術総合研究所脇田慎一チーム長

ストレスマーカー(1)

 人気落語家春風亭昇太の傑作に「ストレスの海」という新作落語がある。悪いことはすべて、ストレスのせいだわ~、で片付ける人物が登場する。すぐストレスを持ち出す現代人を皮肉っている内容なのだが、もしかしたら…と思ってしまうほど現代社会にとってストレスは悪玉である。

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【第38回】低濃度、新技術で測定可能に/産業技術総合研究所脇田慎一チーム長

ストレスマーカー(2)

 体にストレスがかかると、分泌量や活性度が変化する体内物質がいくつかある。これがストレスマーカー(指標)になる。興奮すると分泌量が増加するアドレナリンやストレスホルモンとして有名になったコルチゾールなどは代表的なものだ。

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【第39回】家電産業、自動車業界からも注目/産業技術総合研究所脇田慎一チーム長

ストレスマーカー(3)

 現代社会では万病のもとにもなるストレス。その対処法は健康長寿社会を実現するにも不可欠だ。その1歩となりそうなのが、個人のストレス度を客観的に測定できる機器の開発である。

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【第40回】生活習慣病発症の30%が遺伝関係/信州大病院福嶋義光教授

遺伝子検査(1)

 知りたいことが分かる、知らないことが分かる、知るべきことが分かる、知りたくないことが分かる…遺伝子検査のことである。遺伝子解析やバイオ技術の進展により遺伝子検査で分かることが急速に増えている。

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【第41回】究極の個人情報、取り扱い要注意/信州大病院福嶋義光教授

遺伝子検査(2)

 遺伝子(DNA)検査は血液や粘膜から採取した細胞を使って行われる。まずPCR法と呼ばれる方法で、DNAの複製を行う。簡便なこの方法を確立したケアリー・B・マリス博士は93年にノーベル化学賞を受賞している。

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【番外編】ナノ技術でがん早期発見へ

がんの先進的診断

 医療は厚生労働省が管轄している分野だが、ハイテクと名がつくと経済産業省も力を入れる。新経済成長戦略の中に「先進的医療機器・技術」を拡充することが国際競争力の強化になると位置付けている。

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【第42回】出生前診断でも大きな役割/信州大病院福嶋義光教授

遺伝子検査(3)

 病気と遺伝子のかかわりは医学界で最もホットな研究テーマである。最近のニュースをみても「横浜市立大、神経疾患原因たんぱく質の立体構造を解析(7月)」「金沢大など日米チームが大腸がんを促すたんぱく質発見(6月)」「京大など記憶に重要な働きのあるたんぱく質も発見(6月)」「欧米では10人に1人、太りやすいDNAの型発見(4月)」などめじろ押しである。

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【第43回】角膜、心筋などが臨床応用段階/東京女子医科大学岡野光夫教授

細胞シート(1)

 これからの医療の柱となるのが再生医療。人工的に培養した細胞を使い、病気や事故などで機能を失った臓器や組織に一部を修復する医療である。現在、治療が困難な疾患に対しても応用が可能なため、大きな期待が寄せられている。

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【第44回】食道がん手術後の狭窄を防ぐ/東京女子医科大学岡野光夫教授

細胞シート(2)

細胞シートによる臨床治療では、角膜移植が治験として20例ほど行われている。西田幸二東北大教授が大阪大に所属していた時代にスタートさせた。細胞シート工学の開発者である東京女子医大の岡野光夫教授(先端生命医科学研究所所長)との共同研究で角膜上皮細胞シートをつくり、角膜上皮移植手術を行っている。

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【第45回】肝臓、膀胱組織の再生にも/東京女子医科大学岡野光夫教授

細胞シート(3)

 細胞シートを使った病気治療の可能性は範囲が広い。細胞シート工学の開発者である東京女子医科大先端生命医科学研究所所長の岡野光夫教授の下には、他大学も含めて多くの臨床専門医が共同研究を行っている。

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【第46回】宇宙で植物育成のNASA技術応用/神戸大名誉教授市橋正光

肌の光療法(1)

 シワやシミを取り、肌を若返らせる療法が大はやりである。シワは肌に弾力を与えている真皮部分のコラーゲンやエラスチンなどが変性することが原因。真皮が委縮すると深いシワができる。シミは色素細胞で作られすぎたメラニン色素が表皮や、一部真皮内に沈着を起こすことで現れる。

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【第47回】フォトフェイシャルで若返り/神戸大名誉教授市橋正光

肌の光療法(2)

 古い組織を取り除き、新しい皮膚の再生を促すのが光療法。シワ・シミ取りに応用され、肌の若返り治療して関心が高い。いろいろな光エネルギーが使われているが、普及のきっかけとなったのがフォトフェイシャルと呼ばれる機器。米国で開発された。

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【第48回】LED照射で細胞活性化/神戸大名誉教授市橋正光

肌の光療法(3)

 肌を若返らせる光療法は、さまざまな光エネルギーを利用する治療機器が登場している。LED(発光ダイオード)もその1つ。発光ダイオードはテレビのリモコンにも使われているが、医療用への応用も10年以上前から研究されている。

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【第49回】42・5度の熱でがん細胞消滅/船橋市立医療センター黒崎弘正医師

ハイパーサーミア(1)

 ハイパーサーミアを日本語にすると温熱療法。狭義的には“がん温熱治療”を意味する。マイクロ波やラジオ波を利用して腫瘍(しゅよう)部分を42・5~43度に加熱し、がん細胞を殺す治療法である。

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【第50回】1時間でOK、身体的負担なし/船橋市立医療センター黒崎弘正医師

ハイパーサーミア(2)

 がんの温熱療法ハイパーサーミアは、週に1回もしくは2回のペースで行われる。時間は機械の準備を含めて1時間ほどで済む。腫瘍(しゅよう)の局所をラジオ波やマイクロ波を出す発振器を当てるだけなので、身体的負担はない。

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【第51回】現状では臨床例不足で第4軍/船橋市立医療センター黒崎弘正医師

ハイパーサーミア(3)

 がん細胞は温まりやすく熱に弱いという性質を利用したハイパーサーミア(がん温熱療法)は、患者のQOL(生活の質)を考えると、普及が期待される治療法である。

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【第52回】新しい血管作る狭心症治療/東北大下川宏明教授

低出力体外衝撃波治療(1)

 東北大病院(仙台市)で昨年11月から世界的にも関心が寄せられている臨床試験が始まっている。手術などが困難な重度の狭心症患者を対象にした低出力衝撃波治療法である。

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【第53回】麻酔も開胸手術も必要なし/東北大下川宏明教授

低出力体外衝撃波治療(2)

 重度の狭心症患者への低出力体外衝撃波治療は多くの長所を持っている。最大のメリットは患者の体への負担が少ないことだ。実際の治療は治療機器を左前胸部に当て、医師が心エコー画面を見ながら焦点を決めて照射ボタンを押す。心臓の拍動に合わせ、自動的に患部に照射する仕組みになっている。

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【第54回】血流回復で脳梗塞、糖尿病に応用/東北大下川宏明教授

低出力体外衝撃波治療(3)

 血管を作る作用のある血管内皮増殖因子を増やす低出力体外衝撃波治療は、心臓病以外の治療への期待がある。開発者の下川宏明・東北大教授は「まずは狭心症治療で効果を示す実績を積み上げることが大事」と話すが、新生血管を作り血流が回復することが、将来的にいろいろな病気治療につながる点は大いに期待している。

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【第55回】生活習慣病のリスク減らす/ジェネレックス橋本昭彦社長

栄養遺伝子検査(1)

 同じものを同じ量だけ食べても太る人もいるし、太らない人もいる。いわゆる体質の差だ。肥満遺伝子、倹約遺伝子と呼ばれるアドレナリンβ3受容体は、脂肪細胞にアドレナリンを受け入れ、脂肪を分解してエネルギーを消費させる働きがある。

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【第56回】個人差生む25種の配列の違い/ジェネレックス橋本昭彦社長

栄養遺伝子検査(2)

 遺伝子のちょっとした配列の違いは、栄養吸収や代謝に個人差を生む。それを調べるのが栄養遺伝子検査。日本でも検査サービスが始まっている。ジェネレックス社の栄養遺伝子検査ではアンジオテンシン変換酵素、葉酸代謝酵素、活性酸素ディムスターゼ、ビタミンD受容体、脂肪細胞分化制御遺伝子など25種類の遺伝子を調べる。

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【第57回】「一生に一度」の究極個人情報/ジェネレックス橋本昭彦社長

栄養遺伝子検査(3)

 遺伝子型のちょっとした違いは健康を大きく左右する。有名な例がイタリア北部リモネ村に住むポルタトーリ(遺伝子を運ぶ人)と呼ばれるごく少数の人たち。動脈硬化を防ぐ遺伝子にちょっとした変異がある。そのため動脈硬化を防ぐたんぱく質が2つ1組に合体でき、普通の人の3~5倍も多くコレステロールを取り除ける体質になっている。

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【第58回】骨再生を促す細い孔/東京大学鄭雄一助教授

移植用テーラーメード人口骨(1)

 手術による骨切除や骨折後の癒合不全などの場合、骨の移植が行われる。欠けた場所に骨を入れ込む手術で、年間8万件以上に上る。

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【第59回】インクジェット方式を応用/東京大学鄭雄一助教授

移植用テーラーメード人口骨(2)

 印刷技術のインクジェット方式から作られる人工骨が、今年から本格的な臨床研究、治験段階を迎えている。04年から有効性と安全性を確認するため13頭のビーグル犬に対し骨移植を行い、その結果をもとに今年1月、東大病院倫理委員会で臨床研究が承認され、今年度末か来年度初めにかけて全国10カ所前後の医療機関でも治験をスタートさせる予定になっている。

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【第60回】高強度化と骨再生早める/東京大学鄭雄一助教授

移植用テーラーメード人口骨(3)

 インクジェット方式で作られる人工骨の移植の当面の対象疾患は、頭蓋(ずがい)や顎(がく)顔面部などの荷重のかからない骨の欠損や変形(先天性、外傷性、術後性、腫瘍=しゅよう=性)となっている。

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【第61回】“着るロボット”で動作補助/東京理科大小林宏助教授

自立支援機器(1)

 高齢社会の目標は元気で長生きすることである。しかし、実際にはそう簡単にはいかない。国民生活基礎調査では、65歳以上の高齢者の4人に1人が、日常生活に何らかの支障があると回答している。となると、介護を含めて周囲のサポートが必要になってくる。

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【第62回】動作補助と同時にリハビリ効果も/東京理科大小林宏助教授

自立支援機器(2)

 要介護者の自立支援を目指して開発されたマッスルスーツ。着用した人の意思で自在に動かせるような完成度の高いモデルが作られている。9月27日から3日間、東京ビッグサイトで開催される第33回国際福祉機器展にも出品される。

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【第63回】電磁ブレーキ方式による筋トレ措置/東京理科大小林宏助教授

自立支援機器(3)

 自立支援機器では、筋肉訓練を中心とするリハビリテーション用の開発が関心を集めている。介護保険の見直しもあって適切なリハビリによる高齢者の自立支援の取り組みが始まっている。

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【第64回】老化促進させる病気の判断/東海大学医学部久保明教授

エイジング診断(1)

 サクセスフル・エイジングという言葉がある。エイジング(加齢・老化)とともに、体は機能が低下し、最終的には死を迎える。その老化を最低限に抑えられ、うまく老化した状態をこう呼んでいる。120歳ともいわれる人の最大寿命まで生きることも可能になる状態である。

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【第65回】アディポネクチンに注目/東海大学医学部久保明教授

エイジング診断(2)

 エイジング診断は、さまざまな角度からの検査から判定されている。老化の速度は体の部分によって違い、個人差も大きい。どこかの器官・組織の老化がキーポイントとなって、全体の老化を進行させることも多い。

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【第66回】運動、栄養などのカウンセリング必要/東海大学医学部久保明教授

エイジング診断(3)

 東海大学医学部付属病院の抗加齢ドックを担当する久保明教授は、エイジング診断の先駆者といえる存在。高輪メディカルクリニックの健康寿命ドックで1000人以上の受診者データを解析し、学会、英文医学雑誌で発表している。

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【第67回】CRP値で病気の進行度判断/日本衛生検査所協会赤石清美専務理事

検体検査(1)

 病気治療に検査は欠かせない。原因を調べる、診断の確認、病気の進行具合、薬の副作用の度合い、治療効果の確認などに必要な情報がデータとして示される。

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【第68回】40種類ある腫瘍マーカー/日本衛生検査所協会赤石清美専務理事

検体検査(2)

 尿や血液、細胞を採取して調べる検体検査。がん検診ともなる腫瘍(しゅよう)マーカーの検査をすることが増えている。がん細胞は体内で特有な物質(糖たんぱく質、ホルモン、酵素など)を出す。また、がん細胞と反応して正常細胞がつくり出す物質もある。そうした物質を腫瘍マーカーと呼び、40種類ほど分かっている。

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【番外編】ドーピングには最新技術フル稼働

検体検査

 病気を調べるばかりが検体検査ではない。スポーツ界で大問題となっているドーピング検査は、最新検査技術がフル活動している分野だ。ドーピング検査は世界反ドーピング機関(WADA)が公認している世界31の検査機関が担当している。日本にも1社あり海外大会、国内大会のドーピング検査を行っている。

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【第69回】遺伝子を調べて病気予防に活用/日本衛生検査所協会赤石清美専務理事

検体検査(3)

 臨床検査で活用度が高まっているのが遺伝子検査。病気発症の原因となる遺伝子が特定されるようになってきたからだ。検査機関団体の日本衛生検査所協会の調査でも白血病を中心に、がんの遺伝子検査・染色体検査の受託件数が増加している。

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【第70回】実用化最終段階の人工赤血球/早大理工学術院武岡真司教授

人工血液(1)

 現在、人工血液の研究が急速に進んでいる。血液は細胞に酸素や栄養を運び、体に侵入した病原体を排除する免疫システムなど生体維持の重要な役割を担っている。その血液の機能を代替するのが人工血液である。

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【第71回】輸血への不足と安全問題解決/早大理工学術院武岡真司教授

人工血液(2)

 実用化の準備期間に入っている人工赤血球には大きな期待がある。輸血に使う血液製剤が献血に頼るしかないからだ。日本では少子高齢社会が進み、輸血の必要量と献血量のバランスが不安定になってきている。米国では2030年には毎年200万リットルもの血液が不足するとの予測数字もある。

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【第72回】形状、大きさ自由に設計できる血小板/早大理工学術院武岡真司教授

人工血液(3)

 人工血液では人工血小板の開発も始まっている。早稲田大学理工学術院の武岡真司教授も人工赤血球の技術を利用した研究開発に着手している。

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【第73回】過誤を防ぎ成功率を上げる/東京女子医科大学伊関洋助教授

インテリジェント手術室(1)

 インテリジェントビルという言葉がある。IT関係の用語としても登場する。一般的には高度なIT/OA環境に対応し、最先端の設備と機能が総合的に整備されたオフィスビルを指すが、そこには重要な設計思想がある。

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【第74回】画像診断機器で取り残し防ぐ/東京女子医科大学伊関洋助教授

インテリジェント手術室(2)

 東京女子医科大学病院では、悪性脳腫瘍(しゅよう)除去を中心にインテリジェント手術室で治療を行う例が増えている。MRI手術室とも呼ばれるように磁気共鳴画像装置のMRIをフルに活用できるように設計された手術室だ。

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【第75回】普及へ垣根取り払った協力が不可欠/東京女子医科大学伊関洋助教授

インテリジェント手術室(3)

 インテリジェント手術室は、機能面から最新鋭機器や新たに開発された機器が導入されているが、最先端医療を目標にしているわけではない。より安全で成功率が高まる手術システムの確立が目的になっている。

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【第76回】透析に似た活性白血球の除去/松野リウマチ整形外科松野博明院長

関節リウマチのLCAP療法(1)

 関節リウマチは昔から知られる病気だが、現行の診断基準が確立されたのは1987年と意外と新しい。それだけ分からないことが多かった病気といえる。

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【第77回】週1回のペースで5回80万円/松野リウマチ整形外科松野博明院長

関節リウマチのLCAP療法(2)

 関節リウマチの新しい治療法であるLCAPは次のような手順で行われる。(1)片方のひじ、または太ももなどの静脈から血液を抜き出す(2)特殊な除去フィルターを使い、活性化された白血球を取り除く(3)フィルターで浄化された血液を逆側の静脈から返血する。専用の機器を使い、治療時間は約1時間。1回の治療で2000~3000ミリリットルの血液が白血球除去フィルターを通る。腎臓透析のリウマチ版ともいえる。

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【第78回】「生活の質」保ち進行止める/松野リウマチ整形外科松野博明院長

関節リウマチのLCAP療法(3)

 関節リウマチの治療法は現在、かなり進化してきている。従来の痛みなどを抑えるだけの治療から、進行を早くから食い止め、QOL(生活の質)をいかに保つかが、重要視されるようになっている。

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【第79回】すでに16例、有効性証明/先端医療センター浅原孝之副所長

血管再生医療(1)

 再生医学、再生医療に対する期待は大きい。臓器移植や人工臓器が、ドナー(提供者)不足、免疫反応(拒絶反応)、代替機能の限界など簡単に解決できない問題を抱えているからだ。

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【第80回】米国では心筋梗塞にも適用/先端医療センター浅原孝之副所長

血管再生医療(2)

 先端医療センター(神戸市)で行われている血管再生(治療)の臨床研究は、閉塞(へいそく)性動脈硬化症(ASO)と難病指定のバージャー病(ビュルガー病)の患者を対象に行われている。どちらも下肢動脈が詰まり、最終的に足の切断につながるケースがある。

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【第81回】血管は基本的なインフラ設備/先端医療センター浅原孝之副所長

血管再生医療(3)

 幹細胞の内皮前駆細胞(EPC)を使う血管再生は、他の臓器、組織への幹細胞治療の可能性も大きくする。EPCの発見者で血管再生治療を進めている先端医療センター(神戸市)の浅原孝之副所長は「臓器や組織が再生するには、栄養と酸素を供給する血液が必要です。血管がない場所では再生医療も効果を発揮しないといえます。血管は基本的なインフラ設備です」と話す。

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【第82回】高周波エネルギーで患部蒸発/聖マリアンナ医大橋本卓雄教授

電磁場メス(1)

 脳腫瘍(しゅよう)と聞くと、助からない病気というイメージがある。手術の成功率も低いはずと思ってしまう。実際にはそんなことはない。脳腫瘍は脳内に腫瘍ができる病気の総称。脳のがんだが、いろいろなタイプがあり、比較的多い神経膠(こう)腫(グリオーマ)と呼ばれる脳腫瘍手術の5年生存率は90%台に達している。

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【第83回】出血しやすく硬い腫瘍により有効/聖マリアンナ医大橋本卓雄教授

電磁場メス(2)

 これまで手術適用が難しかった脳深部の腫瘍(しゅよう)手術を可能にしたのが、電磁場メスと呼ばれる最新鋭の手術装置である。従来の電気メスの数十倍の高周波エネルギー(13・56メガヘルツ)が生じ、メスの先端が触れた部分を高熱(250度)で蒸発・気化してしまう。

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【第84回】内視鏡に組み込み患者負担少なく/聖マリアンナ医大橋本卓雄教授

電磁場メス(3)

 脳腫瘍(しゅよう)ができる原因は何なのか。実はよく分かっていない。肺がん、乳がん、腎臓がんなどから転移した脳腫瘍を別とすると、危険因子としてはっきり指摘されているものは今のところない。はっきりしているのは脳腫瘍ができると生命維持から知的活動まで阻害されやすく、腫瘍を取り除くことが必要になることだ。

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【第85回】心臓CTはより優しく、鮮明/東京慈恵医大病院福田国彦教授

画像診断(1)

 エックス線写真でおなじみの画像診断は、ハイテク医療最前線の申し子のような存在である。エックス線を発見したW・レントゲン博士は第1回(1901年)ノーベル物理学賞に輝き、CT(コンピューター断層撮影)技術を開発したG・ハウンズフィールズ博士とA・コーマック博士は1979年、MRI(磁気共鳴画像装置)の原理を発見したP・ラウターバー博士とP・マンスフィールド博士は2003年に、それぞれノーベル医学・生理学賞を受賞している。

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【第86回】血栓タイプ識別しリスクも予測/東京慈恵医大病院福田国彦教授

画像診断(2)

 最新鋭機器が続々、登場しているCT(コンピューター断層撮影)は、病気診断・治療に大きなウエートを占めている。通常のエックス線撮影は体の内部が1枚の平面写真になる。全体が重なり合うため、隠れてしまう部分がどうしてもある。

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【最終回】過剰傾向にある画像検査/東京慈恵医大病院福田国彦教授

画像診断(3)

 現代医療のキーワードともいわれるのが画像診断。技術の進歩で微細な病変部をとらえられる。健康診断、人間ドックなど病気の1次予防、2次予防(早期発見)でも活用されている。

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