健康連載ブログ

2007年05月13日

この病気にこの名医Part3

【番外編】失敗しない5つの条件

インプラント治療

 乳歯、永久歯に次いで「第3の歯」といわれているのがインプラント(人工歯根)。あご骨とインプラントが一体化すると、入れ歯やブリッジなどとは異なり、まさに第3の歯としてほとんど違和感なく物をかむことができる。それだから、今日、インプラントの人気は高い。その一方で、インプラントの治療の失敗で泣いている患者が増えている現実が指摘されている。

 1本40万~60万円はする高額な治療だけに、それで失敗されたのではたまったものではない。失敗例を多く耳にするようになった今だからこそ、泣かされないためにインプラント治療の名歯科医の見分け方を知っておくべきである。

 <1>「すぐにインプラント治療を始めようとする歯科医はもってのほか!」 早く治療をして早く治療費を振り込ませようと考えている歯科医もいる。基本的にすぐに手術にはならない。インフォームドコンセント(十分な説明と同意)、歯科用エックス線の撮影、CT(コンピューター断層撮影)検査、コンピューター上でのインプラント埋入計画、全身疾患チェックのための血液検査などがあるので、どんなに早くても手術までには10日間はかかる。

 <2>「インフォームドコンセントがしっかり行われている」 初診時に、治療期間、費用、治療方法など、患者が知りたいと思うすべてのことを分かりやすく説明し、しっかり疑問にも答えてくれる歯科医であること。

 <3>「インプラント治療経験者の話を聞く」 歯科医院の看板に「インプラント」と書かれてあれば、それで安心というものではない。できれば、実際にその歯科医のインプラント治療を受けた人に話を聞いてみる。真実の声が聞けるはずである。

 <4>「同業者の治療を多く行っている」 歯科医も医師も自分で自分の手術はできない。歯科医が自分の手術を託すときは、仲がいいではなく、信頼できる歯科医のところを受診する。だから、同業者が多く手術を受けている歯科医は大丈夫。

 <5>「手術室はなくても良いが、衛生面がしっかりしている」 手術室がなくても、手術の際、衛生面にしっかり対応している。例えば手術をするときは他の患者さんがいないときに行うなどの工夫をしている。また、歯科医のみならず歯科衛生士など、そこで働く全員が衛生面にしっかり対応している。

 【医療ジャーナリスト松井宏夫】

May 13, 2007 10:00 AM

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