2005年09月02日
アンチエイジング医学最前線
【第50回】神経質はなりやすい
「男性更年期障害」
男性更年期障害かどうかを判定する簡単なチェックリストがある。10項目に「はい」「いいえ」で答えるものだ。
<1>性欲(セックスをしたいという気持ち)はありますか?
<2>元気がなくなってきましたか?
<3>体力あるいは持続力の低下はありますか?
<4>身長が低くなりましたか?
<5>「日々の愉(たの)しみ」が少なくなったと感じていますか?
<6>物悲しい気分/怒りっぽいですか?
<7>勃起(ぼっき)力は弱くなりましたか?
<8>最近、運動をする能力が低下したと感じていますか?
<9>夕食後うたた寝をすることがありますか?
<10>最近、仕事の能力が低下したと感じていますか?
男性更年期障害の専門外来で治療にあたっている伊藤直樹・札幌医科大学助教授は「『はい』が3つ以上、あるいは<1>と<7>のどちらかが『はい』の場合は男性更年期障害の疑いがあります」と言う。
男性更年期障害は、男性ホルモン、特にテストステロンの分泌低下が原因となる。ホルモン分泌は脳がコントロールしていることもあって、性格的な面も関係している。神経質でまじめ、責任感や競争心が強く、きちょうめんで、せっかちなタイプは男性更年期障害になりやすいとの説もある。
「チェックリストで当てはまる項目が多いなら、専門医に相談されることをお勧めします。診察では初診時に採血をして男性ホルモンの値を調べます。結果は1週間ほどで分かります」(伊藤助教授)。
治療は男性ホルモン補充療法が一般的である。
◆男性更年期外来の診察 問診(家族歴、既往歴、現病歴)・チェックリスト記入、身体所見(特に前立腺の状態チェック)、採血(男性ホルモン量を調べる)、PSA(前立腺がん検査)などを初診で行う。ED(ぼっ起不全)を訴える人にはエレクトメーターによる能力評価をするケースもある。
September 2, 2005 09:17 AM
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