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2008年03月19日

【2.犬を迎える日】 (15)いたずらをした!

犬はイタズラをしますが、悪意を持ってのイタズラではないことを飼い主さんは知っておかなくてはなりません。では、イタズラをする原因は何でしょうか。今回は、生後3ヶ月程度の子犬がモノをかじるということについて触れてみたいと思います。

まず、気になるものを確認するためにモノをかじることがあります。私たち人間は、何か気になるものがあると必ず手にとったり、軽くたたいてみたりします。怪しいものであれば、じっくり観察した後で、棒などを使ってつついたりするでしょう。犬は人間ほど器用な手を持っていませんので、手に取ることは難しいですし、棒でつついてみる犬はいないでしょう。大抵の犬が、気になるものがあったら、まずその周辺を前足で引っかいてみて、様子を見ます。匂いもかぐでしょう。そして、前足でつんつんとそのもの自体に触ってみます。安全であることを判断し、まだ興味があったら、咥えてみるわけです。

次に、好きなにおいがするから、ということもあります。犬は私たち人間と異なる感性を持っていますので、人間が臭いと感じるものでも平気だったり、逆に好きだったりします。脱衣所から脱いだ靴下を咥えて持ってくるのも、もしかしたら好きな匂いなのかもしれません。

さらに、感触が好き、楽しい、暇つぶし、といったものもあります。引越しなどで使うクッション剤の「プチプチ」をつぶし始めると、病み付きになってしまう人は多いと思いますが、それと同じで、犬にも好きな感触があり、それを発見したときにやってしまうのです。また、一人留守番のときに暇で何となくやった、というものもあるでしょう。感触を楽しんでいるケースでは、成長と共に無くなっていくようです。

と、このように、子犬がモノをかじるのは自然の行為だと言えます。かと言って、電気コードをかじれば感電してしまいますし、飲み込んで体に悪いものもたくさんありますので、放っておくわけにも行きません。そこで、子犬のときは特に、かじられては困るもの、かじると危険なものは、かじられないように隠すなどしておく方が良いでしょう。

前の項目でも書きましたが、この時期はまだ叱らない方が良いのです。イタズラをできない環境にしておくことで、叱らず、不慮の事故を回避できます。ティッシュを引っ張り出すのであれば、高いところに置き、さらに出かけるときにはひっくり返しておけば良いのです。本来犬が入るために売られているサークルの中に、ストーブと空気清浄機を入れたことで、コンセントのかじり癖を回避した家もあります。

もし見ているときに口にしてしまった場合は、「それはだめだよ。」と、諭すように言いながら引き離すようにしてみてはいかがでしょう。もちろん引き離した状態で褒めてあげます。

この時期のイタズラは、必ずします。生きていて心があるからこその行動でもあります。健康に関わることはできるだけイタズラできないように環境を整えて、その他のイタズラは大目に見てあげてはどうでしょうか。できれば、いたずらをしている姿を楽しめるくらいの余裕があれば、と言う方もいるほどです。

March 19, 2008 05:48 PM


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