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2008年01月21日

世界のドッグニュースから17 釣り針入りはんぺん

 愛犬と公園を散歩中、釣り針のついているはんぺんが落ちていたので片付けようとしたら、愛犬が他の場所に落ちていた同様のはんぺんを食べてしまい、開腹手術を受けることになってしまった・・・。これは先日、三重県桑名市で起きた現実の事件です。

 不幸中の幸いといえるかどうか分かりませんが、この犬の手術は成功し、命に別状は無いそうです。

 ニッカン愛犬倶楽部では、この事件を、「原因の消去」と「愛犬のしつけ」の2点から見てみたいと思います。

 「原因の消去」犯人がこの事件を起こした動機を考えてみましょう。愉快犯の可能性もありますが、犬嫌いの人が、さながら犬退治のつもりでやった行為かも知れません。犬嫌いの人の多くが、犬は自分にとって悪影響をもたらす生き物だと感じています。多くは、「ウンチを踏んだ。」「家の前にオシッコをかけられた。」「ノーリードの犬に追いかけられた。」などの経験があり、「犬がいる限り、安心して住める町にはならない。」とさえ思っているかもしれません。

 もちろん、どんな理由があっても、今回の行為は許されるべきことではありませんが、愛犬家としては少なくとも、犬嫌いの数が増えると、愛犬にとっての危険も増えることを頭に入れておくべきです。ウンチを片付けず、オシッコも他人の迷惑を考えずにどこにでもさせ、ノーリードで散歩をしている人が、「悪いのは犯人だから。」と、何も変えずにいると、同じような事件が発生するでしょう。

 逆に、他人の迷惑にならないように犬を育てれば、そういった事件の発生率も低下していくはずです。

 マナーを守ることは、愛犬を守ることにつながることを、もっとたくさんの愛犬家は知るべきなのでは無いでしょうか。

 「愛犬のしつけ」今の時代、動機の分からない事件も多発しています。むしゃくしゃして、などという身勝手極まりない動機の事件も発生するかも知れません。もし同様の罠を仕掛けられたときに愛犬を被害から救う予防方法があるとすれば、それは「拾い食いをしてはいけない教育」をしておくことです。

 飼い主が先に見つける。というのもよいのですが、今回のケースでは、飼い主さんは罠を先に見つけています。その罠を片付けているときに、愛犬が別の罠にかかってしまいました。このように何箇所にも仕掛けられていたら、飼い主さんが全てを先に見つけるには限界があります。また犬は鼻がよいので、飼い主さんより先に見つける可能性が高いですし、落ち葉の中に隠されたとしたら、犬より先に見つけるのは困難でしょう。

 犬自身が拾い食いをしてはいけないことを知っていれば散歩にも安心していけます。同様の事件は何度か報告されていますが、同じ場所で散歩をしていた犬の生死を分けた要素のひとつに、「拾い食いをしてはいけない教育」をしていたかどうかというものもあるでしょう。

 拾い食いをしそうになったら、食べる前に目を見て「イケナイ」と叱り、やめさせてから、やめたことに対して褒めます。次に、落ちている食べ物を見せ、我慢したときに褒めます。練習の時は、わざと犬用ジャーキーなどを仕掛けて練習すれば安全です。その練習が終わった後でも、日常の散歩の時に落ちているものを見つけて、食べるのを我慢したら褒めるのです

 愛犬の命を救うためです。「拾い食いをしてはいけない教育」は、今後最も必要とされるしつけになっていくのかも知れません。

January 21, 2008 09:52 AM


ワンワン何でも情報局ヘッドライン

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