2007年05月23日
【2.犬を迎える日】 (7)最初の日の夜
犬を迎え入れた日の夜、サークルやケージで愛犬を寝させる場合、犬にとってはとても寂しい時間となるでしょう。そのため、家の中の人や、昨日まで一緒に寝ていた家族犬、元の飼い主を呼ぼうとして、「クーン、クーン」と鳴いてしまうかもしれません。今回はそんな時どうするのか、というお話です。
結論から言いますと、見に行くのはもちろん、声をかけることも控え、放っておいてあげます。
もし、呼ばれるたびに飼い主さんが様子を見に行きますと、犬は、「呼んだら来てくれる」と覚えますので、家族が離れるたびに鳴くようになります。家族は一晩のうちに、何度も愛犬のところまで行かなくてはならなくなります。これが毎日続くのは、飼い主さんにとって辛いことです。そしてある日から呼ばれても行かないようにしても、犬は飼い主さんが来てくれるまで呼び続け、時には「クーン、クーン」だった声が、「ワン! ワン!」という大きな吠え声に変わってしまうこともあるでしょう。
これを防ぐためには、最初の日の夜は、犬が鳴いても様子を見たり、声をかけたりしないようにしましょう。犬はそのうち疲れて寝てしまいます。少し冷たいようですが、「夜は呼んでも誰も来ない」ことを習慣づけておけば、夜に呼ぶことはほとんどなくなります。
そのかわり、朝起きたら愛犬のところに行って、「よく我慢したね。えらいね!」と、優しく褒めてあげましょう。「待っていれば必ず飼い主さんが笑顔で来てくれる」ということを教えることで、一頭だけで寝ることに対する抵抗も無くなってくるはずです。
子犬の時期の家族を呼ぶ声は、とても寂しそうに聞こえますのでついつい「今の間だけ」と思ってしまうのですが、結果としていつまでも一頭で寝ることができないようになってしまい、家族の負担になってしまいます。家族が、愛犬のことを負担に感じることは、犬にとっても不幸なことです。そうならないためにも、最初の日の夜は心を鬼にして、呼ばれても放っておいてあげましょう。
May 23, 2007 05:40 PM
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