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2007年04月10日

世界のドッグニュースから9.狂犬病予防法違反の元弁護士

 先日、元弁護士(70代女性)が狂犬病予防法違反で起訴されていた裁判の判決が出ました。

 もともとの起訴内容は、この元弁護士が、飼っていた犬3頭に狂犬病予防注射を受けさせていなかったというもので、判決は、罰金20万円の支払いと、狂犬病の予防をしていなかった犬3頭の没収です。

 元弁護士が法律違反を犯していたのは問題ですが、それに至るまでの過程が大きなポイントです。

 実は、この人は約20頭の犬を飼育しており、庭に放し飼いをしていました。庭だけでなく門外に放すこともあったそうです。また、糞尿の始末をせず、しつけもきちんとしていなかったため、近隣から「悪臭が迷惑」「泣き声がうるさい」「噛まれた」「子供が追いかけられた」という声があがり、改善を求める約300人分の署名が提出されたのです。

 狂犬病予防法違反が絶対いけない事なのはもちろんですが、もしこの人が排泄物をきちんと片付け、無駄吠えをさせないように育て、公共の場所で放し飼いにしないようにするなど、近隣の迷惑にならないようにしていれば、ここまでの事態にはならなかったのではないでしょうか。

 動物愛護法では、「近隣の迷惑にならないように努める」といった内容が記載されていますが、それに対して明確な罰則規定はありません。つまり、飼い主の意識・マナーの問題とされているです。この元弁護士は、法律も守っていなかったわけですが、この日本では、法律さえ守っていればそれで良いと考え近隣への配慮の無い飼育をしている人もたくさんいます。

 そのとき一番不幸になるのは、他でもないその人に飼われている犬なのです。自分の子供が近隣から嫌われていて平気な親はいないはずです。もし愛犬を家族として育てているのであれば、愛犬が近隣に嫌われないためにできることはやっておくべきなのではないでしょうか。

 日本の飼い主さんがすべて近隣に配慮できるようになれば、日本は世界に誇る愛犬家先進国として注目される国になるのではないでしょうか。

April 10, 2007 01:45 PM


ワンワン何でも情報局ヘッドライン

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