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2007年02月21日

【1.犬を飼う前に】 (9)家族会議

 これまでは、新しく犬を飼うにあたって注意すべきことや準備しておくべきことについて紹介してきました。今回が【1.犬を飼う前に】の最後になります。最後は、新しい家族がやってくる前に必ずしておくべき「家族会議」についてです。

 一般的に、人口密度が高い地域では犬に教えておくべきことが多いと言われています。例えば無駄吠えは、民家が少なく家同士が十数メートルも離れているような地域に比べて、住宅の密集している地域のほうが迷惑になる確率が高いため、後者のほうが無駄吠えをさせないしつけの必要性が高くなるのです。つまり、住んでいる環境によって、しつけの方針が変わるのです。

 また、犬は一緒に住む人間の家族をひとつの群れと考え、群れの中に正反対のルールがあることは、犬にとって混乱の元になってしまいます。例えば、犬がスリッパをくわえて遊んでいるときに、お母さんは「やめなさい!」と叱っているのに、お父さんは面白がって「もっとやれ~!」と、あおっているような場合です。この場合、スリッパを噛んではいけないルールと噛んでも良いルールがひとつの群れの中に存在することになり、やがて犬は、家族と自分が同じ群れではないと感じてしまうのです。時には、家の中でのマーキングや、執拗ないたずらをするようになることもあります。

 そこで、犬を迎える前に家族全員で話し合い、家訓ならぬ犬訓を作ってみましょう。「いたずら」に該当する行動は何か。いたずらをしたときの叱り方はどのようにするのか。また、オスワリをさせるときにかける声は「おすわり」なのか「座って」なのか。それぞれ話し合って、家族全員が同じように接することができるように準備しておきます。

 そうすることで、犬も余計な混乱なく育ちますので、統一させていない場合に比べてしつけがしやすくなるのです。犬を迎えてからあわてて話し合うのではなく、犬が来る前に家族会議を開くのは、素敵なドッグライフの第一歩なのです。


 次回からは、【2.犬を迎える日】を連載していきます。

February 21, 2007 05:49 PM


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