2007年01月31日
【1.犬を飼う前に】 (6)室内? 室外?
近年、室内で犬を育てる家庭が増えてきました。増えてきた理由は色々考えらますが、犬を番犬としてではなく家族の一員として受け入れる家庭が増えたからということと、小型犬を飼う家庭が増えたからということがもっとも有力な要因だと考えられます。
今回は、室内で育てるメリットについて触れてみます。
まず、室内飼いですと、当然のことながら飼い主さんが犬を見る機会が増えます。外で飼うよりも犬のことをよく観察できるのです。そのため、わずかな体調の異変に気づきやくなります。寝床で異常な音を犬が立てたとき、その寝床が家の外にあるのと、家の中にあるのでは、どちらが飼い主さんの耳に届きやすいでしょうか。体調がおかしくなってから比較的早く気づいてあげられるのもメリットといえます。
次に、同じ空間にいる時間が長くなるので、必然的に飼い主さんが愛犬に接する機会が増えます。犬は人間と一緒に生活をする動物です。飼い主が喜べばその動作を繰り返し、不快感をしめす動作は避けるようになるのですが、これも日常から飼い主さんが話しかける機会が多ければ多いほど効果的なのです。
そして、家そのものが愛犬を危険から守ってくれることを忘れてはなりません。外飼いの場合、愛犬が危険にさらされても気づかない場合があるのです。犬のことを詳しく知らない人が、犬の体に悪い食べ物を与えているかも知れません。最近では、犬の誘拐も頻繁に発生しています。庭につながれているフレンドリーな人気犬種は、格好のターゲットになってしまうでしょう。また、強風によって危険なものが風で飛ばされてくることもあるでしょう。これらの心配事は、家の中で犬を育てていれば起こりにくいのです。
このように、室内で育てることにはいろいろなメリットがあるわけです。ただし、室内飼いであれば何が何でも幸せで、室外飼いであれば必ず不幸だとは言えないことも付け加えなくてはなりません。
飼い主が近づいたとき、目をきらきらさせて立ち上がり、笑顔で尻尾をちぎれんばかりに振っている犬を、「室外飼いだから不幸な犬」と、絶対に言えるでしょうか。逆に、散歩どころか飼い主にほとんど声をかけてもらえず、むしろ邪険に扱われているため、飼い主を見ても何の反応もしない犬が、「室内飼いだから幸せな犬」と言えるでしょうか。
犬は環境になじむ能力が高い動物です。小さな頃から室外で育てられた犬は、「そういうもの」だと習慣付けているので、「室内に入れない自分は不幸だ」と、悲しむことはあまりないのです。とはいえ、色々な面からみても、室内で育てるほうがメリットが多いことは確かです。よほどの理由がない限り、室内で育てる方が良いのではないでしょうか。
January 31, 2007 05:47 PM
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