2005年11月17日
【しつけ編】2頭目を迎えたら・・・
犬は愛情に貪欲で、飼い主さんから100%の愛情を受けたいと思っています。「1頭目の遊び相手に」と2頭目を飼い始めることがありますが、先住犬にとって新入りの犬は、飼い主さんの愛情を奪うライバルに思えるのです。このときに飼い主さんの接し方が間違っていますと、2頭はいつまでたっても仲良くなれませんし、様々な問題が発生します。犬を複数育てる時には、飼い主さんはいくつかの点に気をつけなくてはなりません。
一般的に犬の群れでは、新しく加入した犬が下位になります。つまり2頭目の犬を迎えた時は、先住犬の下に2頭目の犬が入ることになります。いったんその形ができあがりますと、先住犬は2頭目を群れの一員と認め守るようになり、2頭目は先住犬を見習うようになります。この順位の管理は、群れのリーダーの役割ですので、飼い主さんは、2頭目の犬が先住犬の下になるように意識して接する必要があります。
「犬同士の関係は犬同士に任せておけばよい」と、飼い主さんが関与しないでいますと、先住犬が強い性格の場合、2頭目を排除しようといじめるようになるかもしれませんし、弱い性格の場合、飼い主に対して心を閉ざし暗い性格になる可能性がります。さらに、先住犬を追い抜いた2頭目は、群れの順位管理を怠った飼い主さんを「果たしてリーダーとしての資質があるのだろうか」と疑い、様々な問題が発生します。
飼い主さんは、先住犬を優先するように接します。散歩に行く順番や食事を食べる順番は先住犬が先です。オモチャの取り合いを始めましたら、2頭目から取り上げて先住犬に渡します。2頭でケンカをしましたら、2頭目だけを叱ります。飼い主さんから受ける愛情も優先します。例えば、先住犬を撫でている時に2頭目が来ても、先住犬を撫で続けます。2頭目を撫でている時に先住犬が来ましたら、交代して先住犬を撫で始めます。2頭目の犬のいたずらを叱りに行く時も、先住犬に「ちょっと叱ってくるね」と一声かけてから叱りに行きます。2頭で留守番をさせていて、飼い主さんが帰った時、2頭目が真っ先に出迎えても飼い主さんが先に挨拶をするのは先住犬です。
このように、犬の順位管理は飼い主さんが積極的に参加して、2頭の関係を安定させてあげるとよいのですが、多くの場合2頭目は子犬ですから、どうしても手がかかってしまいます。飼い主さんはかなり意識して先住犬を優先する必要があります。
November 17, 2005 03:32 PM
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