2005年09月28日
《SDC2005》エクストリーム決勝大会のみどころ 〜総合部門〜
エクストリーム競技の中で最も難易度が高く、飼い主とのコミュニケーションがより求められる総合競技は、ジャンプ障害、上り下りの障害、トンネル障害など、様々な形の障害をマスターしなくてはなりません。文字通り総合的な力が試される競技です。
中でもフラッグと呼ばれる障害は、チャレンジャーにとっては最難関です。フラッグとは、50cm間隔で垂直に立てられたポール16本を、左右交互にくぐり抜けていく障害で、その障害を抜けるまでの数秒間は、トライアル中でも最も緊張する時間です。その緊張感は見ている方が思わず息を止めて見守ってしまうほどで、毎年決勝大会では、上手く抜けた瞬間に、観客から大歓声があがります。
「フラッグを制する者はエクストリームを制する」という言葉があるとかないとか・・・。
しかし、フラッグに集中しすぎて、フラッグを抜けた後の障害で気を抜いて失敗をしてしまうこともあり、チャレンジャーは、ゴールするまで一瞬たりとも気を抜けません。
ミニチュア部門では、昨年の覇者、堂ラヴィちゃん(シェルティ)が二連覇を狙います。今年初めの地区大会で優勝し、決勝大会の切符を手にしました。今年も頭ひとつ飛びぬけたかのように思われましたが、ライバルが続出。横山ヨツちゃん(ミックス)、田丸サリーちゃん(イングリッシュコッカー)、石崎マイロちゃん(ジャックラッセルテリア)、長島アトムちゃん(シェルティ)、中村チェリーちゃん(シェルティ)、内山ジュリアーノちゃん(イングリッシュコッカー)、大原マーシャちゃん(ジャックラッセルテリア)・・・と、上位争いは、挙げ出せばきりがないほどの大混戦。表彰台の頂上に立つのは・・・?
オープン部門でも、2連覇をねらう高橋ハッピーちゃんが優勝の最有力候補です。続いて昨年二位の緑川そらちゃん、長島BOKUちゃん、山本Pozzちゃん、平沼ジャンヌちゃんのボーダーコリー勢が優勝を狙います。ボーダーコリー勢を抑えてトップを狙うのが、2年前、総合・ハイジャンプ・ハイスピードで優勝し、見事三冠王に輝いた小林ドラミちゃん(オーストラリアンシェパード)や、御室しらんちゃん、鹿島Jamちゃんのマリノワ勢です。こちらも混戦となりそうです。
ちょっとのミスで順位が大きく変わる総合部門。優勝の最低条件は、ノーミスでのクリーンラン。もちろん決勝大会には、ノーミス完走を果したペアばかりが集まるのですから、本番での勝負強さが勝負の分かれ目。たくさんの観客に見守られる中で、いかに飼い主さんが平常心を保てるかどうかがキーポイントです。
また、「なぜこのワンちゃん達ははこんなにも素晴らしい走りをするのだろう?」という疑問を持った方は、ゴール後のワンちゃんと飼い主さんを見てみてください。その答えが見つかるはずです。上位争いに注目するだけでなく、ワンちゃんと飼い主さんの心のつながりを想像しながら観戦してみてください。きっと、普通に見るよりも感動できるはずです!
September 28, 2005 07:35 PM
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