2006年08月16日
県民が、選手がFC岐阜にかける夢:桝井聡
東海社会人サッカー1部リーグのFC岐阜が元気だ。「岐阜県にもJチームを」という目標に向かって02年に誕生し、今季は1部リーグの12節(15日現在)が終了。全8チーム中1位で、JFL昇格への最低条件となるリーグ制覇へマジック「1」としている。7月16日矢崎バレンテ戦では、長良川競技場に約1万200人もの観客を動員するほどの盛り上がりだ。
先日、このFC岐阜を取材した時に、驚きの再会があった。立命大時代の同級生、DF李成浩(リ・ソンホ、23)を見つけたのだ。当時はハングルが堪能な彼に、外国語の講義でずいぶんと助けてもらった。サッカー部でも大活躍の李だったが、進路には悩んでいた。JFL数チームのセレクションを受験したが、結果は思わしくなかった。それでも、サッカーを続けたいという一心でFC岐阜のセレクションを受験。今は岐阜県内のレンタカー店に勤務しながら、プレーを続けている。「生活は決して楽ではない」と言う。それでも「まだJリーグでもないのに、1万人ものお客さんが来てくれるチームなんてほかにない。それがすごいやりがいになっている」と話していた。
東海社会人リーグ1部で優勝すれば、11月24日から、JFL昇格をかけて全国地域リーグ決勝大会に進出する。李にとっても、セレクションでは届かなかったJFLが近づいてきている。FC岐阜は県民の夢だけでなく、1度サッカーをあきらめかけた選手たちの夢も背負っている。
August 16, 2006 03:14 PM 投稿者:桝井聡
