2007年08月15日
初心者教室や試乗会、競艇もっと身近に:山本善憲
競艇場で選手たちを取材して、予想やコメントを紙面に掲載するのが記者の仕事だが、たまにイベントなどに協力させてもらうことがある。先日、津競艇で開催された日刊スポーツ杯の最終日に行われた「初心者競艇教室」で講師を務めさせてもらった。
講師の肩書きは正直、プレッシャーがあるが「予想を当てないと!」という気合以上に「競艇をアピールしたい」という気持ちの方が大きい。予想記者という業務は、読者の反応をうかがう機会が少ないので、ファンと直接、触れ合うことができるイベントは、記者も本当に楽しい。
初心者教室と銘を打っているものの、基本的に募集告知はレース面に掲載されるので、初心者ばかりとはいかない。しかし、ゲストとして参加してくれた三重の安達裕樹選手の話や、記者のまずい解説にも、熱心に耳を傾けてくれるのはみなさん同じだ。
その中には、初めて競艇を目にした方もいた。そこで出走表の見方、レース用語など、本当に初歩的なことからお話しすると、見事に予想が的中。当たり舟券を手にして、うれしそうな姿を見ていると、記者も競艇を始めたばかりのことを思い出し、初心に戻される思いがした。
今回はピット見学会も同時に行われた。競艇ファンにとって、言わばピットは聖地みたいなもの。近年はCS放送などの充実もあり、ピットの様子が詳細に紹介されているが、実際に見るのとは全然違う。プロペラ調整に励む選手や、ズラリと並んだボートを眺めると、今まで以上に競艇を身近に感じることができる。
このようなイベントは各場で積極的に行われている。初心者教室に限らず、選手を招いたイベントも多い。特におすすめなのが「ペアボート試乗会」。2人乗りのボートで水面を走るのだが、後ろで選手が操縦してくれるので安心。水面を滑走するスピード感は、経験した人にしか分からない。それが舟券の予想に役立つわけではないが、レースを見る目が変わるとは思う。競艇という競技の奥深さを知る意味でも、ペアボートをはじめ、いろんなイベントに参加してみてほしい。【山本善憲】
August 15, 2007 04:48 PM 投稿者:山本善憲
