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3月23日、東京駅。前日にワールドベースボールクラシック(WBC)から帰国したばかりの中日福留はうれしいショックを受けていた。名古屋行きの新幹線に乗り込むと、いきなり初老の紳士が右手を差し出してきた。「福留さん、ありがとう」。サインを求められたわけではない。およそ野球ファンとは見えない人から、ただ感謝だけを告げられた。世界一の立役者は一瞬おどろいたような表情を見せ、すぐに笑顔で握手に応じた。
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April 7, 2006 11:24 AM