このページの先頭

北海道発・記者ブログ

2008年1月20日初の土地での思い出

 取材で岡山に行って来た。列車の乗り換えで駅のホームに立ったことはあるが、訪問し、宿泊するのは初めてのこと。どんな街なのか、ちょっとわくわくしながら飛行機に乗った。

 職業柄、日本中あちこち行った。学生時代は修学旅行で訪れた大阪が最も西の地だったが、入社してから四国は全県制覇したし、九州も沖縄を含め、ほとんどの県に行ったことがある。ただ岡山には縁がなかった。隣の兵庫と広島には何度も行ったが、プロチームがないこともあり、これまで機会がなかったのだ。

 さあ、初の岡山。到着したのは午後5時前。街並みを見ようと、バスの左側に陣取った。しかしかなり薄暗い。しかも中心部へ向かう途中、ほとんど何もない。市街地に入ってきたころはだいぶ暗くなっていて、施設などもそれが何なのかよく分からない。結局大きな発見もないまま、終点のJR岡山駅に到着した。

 チェックイン後間もなく、取材相手に出会うためホテルを出、タクシーに同乗。会食などを終えた午後10時過ぎ、「せっかくだから」と徒歩でホテルに戻った。15分ほどの道のり。しかし夜だけに、店なども飲食店以外、ほとんど閉まっている。やはり大きな発見がないまま到着。そのまま就寝した。

 さあ翌日、何か発見できる…はずもなかった。バスに乗ったのは午前6時。暗やみしか見ることができないまま、空港に着いてしまった。手にしたは娘のおみやげのご当地キューピーのみ。岡山の魅力を体感できないまま、札幌に戻った。

 ただ取材相手と過ごしたひとときは、とても充実したものだった。久々の再会は昔話で盛り上がり、笑いが絶えなかった。確かに街のことはよく分からなかったが、楽しいときを過ごせたのだから、それで十分だなと。一生残る思い出ができたことが、何よりの収穫だった。

砂田 秀人(すなだ ひでと)

 北海道札幌市出身。92年北海道本社に入社。編集部、広告部を経て、97年から2年間、米国駐在。帰国後はコンサドーレ札幌や日本ハムを担当。04年11月から東京駐在として紙面製作。07年4月から編集部勤務。1970年3月生まれ。

このページの先頭へ