このページの先頭

北海道発・記者ブログ

2008年1月 7日1人より大勢の方がいい

 久しぶりに1人で正月を過ごした。元日の夜、妻と娘は妻の実家に行った。記者は体調を崩し、お留守番になった。テレビを見たり、ゲームをしたり、気ままなときが流れた。ただ歳のせいか、夜7時すぎに寝てしまい、起きたら2時間以上が経過していた。もったいない。翌日から仕事なのに。話す相手がいないというのも考えものだ。

 92年に入社してから数年、正月は休みがないものだと思っていた。1年目から12月20日ころには札幌を出発。高校ラグビーや高校サッカーなど、本州で行われている、年末スポーツを取材するのが常だった。他本社の同僚と食事できるときもあるが、結構、1人で過ごさざるを得ないときが多かった。年末年始は寂しい思い出の方がよみがえってくる。

 結婚前、クリスマスに1人で居酒屋に行ったこともあった。勢いに乗って日比谷の「ディスコ」に乗り込んだ。カップルたちに囲まれながらも、淡い期待を抱いて店内をうろついていたら、30分で閉店時間になった。バドワイザー1缶も飲み切れてなかった。ぼったくりだろ。飛び込みで入った屋台があまりにまずく、速攻で出たこともある。それでも1人でうろうろしてた。ある意味元気だったな。あのころは。

 12月31日に取材対象が敗れ、東京発札幌行きの最終便に乗ったこともある。乗客は20人くらいだった。元日に大阪から始発の新幹線に乗って東京に向かったときは、車両に3人くらいしかいなかった。そんなときに移動しないよな、普通は。ある意味貴重な経験かもしれないが、物悲しかったな。

 あれから10年以上、久々の1人の正月は気楽だったが、あまり楽しくはなかった。みんなでにぎやかに過ごすのが、やっぱりいいものだ。あらためてそう思った。

砂田 秀人(すなだ ひでと)

 北海道札幌市出身。92年北海道本社に入社。編集部、広告部を経て、97年から2年間、米国駐在。帰国後はコンサドーレ札幌や日本ハムを担当。04年11月から東京駐在として紙面製作。07年4月から編集部勤務。1970年3月生まれ。

このページの先頭へ