2007年12月25日子どもの教育の前に自分だよ
先日、家族3人で東京旅行に出掛けた。今年4月まで住んでいた際、何度か訪れた「キッザニア東京」に久々に行ってみた。さまざまな体験施設を、喜々として巡る娘。微笑ましい光景のすぐ横で、理解しがたい親たちの行動が、あまりに目についた。
ピザ作りを体験するコーナーの前には、それを家族で食べられるよう、席がいくつか設けられている。その中にいくつも、トレーに乗せられたゴミが放置されていた。座りたい人はたくさんいるのだが、それがまるで場所取りのように幅を利かせている。普通捨てるだろ、それは。その場を立ち去るとき、どんな思いでいるのだろう。「誰かが片付けるだろ」とでも思ってるのか。他の人のことは考えないんだろうか。
キッザニアは子どもが働いて報酬を得るという、いわば社会勉強の場。そこに連れていくのはとてもいい機会だと思う。そんな親心はいいが、その前に見せるべきものがあるんじゃないの? そんなことやってて「教育」とか言えないんじゃないの?
記者も人に偉そうなことを言えるような立場じゃないが、それくらいの社会常識はわきまえているつもりだ。他にも子どもの写真を撮るのに夢中で、皆が集まるところにベビーカーを放置している親や、子どもが施設内で大騒ぎしても知らんぷりする親など、めちゃくちゃな光景がめじろ押しだった。子どものことを考える前に、自分の行動を顧みては。自戒も込めて、つくづくそう思った。