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北海道発・記者ブログ

2007年8月30日「薄っぺら」な発言はいらない

 そんなんでいいの? って思うことがある。ワイドショーなどを見ていて、そう感じたのは1度や2度じゃない。

 何かことが起こったとき、このジャンルならこの人とばかり、コメントを発する人がいる。世間一般的には「識者」として通ってるんだろうが、言っていることは表面だけなぞったものが多くて。そりゃそうだろう。多分、その件を取材したことなどないだろうし。ただ「分かりません」とは言えないだろうから、さもそれっぽく話してるんだろうけど。薄っぺらさが見えちゃって、何だかなあって思ってしまう。

 そういう場面を見ると、我々の仕事って、取材が大事だということをあらためて感じる。深く取材をしないと、やっぱり原稿って説得力もないし、ニュースをつかむことなどできない。だから無駄足かなと思っても足を運んだり、話を聞くことが大事になる。そうでないと、先に書いたような「薄っぺら」なものしかできないものだ。

 記者も過去に「これはこうなる」と半ば決め付け、結果失敗した苦い経験がある。それは読者に誤った情報を流すことにもなり得ないこと。先入観なく取材することの大切さを痛感させられたときだった。新聞を見た人は「そうなんだ」と思うわけなんだから、やっぱりきちんと取材したものを出さないと。テレビを見ている人に「そうなんだ」と思わせることが簡単な人ほど、責任と確信を持って話して欲しいなと。世の中のことって、表面に見えるものだけじゃないから。

砂田 秀人(すなだ ひでと)

 北海道札幌市出身。92年北海道本社に入社。編集部、広告部を経て、97年から2年間、米国駐在。帰国後はコンサドーレ札幌や日本ハムを担当。04年11月から東京駐在として紙面製作。07年4月から編集部勤務。1970年3月生まれ。

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