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北海道発・記者ブログ

2007年1月19日五輪のシンボル維持を体験?

 取材をしていると普段行けない場所に入れることがある。

 12日、札幌・手稲山の札幌五輪の聖火台に35年ぶりに火がともされた。2月にTBS系で全国放送されるHBC制作ドラマ「たった一度の雪 SAPPORO・1972年」現地ロケでの試験点灯。五輪後は台だけが残っていたが、当時の技術者が中心となり、現在札幌厚別競技場にある部品を運び、復活した炎だった。

 その聖火台の頂上に登ってみた。頂上は、火が簡単に消えないような設計がされている。はしごは大人1人がやっと立てるスペースがあるだけ。枠内はすり鉢状になっていて、余裕はない。足もとも滑る。炎の高さは1メートルはあり、勢いもある。バランスを崩せば火の海へドボンだ。火を遠ざけ、写真撮影に挑戦するが、燃え上がる炎だけしか写らず、どこかはわからない。危険を承知で台の縁に上がろうにもアリ地獄状態でバタバタするだけだった。

 35年ぶりの聖火は、関係者に当時の思い出をよみがえらせた。「当時の聖火プロジェクトは会社にとっても一大事業で熱い熱い青春でした」と感慨深げに当時のことを話す技術担当者。なるほど。本当に熱かったです。五輪のシンボルを維持する努力をのぞかせてもらった貴重な経験。当時の関係者の皆さんは、さすがにアリ地獄にはなっていなかったそうですが。

菅原 由利子(すがわら ゆりこ)

 北海道札幌市出身。96年北海道本社入社。販売管理部、編集部、総務部、広告部を経て06年9月から編集部に復帰し、文化社会関連の取材を担当した。07年2月からは総務部勤務。1971年10月生まれ。

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