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北海道発・記者ブログ

2007年3月19日射手座の強運ルーキー洋平に注目

 偶然の一致だろうか。プロ野球西武の「裏金問題」が発覚した。スカウト活動の一環として、アマチュア選手2人に約1300万円以上の金銭を供与していた。両者の関係は高校時代までさかのぼり、ドラフト制度やプロアマ問題など、日本球界の根底を揺るがす一大事となった。渦中の2選手は社会人東京ガスの木村雄太投手と早大の元部員、清水勝仁内野手と判明。ともに85年生まれの21歳である。

 秋田出身の木村は5月21日生まれ。兵庫出身の清水は5月9日生まれ。2人は占星術上の12星座で「おうし座」に該当する。ある人気雑誌の占い特集によると、07年前半のおうし座は「苦境に立たされる。しっかり向き合えば、夏以降に好転する」と記されている。運勢のグラフは3月下旬から4月上旬にかけて低迷。その後、上昇曲線を描いている。日はまた昇る、の気配である。

 身長189センチの大型左腕、木村は問題発覚直後に「(受け取った金銭を)これから返却したいと思う」と頭を下げた。日本学生憲章違反で退部処分となった清水は15日の記者会見で「今後、野球をするか分からないが、仲間に背を向けないで謝っていきたい」と話した。ルールを犯した事実は消えない。だからこそ、これからの野球人生に真摯(しんし)に向き合ってほしい。若き才能を踏みにじった西武に猛省を促したい。

 12日違いで生まれた両選手に多少の因縁を感じる。同じ生年月日を持つ者同士を「アストロ・ツイン」と呼ぶ。占星術上の「双子」である。さらに生まれた場所と時間が近ければ近いほど、似通った命運なり、天命を担う。実際、1年365日を12分割した西洋占星術の「星占い」で自身と同じ「射手座生まれ」の人間に親近感を覚える。同じ生年月日を持つ「アストロ・ツイン」は、まさに運命共同体? である。

 日刊スポーツは文化・芸能面の欄外部分に「発行日生まれの著名人」を誕生年併記で掲載している。「アストロ・ツイン」の一例を挙げる。大友康平と役所広司(56年1月1日)メル・ギブソンと小堺一機(56年1月3日)安西ひろこと降谷健志(79年2月9日)中井美穂と三木谷浩史(65年3月11日)相原勇と鷲尾いさ子(67年4月1日)チェ・ジウと北川えり(75年6月11日)矢井田瞳と徳重聡(78年7月28日)…。共通項があるようで、ないような、微妙な組み合わせである。

 以前、自分自身の「アストロ・ツイン」(63年12月4日生まれ)を調べてみた。1人の著名人が気になった。陸上男子棒高跳びの世界記録保持者セルゲイ・ブブカ(ウクライナ)である。現役時代に世界記録を通算35度更新、世界陸上で負け知らずの6連覇達成-。94年7月にマークした屋外世界最高記録の6メートル14はいまだ破られてない。世界に君臨する「鳥人」だった。

 最近、もう1人の「アストロ・ツイン」の存在を知った。元日本ハムのバーナード・ブリトー外野手(ドミニカ共和国)である。95年のシーズン途中に入団。主に4番・DHで出場56試合21本塁打51打点、打率3割1分3厘の好成績を残した。2年目の96年にオールスター出場。本塁打王候補として期待されながら「日本の練習法になじめない」と退団を申し出た。シーズン終了を待たずに米国球界に復帰した。

 ブブカとブリトーの系譜に連なる? 12月4日生まれの男が今季、日本ハムに加わった。売り出し中の豪傑ルーキー金子洋平外野手である。オープン戦出場12試合で3本塁打8打点、打率2割5分8厘(17日現在)の成績を残し、開幕1軍に前進した。信条の「フルスイング」で外野陣の定位置争いに割って入った。「自分のスイングで力強く、ボールをたたくことだけ、考えてます」。右の和製大砲として、球団首脳陣の期待は大きい。

 前記の占い特集によると、07年前半の射手座は「挑戦が重要。勇気ある行動がサクセスチャンスを呼び込む」という。12年に1度の幸運期であり、躍進の機運が高まる。全体運および仕事運、金運は4月上旬にピークを迎える。西武の裏金問題で混迷する中、今季のプロ野球は3月24日(パ・リーグ)に開幕する。日本ハムは敵地でロッテ2連戦に臨む。射手座の強運ルーキー洋平に注目である。

白船 誠日(しらふね まさひ)

 北海道札幌市出身。92年北海道本社入社。編集部、販売部、編集部、営業部、編集部を経て07年4月から編集部東京駐在。過去にサッカー、高校野球など担当。1963年12月生まれ。

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