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北海道発・記者ブログ

2006年12月 8日札幌駅で「どっちの料理ショー」!?

 師走のB級グルメは「駅そば」に尽きる-。仕事がら、道内外に出張する。公共の交通機関を利用する場合、発着点はJR札幌駅になる。切符を買い、改札口を通り、ホームの立ち食いそばで空腹を満たし、列車に飛び乗る。「早い・うまい・安い」の三拍子そろった駅そばこそ、B級グルメの王道である。

 実は札幌駅の立ち食いそばで「どっちの料理ショー」を体感できる。ホームの立ち食いそば店は計5店舗あり、民間業者2社で運営している。A社の2店舗とB社の3店舗でメニューと値段はほぼ同じ。ただ、肝心の「味」が微妙に異なる。なぜか。

 創業107年の老舗A社は昭和30年代から駅そばを提供している。料理長こん身のタレのレシピは改良に次ぐ改良を重ね「(作り方が)マニュアル通りじゃベストの味を引き出せない。ゆで加減とか、あたり(味見)の入れ方とか…。うちの方がおいしいでしょ」という。

 B社は9年ほど前に前業者の日本食堂から3店舗の運営を引き継いだ。90年創業の新興勢力で札幌市内を中心に手広く飲食業を手がけている。後発ながら「お客様の声を聞くと、ご好評いただいております」とライバル心を燃やす。

 北海道はそば王国。収穫量は全国総生産量の約2分の1を占める。気候風土がそばの生産に適しており、貴重な国産そば粉として、全国の名店から引く手あまた、という。前出2社は現在、同一の製麺業者からメンを納入している。やはり、味の決め手は「タレ」の仕込みか。

 A社、B社で運営する計5店舗のホーム、番線はあえて、伏せる。どっちの料理ショー札幌駅立ち食いそば編…。さぁ、あなたなら、どちらを選ぶ?

白船 誠日(しらふね まさひ)

 北海道札幌市出身。92年北海道本社入社。編集部、販売部、編集部、営業部、編集部を経て07年4月から編集部東京駐在。過去にサッカー、高校野球など担当。1963年12月生まれ。

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