2008年1月28日もちをペッタンと
今のマンションに引っ越してから、毎年のもちつきが楽しい。本来ならば年末につくのが正しいのだろうが、皆忙しいということで年明けにやるのが恒例にだ。大人も子供も集まり、独楽(こま)を回し、凧(たこ)に羽根突きと童心に戻り正月を満喫できる。
ずいぶんと古そうな鉄製の竈(かまど)に薪で火をたき釜に湯を沸かす。火の周りには自然と人が集まり、いつの間にか大人に見守られた子供たちが薪をくべる当番だ。前日から水に漬けておいたもち米を蒸籠(せいろ)に入れ蒸すこと40~50分、真っ白で熱々なもち米を臼に移しきねでこねる、いきなりたたくともちがまとまらずおいしくできない。
ある程度粘りが出てきたらいよいよ本番、威勢のいいかけ声とともにつき始める。「ハー!ヨイ、セイ、モウイッチョウ」ペッタンペッタン。ある程度つき終わると子供たちの出番、「(きねが)重~い」と腰砕けながらなんとかペタン…ピタンと愛らしい。
さて、いよいよ出番、気合を入れて振り下ろすと「ガコン!」もちをつかず臼を打ちおやじの威厳台無し…それでも何とか持ち直したが焦りでタイミングが合わず打ち終わったらもうふらふら…「パパ格好悪い」と娘に追い打ちをかけらる始末だ、情けない。
できたてのもちは見る見る磯辺、きなこ、あんこ、おろしへと姿を変え、次々と子供たちのおなかに消えていく、同時進行で作っていた豚汁に入れて即席の雑煮も味わった。
最近はもちつき大会でもきね、臼だけではなく電動もちつき機が登場するというご時世だが、昔ながらの光景をいつまでも続けていきたい。