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北海道発・記者ブログ

2008年2月13日変わらない様子に安心

 久しぶりに函館に出掛けた。仕事の関係で中央競馬開催中の夏場に訪れることは多いが、冬場はほとんど機会がない。数カ月ぶりに訪れると、駅前に新しいホテルができていた。数年前、同じ駅前に全国チェーンのホテルがオープンしたが、新たに五稜郭公園の近くにもできるという。北海道新幹線が着工したこともあって、今後ホテルは増えていくようだ。

 函館に通うようになって十数年になるだけに、様変わりする街も見てきた。市電は現在、湯の川と西部地区を結ぶ路線だけだが、最初に訪れてからの5年ほどは、ガス会社前回り線という別の路線があった。ここ数年で、駅庁舎も五稜郭タワーも新しくなった。函館競馬場も以前はコースの芝が野芝といわれる種で、JRA競馬場の中でも有数の高速馬場だった。88年にはサッカーボーイが、2000メートルの日本レコードをマーク。その後10年間破られることがなかった。今はコースが改装され、以前ほど速い時計は出ない代わりに、色鮮やかでクッションの効いた洋芝に替わっている。

 一方で、ずっと変わらず、ありがたいものもある。私の場合は、世話になっている飲食店。最初の年から長く世話になっている店がある。駅前の大門と呼ばれる地区にあるその店はカウンター8席ほどの小さいスナック。他社の先輩記者に連れられて行ったのがきっかけだが、以前は記者連中のほか、調教師さんも顔を見せ、座りきれないほどにぎわっていた。年功序列で、私はカウンターの中に入ることもしばしばだった。

 最初に連れて行ってくれた先輩記者は、異動のため、もう仕事で函館を訪れることがなくなった。競馬関係者の来店も減り、ここ数年は席が埋まるほどの繁盛ぶりには、私は遭っていない。「もう来年、店あるかどうか分からないよ」がママさんの口癖。それでも、なんとか? 営業している。今回、ふらっと出掛けてみた。あった!、客はいなかったが…。「○○調教師、△△騎手からメールがきたよ。うれしいよね」(○○も、△△も現在活躍中で有名)という、喜々としたママさんの話も聞けた。よかった、よかった。

大滝 貴由樹(おおたき たかゆき)

 北海道新ひだか町(旧静内町)出身。90年北海道本社に入社。編集部、総務部を経て、再び編集部に。中央競馬を中心にギャンブル全般を担当。現在は出稿デスクを務める。1966年4月生まれ。

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