2007年12月10日有馬記念の楽しみ
もうすぐ有馬記念。スポーツイベントも競馬のG1レースも数あれど、自分にとってはこのレースは特別な思い入れがある。開催時期が年末ということもあるのか、優勝馬の名前を聞いたりレースを振り返ることで、その年の自分も思い起こすことができるのだ。
オグリキャップは、私に、この仕事に就くきっかけを与えてくれた1頭。最初の優勝(88年)は学生時代で、地方競馬から移籍し勝ち続ける姿に感動し競馬の楽しさにのめり込んだ。武豊騎手とのコンビで引退レースを飾った2度目の優勝(90年)は、私が社会人1年目のとき。限界説をささやかれながらの復活走に、駆け出し記者は大いに勇気づけられたものだ。
今年と同じように牝馬が注目されたのは97年。エアグルーヴ(2番人気3着)、メジロドーベル(3番人気8着)の2頭が出走した。結果は4番人気の3歳(当時4歳)牡馬シルクジャスティスが勝った。実は優勝馬の印象が少し薄い。というのも、当時の私は冬場はスピードスケート担当をしていた。長野五輪まであと1カ月半の時期で、そちらに精いっぱいだった。有馬記念の結果を気にしつつも、スケートの取材に当たっていた覚えがある。
今年は64年ぶりに牝馬でダービーを制したウオッカ、桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯のG1を勝っているダイワスカーレットと、歴史に残る2頭の牝馬が出走を予定している。ダイワスカーレットにはダイワメジャーとの兄妹対決とう話題性もある。07年の有馬記念は、今後も忘れられないレースになるだろう。ただし…、自分の07年の特筆すべき思い出が今のところない。