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北海道発・記者ブログ

2007年9月23日変換ミスには気をつけましょう

 仕事柄、パソコンは欠かせない。原稿も写真も今はすべてパソコン1台で取材先から簡単に送れる時代だ。ただ、慌ててパタパタ打つと、入力間違いや漢字の変換ミスに気付かないまま原稿を送ってしまうことがしばしば、というより、よくある。先日、「これはマズいよな」と思いつつも、同情したくなるニュースがあった。

 秋田県で、県の男性職員がパソコンの入力ミスがもともとの原因で訓告処分を受けた。今月下旬に予定されている天皇、皇后両陛下の秋田ご訪問に際し、帰京時のお見送り予定を案内した文書で「悪天候などの理由により」と表記すべきところを「悪天皇…」と入力し、一部市議らに送付してしまった。処分理由は上司の決済を受けずに送付したことで、入力ミスと併せて責められても仕方ないが、なんともタイミングが悪い。

 「あくてんこう」が「あくてんのう」。ローマ字打ちで「の」を打つ際の「N」は、「こ」の「K」の左斜め下にある。ほんのちょっとした間違いだろう。世紀な文書だから手書きはしないだろうが、もし自分で書いていたら起こらなかったミスに違いない。

 締め切り時刻に追われて原稿を打つ(書く)と、同じようなミスが起こる。私はつい最近、競馬で「厩務員」と打ったつもりが、なぜか「急務員」になっていた。締め切り前にミスに気付き、意味不明の「きゅうむいん」は紙面に出ることはなかったが。

 急いでなくても起こる。この文章中でも、実は1つ変換ミスがある。数行前の「世紀な文書だから」という部分。いったいどんなすごい文書なんでしょう? 正しくは「正規の文書」ですね。「せいき」と打って変換したら、生気、精機、性器…。数多くの「せいき」が出てくるもんで。気をつけましょう。

大滝 貴由樹(おおたき たかゆき)

 北海道新ひだか町(旧静内町)出身。90年北海道本社に入社。編集部、総務部を経て、再び編集部に。中央競馬を中心にギャンブル全般を担当。現在は出稿デスクを務める。1966年4月生まれ。

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