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北海道発・記者ブログ

2007年7月31日自然にネオンに競馬場のある街

 豊かな自然あり、ワクワクするようなネオン街あり、店も多くて何をするにも便利。就職して住むようになったが、今生活している札幌はとても好きな町だ。気に入っている理由のもう1つに、競馬場がある町だからというのもある。仕事で携わるようになって十数年、夏場は札幌競馬場に通っている。今年も8月11日からJRA札幌開催が始まる。

 札幌競馬場は、今年で開設100周年を迎えた。札幌での競馬の発祥は1872年(明5)、札幌神社(現北海道神宮)で祭典競馬が行われたのが最初とされている。その後中島遊園地の南方への移転などを経て、現在の桑園に競馬場が開設されたのが1907年(明40)。第2次世界大戦でいったん閉場したが、1世紀の間、競馬が開催されてきている。日本では函館競馬場に次いで2番目の歴史を持つ。

 札幌競馬場の特徴の1つは、大都市の中心部にあること。JR札幌駅からタクシーで1000円ほど、ススキノへも1500円ほどと近い。美浦(茨城)や栗東(滋賀)から訪れる関係者は出張だから、必然的に外食が多くなる。町から離れた場所にあれば自分で作ろうととも思うのだろうが、すぐ近くに飲食街があれば、足が向くのは当たり前。自分もそうだが、出張では羽を伸ばしたくなるもの。何年も住んでいる自分より、札幌の事情、特に夜の情報に詳しい人も多い。「ススキノのあの店はサービスがいい」「今はススキノより琴似(西区です)だな」「いやいや24条(北区です)もやはりいいぞ」。面白い話が多い。取材そっちのけで聞き入ってしまうこともしばしばだ。

 もちろん、楽しいことばかりじゃない。自宅から通わなければならない札幌は、競馬場が遠い。交通量の少ない朝5時ごろでも25分はかかる。たった25分というなかれ、早朝だけに5分でも長く寝ていたい。宿泊するホテルから10分で競馬場に行ける函館とは気分的にまったく違う。おまけに競馬場から会社に戻る際は、オフィス街を通るため、よく渋滞に巻き込まれる。イライラもする。

 でも、札幌での仕事を最も楽しめるシーズン。馬券が当たらなくて財布の中身が淋しくなっても、落ち込みません。

大滝 貴由樹(おおたき たかゆき)

 北海道新ひだか町(旧静内町)出身。90年北海道本社に入社。編集部、総務部を経て、再び編集部に。中央競馬を中心にギャンブル全般を担当。現在は出稿デスクを務める。1966年4月生まれ。

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