2007年3月 2日「オジさん度」を計るバロメーターは仕事にも
「オレも年をとったよなあー」。こう感じることが最近、増えてきた。体力低下でちょっと走っただけで息切れしてゼーゼー、記憶力低下で娘とトランプの神経衰弱をやってもどう頑張っても勝てない。高まってきたものといえば、食べ物の薄味嗜好(しこう)と、そうそう、演歌への興味か。以前に比べ北島三郎の歌の良さが分かるようになってきた気が…。
仕事上でも、オジさんを実感することが多々ある。先日、卓球で大阪四天王寺羽曳丘中2年の石川佳純ちゃん(「さん」ではなく、「ちゃん」がしっくりいく)が、5月に行われる世界選手権の日本代表に選ばれた。中学2年生って14歳ですよ、14歳。正直なところ、史上最年少で選出された快挙をすごいと思うより、まず彼女の生まれ年(1993年)に興味がいった。次に思ったのは、自分はそのころ何をやっていたか。すでに会社に入って、仕事をしていたんだなあと。そこで年をとったもんだと感じさせられた。
昨年暮れにも、もっと身近なところで同じような気持ちになったことがあった。フィギュアスケートの全道中学大会で、札幌の1年生の女の子が優勝した。その子は、小学の途中まで娘と同じクラス。娘から「○○ってフィギュアでカナダにも練習に行って、すごい頑張っているんだよ」と聞いていた。その後、転校して話題に上ることはなかったが、全道優勝して名前を見た際、なんとなく記憶がよみがえってきた。娘に確認すると、思った通りその子。娘の同級生だった子が、スポーツで活躍して自分が携わっている新聞の記事になる。娘もそんな年になったのかという感慨がまず1つ。もう1つは、そんな娘を持つ自分は…、結局行き着く思いは「年をとったなあ」なのだ。
断っておくが、年をとるのが嫌だと言っているわけじゃない。ただ、今後も、石川佳純ちゃんのような子が出てくるたびに、生まれ年に目がいくんだろうと思う。そのたびに、オジさんを実感するんだろう。もう1つ断っておきますが、決してロリコンではないので、念のため。