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北海道発・記者ブログ

2007年5月12日「いや、まいったね」

 無意識に「いや、まいったね…」とつぶやいていた。紙面を制作中、自分の計算と実際の記事の行数がまったく合っていなかったからだ。現場からデスクを通して送られてきた記事に見出しをつけるなどして紙面化するのが私の業務。迅速さが求められるのに、のんきにも「いや、まいったね」とつぶやいてしまったことに苦笑してしまった。

 このセリフは、ラジオの深夜番組「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」の冒頭で有田が言っているものだ。それに上田が「そんな始まり方おかしいだろ」と突っ込む。最近の放送では有田がスタジオに現れず、上田が「いや、まいったね」とお株を奪い、笑いを誘っていた。2人のやりとりが面白く、何となく頭に残っていたのだろう。時間に追われて大ピンチなのに、余裕すら感じさせる一言。自分の緊張感のなさに、情けなくなった。

 流行しているギャグやフレーズはスポーツ紙の見出しになりやすい。私もお笑い芸人「ですよ。」のギャグをもじって見出しをつけたことがある。それ以来、私が見出しを考えていると、先輩から「『○○ですYO!』にしちゃえ」とか「あ~い、とぅいまてぇ~ん」とからかわれる。正直迷惑だけど、こういうことが大事なのかなぁ、とも思う。せっかく見出しを付ける役目を担っているのだから、1度でも読者から「ああ、あれね」と言ってもらえる記憶に残るような見出しをつけたいと思う。

 でも、現実はこじつけ、くだらないダジャレ、意味がよく分からない…そんな見出しが思い浮かんでは消えていく。今日もまた考え込んでしまう。

 えっ、そんなこと考えてないで手を動かせ? さっさと紙面を完成させろ? ……いや、まいったね。

大橋 直樹(おおはし なおき)

 神奈川県横浜市出身。02年に北海道本社のレース専門アルバイト(東京勤務)として入社し、04年に正式入社。現在は編集部東京駐在に所属。紙面のレイアウトや見出しをつける整理業務を担当している。1981年1月生まれ。

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