2007年11月10日スターホースの転出が寂しい
ホッカイドウ競馬の現役競走馬のセリ「トレーディングセール2007」が2日に門別競馬場で開催された。サラ2歳馬を中心に64頭が上場され、21頭が落札された。売却率こそ32・8%にとどまったが、売り上げは昨年の2285万円を大きく上回る1億1000万円を記録した。
最高価格は今年のエーデルワイス賞を制したマサノミネルバ(牝2、父ラムタラ)の5010万円。次いで05年函館2歳Sを制したモエレジーニアスの半弟マサノネバーマイン(牡2、父ゴールドヘイロー)が2000万円で購買された。盛況だった一方で、今年の2歳牡、牝ともにトップレベルの両馬がまたも道外へ転厩してしまうことにやはり寂しさを感じる。
預託料が中央や南関東より比較的安価な道営でデビューし、付加価値を付けて能力のある馬は第2ステージへ。この図式は道営が「生き残る策」として定着化しつつある。
近年は、購買された2歳馬が翌年のクラシックで走ることも珍しくなくなり、ファンはオフシーズンでも道営馬の活躍を見ることができるようになった。それはそれで楽しいが反面、能力のある馬が転出することで生え抜きのスターホースが育っていないことも事実。やはりどこか割り切れない思いも残る。