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北海道発・記者ブログ

2007年10月28日勝負事に「運」は付き物だが…

 12月1、2日に阪神競馬場で行われるワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)への地方競馬代表騎手選定競走「スーパージョッキーズトライアル2007」(=SJT)第1ステージが18日、札幌競馬場で行われた。大井の内田博幸騎手(37)、地元道営代表の五十嵐冬樹騎手(31)ら各地方競馬のトップジョッキー14人が集結したとあって、決戦前のセレモニーは多いに盛り上がった。

 が、しかしレースはその盛況ぶりに水を差す形となった。計2レースの着順をポイントに換算して順位を決め、上位12人が第2ステージ(26日名古屋)に進出。計4競走での1位がWSJSの地方代表推薦騎手となるシステムだが、前出の内田騎手の騎乗馬(すべて抽選)は1頭が取り消しとなった。この場合のポイントは最下位と同じ1ポイントしか与えられない。結果、地方を、日本を代表するスーパージョッキーは戦わずして予選落ちというどうにもふに落ちない形となった。

 この日第1戦(13着1ポイント)で場内を去った内田騎手の所在を他の騎手に尋ねると「記者会見だ、会見開くぞ、と言いながら調整ルームに行きましたよ」と笑いながら返された。本人がこう言ったかどうか定かではないし、言ったとしても冗談ではある。しかし、周囲や参加騎手のだれもがそのシステムに疑問を感じ、釈然としない結果になったことは否めない。

 調整ルームで取材に応じてくれた内田騎手は「これも運ですから仕方がないですよ。次で頑張ります」と前向きに笑顔で語った。第1ステージを2位で通過した五十嵐騎手も、第2ステージでは騎乗馬に恵まれずともに10着。計26ポイントで7位と大きく順位を落とした。確かに勝負事に「運」は付き物ではある。が、日本、世界のトップジョッキーと戦う地方代表を決める同競走。少しでも「運」に左右されない選出方法を見いだすべきではないか、と感じている。

奥村 晶治(おくむら まさじ)

 北海道出身。01年から北海道本社でホッカイドウ競馬の本紙予想を担当している。89年から競馬新聞専門誌の記者としてホッカイドウ競馬を取材した経験があり、厩舎関係者と幅広い人脈を築いている。1965年3月生まれ。

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