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北海道発・記者ブログ

2007年9月19日バルク人気はすごい

 やはり北の英雄の人気はすごかった。コスモバルク(牡6、田部)が3年ぶりに地元ホッカイドウ競馬に登場した13日、旭川競馬場には通常の約4倍にあたる2200人を超えるファンが集まった。それは、8月に行われた道営最大の交流重賞・ブリーダーズゴールドカップに次ぐ今季2番目の多さだった。

 馬インフルエンザ騒動以降、伸び悩んでいた売上げも、この日は開催6日間で唯一計画額を上回る好調ぶり。いつもは使われていない駐車場スペースにも続々と車が入り、幾重もの人垣ができたパドックには「バルク&五十嵐」コンビを称える心のこもった手作りの応援横断幕も複数掲出された。旭川撤退など暗いニュースが流れた競馬場だが、この日は一気に活気を取り戻したかのようだった。

 「ダートでは勝てないから本命に、人気にしちゃダメよ」。ビッグレッドファームの岡田総帥がレース前、記者に言っていた通り、レースは3着に終わった。しかし、バルクが通過した1周目スタンド前、そしてゴール後には大歓声とともに大きな拍手がわき起こった。毎日こんなレースがあればいい、素直にこう思った。

 次走は盛岡の地方交流競走を使い、大目標の天皇賞・秋に向かう予定。道営と同じく存廃問題に揺れる盛岡も、救世主の登場で大いに盛り上がることだろう。中央の芝のステップレースへの出走権がなかったなど、バルクや陣営にとって意とするローテーションではないと思うが、今回の選択には1ファンとしても心から感謝している。

奥村 晶治(おくむら まさじ)

 北海道出身。01年から北海道本社でホッカイドウ競馬の本紙予想を担当している。89年から競馬新聞専門誌の記者としてホッカイドウ競馬を取材した経験があり、厩舎関係者と幅広い人脈を築いている。1965年3月生まれ。

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