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北海道発・記者ブログ

2007年6月30日勝負の世界は危険と背中合わせ

 24日の函館競馬12R。痛ましい事故が起こった。若手の成長株として注目されていた塚田祥雄騎手(21)が勝負どころの4コーナーにさしかかった時、落馬した。これまで幾度となく落馬事故は見てきたが、それはひと目でただ事ではすまない、と思える状況だった。ご家族の話によると現在も「集中治療室にて経過観察中」とのこと。一日も早い回復を願ってやまない。

 先日、ホッカイドウ競馬でも川島洋人騎手(36)が、やはり4コーナーで落馬事故に遭った。非常に嫌な予感がしたが、幸い大事には至らず搬送先の病院からその日のうちに帰ってくることができ、ホッとした。しかし、全身を強打しており、まだ復帰のめどは立っていない。

 競馬に携わっていて一番見たくない、光景をたった数日間のうちに2度も目の当たりにしてしまった。最近、取材先で良く耳にする「無事に回ってきてくれれば…」という言葉の重みがよく分かる気がする。

 勝負の世界は常に危険と背中合わせ。いつ事故になってもおかしくないギリギリのところで勝負の決着がついている。だからこそ迫力があり、そこにはドラマも生まれる。ただ、避けられる事故はある。騎手の皆さんには他人まで巻き添えにしてしまうラフプレーには本当に気を付けてほしい。同時に主催者の方々には救護体制を今一度見直してほしい、そう思った1週間だった。

奥村 晶治(おくむら まさじ)

 北海道出身。01年から北海道本社でホッカイドウ競馬の本紙予想を担当している。89年から競馬新聞専門誌の記者としてホッカイドウ競馬を取材した経験があり、厩舎関係者と幅広い人脈を築いている。1965年3月生まれ。

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