2007年5月20日「企業努力」が確実に実っている道営競馬
ホッカイドウ競馬は16日で今年度の門別開催の全日程を終了した。3開催10日間トータルの売り上げは12億9899万円で計画額(12億2545万円)に対し106%と上回った。1日当たりの発売額(1億2989万9000円)は前年比125・1%で、1日当たりの入場人員も前年比103・5%となる6454人と好調に推移した。
1日の売り上げが1億円を割ることが珍しくなかった近年の門別開催を思い起こせば、大健闘と言ってよい数字だ。内訳をみると門別本場は計画額に対し96・5%と楽観はできないが、Aiba(ミニ場外)など場外発売が好調で札幌競馬場は前年比273・4%、南関東など他場での発売が同157・6%と大きな伸びをみせている。南関東との連携を深めている「企業努力」が確実に実ってきている形だ。
全国から注目されている「優良商品」の2歳戦は9日間で延べ21クラが行われ、21頭が勝ち上がった。特に最終日に行われた今季初の1700メートルの新馬戦では、道営では初めて日本を代表する社台ファーム、ノーザンファーム、ビッグレッドファームの外厩舎馬3頭が激突。見応え十分の一戦は社台ファームの良血馬ディラクエ(牡)が制した。
同馬は今春の桜花賞にも出走したエミーズスマイルの半弟という血統で先々にも大きな期待が掛かる。そのほか後半戦は中間の降雨で脚抜きの良い馬場状態だったにしても、この時期の2歳馬としては出色の1000メートル1分1秒台で勝ち上がる馬が続出。3回初日のストロングライデン(牝)は1分0秒6をたたき出した。これらは中央特指競走などでも十分に勝負になる器だ。
22日からは旭川開催がスタートする。まだまだデビュー前産駒には前記馬に勝るとも劣らない素質馬が続々と控えている。年々「商品力アップ」の2歳戦に加え、数々の重賞競走が実施されるナイトレースもきっと盛り上がることだろう。