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北海道発・記者ブログ

2007年4月23日危機感持てばファンに通じる

 07年度ホッカイドウ競馬は幸先のよいスタートを切った。開幕18日、門別競馬場には定員の2倍を超える1161人のファンが訪れ、賑わった。発売額も1億1698万3100円で計画額(1億1525万円)に対し101・5%。前年比でも102・5%と上回った。

 例年、開幕日の翌日は売上げが伸びない傾向にあるが、その2日目も入場人員こそ約半数の600人程度にとどまったが、計画額に対し104・8%となる1億2526万4000円を売り上げた。継続的な競馬開催に向けて「勝負の2年目」とされる今年度、まずは順調な滑り出しに関係者も胸をなで下ろしていた。

 ばんえい競馬、岩手競馬の存廃問題を目の当たりにし、重苦しい雰囲気の中で迎えた07年度開催。それだけに、それぞれが危機感を持って今年度の開催を迎えたことも売上げアップにつながっているように感じた。

 調教師夫人らで構成されるトレセン町内会婦人部はカイバ桶のプランターなどに約2000株のパンジーを植え込み、開幕に彩りを添えた。開幕日には手作りの折り紙小物を入場門でファンに手渡した。心のこもったプレゼントに入場者の笑顔も絶えなかった。

 広報も積極的にイベントを仕掛け、開幕式でのゲートを開けるスターターを一般公募するなど新たな試みを展開。中でもグルメデリバリーとして呼んだ、テレビのバラエティー番組などでも取り上げられている人気の「富良野メロンパン」は開幕日だけで700個を完売する盛況ぶり。外側がカリっとしていて中はふんわり。果汁、果肉入りの焼きたてメロンパンを提供するものだが、これがまた本当にうまかった。

 盛況につき5月2、3日の開催にも急きょ登場することが決定。今年のゴールデンウイークはメロンパンを食べに門別競馬場に、っというのもいいかも知れませんね。

奥村 晶治(おくむら まさじ)

 北海道出身。01年から北海道本社でホッカイドウ競馬の本紙予想を担当している。89年から競馬新聞専門誌の記者としてホッカイドウ競馬を取材した経験があり、厩舎関係者と幅広い人脈を築いている。1965年3月生まれ。

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