2007年2月12日楽しみな道営出身の活躍馬
07年度ホッカイドウ競馬開幕まであと2カ月余りとなった。先週、門別競馬場に出向き、朝の調教風景を見ているとシーズンオフとは思えないほど活気があり、驚いた。
調教師スタンドは競馬シーズン中の追い切り日と変わりないほどの熱気に包まれていた。ある調教師に聞くと「今年は暖冬、小雪の影響もあって馬場状態がいい。いつもの年より1カ月半くらい調教が進んでいるんじゃないかな。もういつ競馬が始まってもいいよ」と、双眼鏡を手に頼もしい返事が返ってきた。
ちょうどその日は道営出身で02年G1桜花賞を勝ち、昨年末に不慮の事故で死んだアローキャリーの初仔、アロープラネット(牝3、栗東・山内厩舎)が中央競馬小倉開催でデビュー勝ちした。当時キャリーを管理していた北川数男師はテレビの前で熱い声援を送っていた。「たった2頭しかいない産駒のうちの1頭なんだ。お母さんのように桜花賞を取れるといいな…」と目頭を熱くしていた。こういう楽しみ方も競馬にはあるのだ、とあらためて思った。
道営出身馬はこの日、ほかにも東京開催でヴィヴァチッシモが春菜賞を勝ち、京都開催ではエムオーウイナーがシルクロードSで初重賞制覇。先週5日間の南関東船橋競馬でも延べ8頭が勝ち上がっている。日本の馬産、振興に大きな役割を果たしているホッカイドウ競馬。今年もどんな活躍馬が登場するのか、本当に楽しみだ。