2008年1月13日こじまよしお
地面に両手を着いてかがみ「♪でけでんでけでん…」と尻をもち上げると、息子もひざでリズムを取る。最後は壁につかまって右足を伸ばし「パッピー」と言う。まだ「パパ」とも言ったことがないのに。どこで覚えたのか。テレビもNHK教育しかまともに見せていない。すごい吸収力だ。驚くと同時に、私の動作に楽しそうに反応してくれるのがうれしかった。
以前は「負のリアクション」ばかりだった。昨年3月、このコラムで6カ月の長男に、無理やり粉ミルクを飲ませて、牛乳アレルギーを発症させ妻にしかられた話を書いた。一緒に風呂に入れば、泣いて妻と途中交代させられた。あれから10カ月。体重は2・5キロ増え11・5キロ。今は私が脱衣所に向かうと追い越して先に湯船の前に立っている。牛乳と卵のアレルギーも緩和された。薬の効果に加え、成長して腸が丈夫になったせいか、ヨーグルトや卵が入った料理を食べさせても症状がほとんど出なくなった。
先日、妻に「あなたと一緒の方が、よく昼寝するみたいなんだよね」とほめられた。おっぱいをあげられない代わりに、ぐずり出したら、とりあえず背中をさする。それだけなのだが、これが結構効いているのかもしれない。
社内の先輩パパのアドバイスも励みになっている。「いまがいちばんかわいい時期だよ」「どんどん大きくなるだろ」。“子育ては親育て”とも言うらしい。その通りだと、感じ始めている。