2007年10月14日慣れることも大切
最初はしっくりこなくても時間を経ることで徐々に落ち着いてくることがある。「ウォシュレット」が自分の肛(こう)門位置にちょっと合わない。排便後、洗浄ボタンを押すと大抵、穴よりやや上にヒットする。少し尻を上げて調整しながら洗浄している。自分の肛門は一般の人よりやや前に付いているのだろうか。それともただ便座の座り方が浅いだけなのだろうか。初めて使ったころは違和感があったが、繰り返して使ううちにほぼ無意識に「微調整」することができるようになった。慣れた。
東京武蔵野市に建設されていた漫画家楳図かずおさんの赤白ストライプハウスに対する、近隣住民の工事差し止め仮処分申し立てが12日、却下された。景観を破壊するとして問題になっていたが、東京地裁森淳子裁判官は「一般地域で特別な景観があるとはいえない」と退けた。近隣住民は今回の決定に当然、不服を漏らしている。
窓を開けたら赤白のシマシマ模様が目に飛び込んでくる。しっくりくる街を探す方が難しいだろう。人の考えは千差万別。いろんな人がいるものだ。ただ、与えられた環境に徐々に慣れ、社会秩序の中に順応していけるのも「人間」の持つ大きな能力。日がたつにつれ、いつかは街角の街路樹のように、赤白のシマシマがまったく気にならない日がくるかもしれない。嫌だ嫌だと思い続ける方が健康に良くない。私もウォシュレットとの微妙な「付き合い方」を身に付けたおかげで、強く何度もふきすぎたときの、あの嫌な出血から解放された。決して、今回の問題がお尻の話と同次元だとは言わないが、時間が解決してくれることもある。