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北海道発・記者ブログ

2007年9月 5日再び店頭に並ぶ日を待つ

 先日、東京駐在から札幌本社に出張に行った会社の先輩が、おみやげにお菓子を買ってきた。当然だが、不祥事を起こし自主回収された石屋製菓の「白い恋人」は新千歳空港にはまったくなかったらしい。現在、自分の職場が東京にあるので「白い…」が並んでいない北海道の風景というものがどんな感じなのか見当がつかない。さぞ、異様なものなのではないかと勝手に想像している。

 以前、コンサドーレ札幌の担当記者をやっていた関係で、不祥事の責任を取り辞任した前社長の石水勲氏とも接点があった。私だけではなく、北海道のスポーツ報道に携わっている者なら、石水氏と交流のない人を探すほうが難しいと思う。本紙札幌担当の長島記者のコラムにもあるとおり、飾ったところがなく、面倒見がいい。率先して汗をかくタイプ。決して不祥事を肯定するわけではないが、個人的に言わせてもらうなら、悪いことをするような人とは思えなかった。それが写真週刊誌にまで興味本位で「金満&私物化経営の元締め」みたいな扱いで取り上げらたりしていて、とても悲しい気持ちになった。

 4年前、札幌在住時に妻と食事に出掛け、たまたま同じ店に石水氏がいた。あいさつしたついでに2軒目は同氏行きつけのスコッチがおいしい渋目のバーに連れて行ってもらった。3軒目では一緒にダーツをやりプーさん人形が付いた荷物入れを頂いた。マイカーで今でも活躍しているその「プーさん」を見て、またまた悲しくなった。

 現在担当している整理業務では毎日、鉛筆やフェルトペン、ボールペンを大量に持ち歩く。その「道具箱」として「白い…」の缶を愛用する部員は数知れず。わが家の妻の“お菓子ボックス”としても活躍している。個人的に好きだったあのサクサク感、そして大活躍の空き缶…そして石水さん。もう2度と出会えないのであるなら少し寂しい気がする。やったことは悪い。きっちり清算して、復活してくれるのを待っている。

永野 高輔(ながの たかすけ)

 茨城県水戸市出身。06年北海道本社に入社。編集部東京駐在で整理業務担当。学生時代は両親が指導者だった影響でフェンシングに熱中。競技歴15年。00年富山国体出場。好きな食べ物は札幌・カリー軒のハンバーグカレー。1973年7月生まれ。

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