2007年8月 9日ポケモン恐るべし
先日、生まれて初めて「ポケットモンスター(ポケモン)」の映画を見た。34歳男1人で。
ポケモン映画のエグゼクティブプロデューサー・久保雅一さんを取材する機会があり、事前リサーチも兼ねての観賞だった。自分の中ではあくまでも“仕事”という範ちゅうで映画館に行った。
夏休みの平日。お母さんと子供のペアはいてもお父さんは私だけ。しかも単独参戦。他の家族から見たら異様だったと思う(あくまで妻子が帰省中だったからですよ…)。…仕事ですから…列の端に座り約90分間、とにかく集中した。おしっこのたびに外に出るちびっ子のため、ひざをひくこと3回。たまにピカッと明るくなった瞬間を見計らい、キーとなる主人公「サトシ」のセリフなどをメモしたりしていた。
現在上映中なので、詳しい映画の説明は避けたい。強烈にインパクトを残したシーンから少しだけ。悪夢を見させるポケモンとして避けられていた「ダークライ」が“ここはみんなの庭だぁ!”と叫び、街のために体を張って戦い、最後に花火のチリのように消えていくシーンがある。…子供向けの映画だと思っていました…恥ずかしながら…いや全然恥ずかしくないが、ちょっとウルウルきた。
久保さんの話では「ポケモン映画を観に訪れる1/3が親だから、大人にも面白いと思ってもらえるようなものをつくらないといけない」という。映像、音楽、ストーリー、メッセージ性-。世界的人気を誇る“怪物”アニメのパワーに圧倒された。
小学生のころ、未来に帰るドラえもんが心配しないように、のび太がジャイアンにケンカを挑み、ボロボロになるまでつかみかかってジャイアンをあきれさせるシーンがあった。アニメでウルッとさせられたのはそれ以来。
大人の心をもつかむ完成度…ポケモン恐るべし。