2007年6月16日地デジ最高?
地デジは便利だ。先日、わが家のテレビを地上デジタル対応のものに替えた。最初は、ただ画像が良いということに感動していただけだったが、最近「デジタル」本来の素晴らしさを少しずつ感じ始めている。
この前の日曜日、巨人・日本ハム戦を自宅でテレビ観戦していた。7回裏、それまで巨人打線を0点に抑える好投見せていた日本ハム先発グリンが、突然3連打を浴び1点を返された。スコアは3-1。日本ハム佐藤投手コーチがマウンドに歩み寄る。投手交代か続投か…。佳境を迎えた午後8時50分過ぎ、あっさりと地上波テレビ中継が終了した。
視聴率低迷で巨人戦さえも延長放送しない寂しい時代になった。「さすがにこのタイミングはないな。初めから一時間遅らせて中継すればいいのに」。ただぼやくしかない私の横で妻がニヤリと笑った。リモコンをテレビに向け“ピコリッ”あるボタンを押すと、あら、びっくり! 画像が左上に縮小され、右のスペースに両チームのオーダー、打率、投球成績までぎっしり記録された素敵な「巨人・ハム戦速報」が開始されたではないか。
仕事柄、パソコンのネット速報を使って、テレビ中継のない試合をチェックしている。一投球ごとに自動更新され、生画像がない以外は、ほぼ試合の状況を把握することができる。これと同じ機能が、地デジでもボタン一つで画面に引き出すことが可能なのだ。
野球速報だけでなく、NHK教育では「きょうの料理」のおすすめレシピを好きなときに確認できるし、天気、交通情報だっていつでもゲットできる。サッカー日本代表の試合中にはフォーメーションや、選手名鑑、個人データなどを調べることも可能になっている。
そして、個人的に最も重大なことは番組表がボタン一つで全部出てくるということだ。見たい番組を選択するだけですぐ予約録画もできる…確かに便利だ…。新聞の「裏の主役」ともいえる存在を危うくする見やすくて情報いっぱいの地デジ番組表…うっ…。ここまできて一気に気持ちがなえてきた。新聞=テレビ欄という購読者も多いはず。これは新聞社にとって大きな痛手になるのではないか…。わが家にとって諸刃の地デジでもあった。