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北海道発・記者ブログ

2007年2月11日勝手に「富山観光スポット」編

 レッツゴー富山! 「富山県」で連想するものといったら…寒ブリ、マス寿司、ホタルイカ…立山、雷鳥、薬売り……まだまだっ!。2日から7日まで全国高校スキーの取材で当地を訪れた。新たに分かった「TOYAMA」の“旬”を私なりにリサーチした。キーワードは「ポパイとブラックと世界遺産」。2回にわたって富山観光スポットを勝手に紹介する。

h-wr-070211-2.jpg写真1

 6年前、出張で訪れたときに楽しませてもらい、忘れられないプレースポットがある。富山駅から城址大通りを5分ほど南下すると左側に夜の街「桜木町」がある。細い路地を入った角に、前回来たとき同様、昭和のにおいを残したノスタルジックなネオンに再会することができた(写真1)。その名も「ハッスルキャバレー ポパイ1号店」。

 サービスタイムになると接客の女性が全員ソファの上に仁王立ちして「ポパ~イ、ポパ~イ、ポパイはサイコ~!」とお尻と両手を目いっぱい振って踊り狂う。富山、高岡などで8店舗営業しており、北陸では結構、メジャーなプレースポットのようだ。道を尋ねた工事現場の交通整理をしていた中年男性も「ああ、これね」と両手を挙げて再現してくれた。今回は営業時間内に行くことはできなかったが電話で聞いたところ、現在もこの掛け声とサービスは続いているという。6年間、私の頭から離れなかった、不思議なフィーバーぶりは北陸の男性たちを今も虜(とりこ)にしているようだ。

 続いては今、うわさになっているラーメン「富山ブラック」。先輩から「富山に行ったらぜひ食べるべき」と念を押されたご当地ラーメンだ。富山駅前から徒歩5分ぐらいのところに「大喜 富山駅前店」を発見(写真2)。メニューは中華そばのみで小・大・特大とある。私は大を注文。名前から予想はつくが、スープが見るからに真っ黒でしょっぱい。

h-wr-070211-1.jpg写真2

 最初からかなりブラックペッパーがかかっている。しょっぱ辛い。ただ、硬めの中太ストレート麺なので縮れていない分、スープも必要以上に絡まない。濃いスープとのバランスを取っているから意外と抵抗なく食べられる。スープを全部飲み干すことはできなかったが、たくさん入っているネギ、チャーシューも含めうまく計算されている。閉店間際の午後10時前に訪れたがテーブル席はいっぱいだった。

 富山を離れる日、何か忘れ物をした気がしてもう1度行ってみた。今度は小ライスを付けて頼んでみた。白飯に合う。もともと、高橋青幹という方が終戦直後の昭和22年に創業した店。ドカ弁やおにぎりを持った労働者のために濃い味付けでチャーシューのたくさん入った「飯のおかず」になるようにと作ったのが始まりだそうだ。汁を吸ったチャーシュー、メンマもしょっぱい。これがまたご飯に合う。はまる味だ。

 今後、尾道、徳島のように、強烈なインパクトと意外なおいしさを武器に全国に広まるかもしれない。

 ♪黒いイナズマが僕を攻める、炎、カラダ焼き尽くす…越中。

 「世界遺産編」は次回で。

永野 高輔(ながの たかすけ)

 茨城県水戸市出身。06年北海道本社に入社。編集部東京駐在で整理業務担当。学生時代は両親が指導者だった影響でフェンシングに熱中。競技歴15年。00年富山国体出場。好きな食べ物は札幌・カリー軒のハンバーグカレー。1973年7月生まれ。

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