2007年5月17日身の危険を感じる現場も…
記者の仕事はパソコンで原稿を書くイメージが強いようだが、そんなにきれいなものではないと思う。時には身の危険を感じる取材現場も少なくない。今回は「危ない現場ベスト3」と題したランキングを紹介したい。
3位=標高1500メートルの恐怖 数年前、スキー・モーグルの取材でドイツに行ったときのこと。競技会場は山の中腹で、ゴンドラに乗ることになった。スキーをレンタルする選択肢もあったが、なんとなく大丈夫だろうと思い、歩きのまま。山頂に行き、テクテクと下って現場へ到着した。
そこまでは順調だったが、徐々に大荒れの天気になり、視界ゼロの猛吹雪。下山するにしても方向が分からず、スキーヤーたちが滑り降りる姿に焦りも増し、「遭難」の2文字が頭をよぎった。奇跡的な天気回復で事なきを得たが、雪山をなめてはいけない。
2位=脅威の後ろ蹴り 中央競馬の取材をしていた数年前、強烈な蹴りを食らうところだった。函館競馬場で調教する競走馬の写真撮影のため、厩舎エリアに入った時の話だ。馬が歩いて運動をするコースの両サイドに鉄サクがあるが(完全に自分の不注意で)その鉄柱にカメラが接触。「キーン」と響いた甲高い音が、周囲を一変させた。
馬は憶病で、周りにいた数頭が跳びはね、鉄サクを挟んで自分の真横にいた馬も大暴れ。再び「キーン」という音が至近距離から響いた。馬が鉄サクを後ろ蹴りした音で、蹴りが当たった鉄サクの塗装がはがれるほどの威力だった。もし蹴られていたら…。本当に笑えない。
もちろん、こんな状況が頻繁にあるわけではないが、刺激には事欠かない。
さて、最も刺激的だった第1位は、次回へ続く。
まさかあんなに危険な物が体に巻き付くとは…。