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北海道発・記者ブログ

2007年5月 4日犯罪じゃない「のぞき」しちゃいました

 「のぞき」したことありますか? 先日の夜、やってしまいました、しかも集団で。かと言って犯罪の方ではありません。これも仕事の一部なんです。

 22日に投開票が行われた統一地方選の後半戦。財政再建団体入りして全国的にも行方が注目された夕張市長選の取材に行った。7人の新人候補が乱立して、再選挙の危険性もささやかれていたため、まずは開票所となった市内のスポーツセンターに足を運んだ。

 先に言い訳をさせてもらうが、一般紙に比べてスポーツ紙の記者は、選挙取材の経験は多くない。まして開票所の取材は初体験だった。いすを並べると1000人以上は収容できる会場で、壇上に記者席が設置されていたが、開票作業開始とともに一般紙およびテレビ局の記者が双眼鏡でのぞき始めた。

 競馬の取材で双眼鏡は使うが、まさか選挙取材で使うとは。のぞいている記者たちの視線の先は、開票所内にあるコンピューター画面だった。その画面には、候補者たちの最新の得票数が順番に表示されていた。確かに選挙管理委員会が15分ごとに発表する途中経過に比べ、限りなくリアルタイムの数値だった。

 のぞくことで、再選挙の可能性がなくなったこと、当選落選の情報が、発表前にいち早く分かることができた。すべてが確定したのは深夜1時過ぎだったが、気だるさの中にも新鮮さを感じた現場だった。

村上 秀明(むらかみ ひであき)

 北海道札幌市出身。96年北海道本社に入社。販売部を経て97年秋から編集部。アマチュア野球、一般スポーツ、中央競馬などを経て日本ハム担当。1973年10月生まれ。

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