2007年2月23日日米野球の開放感の違い
メジャーリーグのキャンプ情報もニュースで頻繁に流れ、いよいよ本格的な球春到来を感じさせる。日米の野球にいろいろな違いがあるだろうが、決定的な差は何なのか。個人的には取材する際に感じた「開放感」だと思っている。
選手が着替えなどをするロッカールームは、日本では報道陣立ち入り不可の禁断のエリアだが、メジャーリーグでは自由に入れるのがほとんどだ。取材もここで行うケースも多い。レッドソックス松坂大輔には初日250人など、連日大量の報道陣が押し掛けているようで、さすがに入れていないようだが…。
04年春、ドジャース中心のキャンプ、公式戦取材をする機会をもらった。ロッカールームに最初に足を踏み入れたときは新鮮だった。練習の合間に、トランプに熱中する選手もいれば、ヘッドホンで母国の音楽を聴きながら踊っていた選手もいた。シャワールームから戻る選手は堂々の全裸。同性愛疑惑のうわさがあった選手を見ていると、何となく真実が見えてきたこともあった。とにかく選手の素顔が見えるのが楽しかった。入ることすらできない閉鎖的な日本と比べ「開放感」がたっぷりだった。
日本のプロ野球では取材者の数が多い、広々としたロッカールームではない、など「出入り自由」が常識になることは、難しいかもしれない。取材側のわがままな要望とは分かっているが、いつかそうなればいいなと思っていることの一つだ。