2007年1月26日選挙の「万歳」うんざり
あの行為は、かつて巨人に所属したウォーレン・クロマティ外野手を真っ先に思い出す。球場のファンといっしょになった「万歳三唱」。決して巨人ファンではなかったが、テレビ画面を見ていて楽しかった。「バンザーイ」の大合唱に、成し遂げた喜びが伝わってきたものだ。
昨季の日本ハムでもあった。リーグ制覇の際、森本選手らの「万歳」に合わせ、札幌ドームの4万人超のファンが声をそろえた。ドーム内が揺れるような大迫力は、グラウンドレベルから見ると圧巻だっだ。「万歳」は一昔前は違う意味合いもあっただろうが、やり遂げた人間が喜ぶときに最もふさわしい行為だと個人的には思っている。
逆に、気持ちのいい「万歳」だと思えないのが選挙の時だ。当選者が後援会など周囲の支援者たちと「万歳」と大声を出して喜ぶ。確かに当選はうれしいに違いない。後援者も今後の活躍を祈って「万歳」をするのだろう。ただ、当選してすべてを達成してしまったような雰囲気を醸し出している気がする。選挙の度に違和感を覚えてしまう。
当選して「万歳」するくらいなら、何か主義、主張を貫いた政策を遂行したときなど、議員になってから達成したことに対して、どんどん「万歳」をしてほしいと思う。07年は統一地方選を4月に控える選挙イヤーだが、当選の度に「万歳」を見せられるかと思うとうんざりする。