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北海道発・記者ブログ

2007年1月11日20歳の頃に戻れるなら

 今年も成人式のテレビニュースが流れ、一部で暴徒化した若者の騒動が映し出された。意味不明の行動にしか見えず、毎年の恒例となってしまった感もあるシーンだ。同じ日本人として情けなくなる一方で、手作りで式典を行った夕張市の様子を見ると、何だかホッとさせられた。

 もう十数年前となってしまった20歳のころ。当時に戻れるのなら、真っ先に何をやっていただろうと考えた。直感的に思い付いたのは英語だった。昔から話せればいいとは思っていたが、英語の「ありがたさ」についての認識は低かった。まともに話せていれば、苦労しなかったケースが多いはずだ。

 01年の米中枢同時テロ以降に訪れたニューヨークJFK空港では、ボディーチェックの担当者に早口でまくし立てられた英語に対応できず、ズボンの上からだが股(こ)間まで調べられた。レンタカー会社で道を尋ねた時は、理解力に乏しく、通常1時間の行程に5時間要したこともあった。終わってみればトラブルも楽しいが、語学力があればと痛感してきた。

 私事で恐縮だが、今からでも遅くないと信じて、昨年3月から携帯型ゲーム機を使い英語のトレーニング(らしきこと)を開始。大手の英会話スクールを5日間の通学で挫折した「実績」がありながら、今回は今のところ1年近く続いている。ただ、20代のときより覚えがかなり悪いのが、切ないが…。

 人生は後悔の連続という言葉を耳にする。確かにその通りかもしれない。その後悔を少しでも少なくするようにしたいと、成人式のニュースを見ながら強く思った。

村上 秀明(むらかみ ひであき)

 北海道札幌市出身。96年北海道本社に入社。販売部を経て97年秋から編集部。アマチュア野球、一般スポーツ、中央競馬などを経て日本ハム担当。1973年10月生まれ。

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