2006年12月27日生まれ変わっても男がいい
「あなたは本当に女心を分かっていない」。こんなことを女性から言われた苦~い経験のある男性陣も少なくないのでは。恥ずかしながら、自分は複数回にわたっての経験者だ。女心と秋の空とは、よく言ったもので、どうも難しい。ただ、女心の分かりたくない部分もある。
先日、現在公開中の映画「大奥」の試写会を見に行った。700席の会場には600人ほどが女性で、男1人は気が引けたが、後方の座席で最後まで真剣に鑑賞した。終了後、足早に席を立つ人もいれば、江戸時代の純情なラブストーリーに感動の涙を流している女性たちもいた。
そんな中、自分の前の座席にいた女性3人組の声が聞こえてきた。さながら3人とも映画評論家おすぎで、言いたい放題? に感想を言い合っていた。「ちょっとドロドロした部分が少なかったんじゃないの~」「怖さが足りなかったわね」「求めているのは純愛じゃないのよねぇ」。まあ、勝手だ。
ここでいう「ドロドロ」とは女性の陰湿な闘い、執念深さを表現したものといえる。女性の多い会社内では、女性同士の嫌がらせは現実社会でもよくあることだと聞く。男の世界にもあるのかもしれないが、女性よりはケンカは直球勝負が多いと思う。映画に「ドロドロ」を求める女性は、実生活で経験しているからなのだろうか。
その評論を聞きながら、強く思った。もし生まれ変わったらという質問をされたら、間違いなく男と答えようと。