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北海道発・記者ブログ

2007年10月17日ダルvs成瀬の対決が楽しみ

 まさかこんな結末を迎えようとしているとは…。クライマックスシリーズが最終第5戦までもつれ込んだ。先発はおそらく日本ハムがダルビッシュ、ロッテは成瀬だろう。リーグを代表する左右の両エース。決着をつけるのにふさわしい、投げ合いになるだろう。

 果たしてどちらが勝つのか想像は膨らむ。データではほぼ互角だ。勝ち数はダルビッシュの15勝に対し、成瀬は16勝。勝率はわずか1敗しかしていない成瀬が、9割4分1厘で5敗したダルビッシュの7割5分を上回る。逆に奪三振数はダルビッシュが210で成瀬の138を大きくリードしている。レギュラーシーズンの防御率はともに1・82。2人とも素晴らしい成績を残している。

 経験ではダルビッシュに軍配が上がる。今季ブレークした成瀬は、ポストシーズンの登板経験はない。一方、ダルビッシュは昨年、プレーオフと日本シリーズで活躍した。しびれる試合になればなるほど、そうした昨年の経験が生きるはずだ。打線はお互いに本塁打が少なく、機動力を絡めて少ない好機をものにする似た者同士。いずれにしろ、1~2点の勝負になるだろう。

 北海道にあるスポーツ新聞としては、もちろん日本ハムに日本シリーズへ進出してもらいたいが、純粋にトップアスリート同士の対決に興味は尽きない。この1試合で日本シリーズに進出できるかどうかが決まる、まさにクライマックスという言葉がふさわしい大一番だ。第5戦のチケットを持っている人は、勝ち負けは別にして、そんな歴史的一戦を北海道で直接見られる幸せを感じてほしいと思う。

小林 明央(こばやし あきお)

 北海道旭川市出身。92年北海道本社入社。主にサッカー、冬季スポーツを担当。五輪は02年ソルトレークシティーと06年トリノを現地で取材。2大会連続で五輪に行きながら、1度も日本人のメダル獲得を見ていない、日刊スポーツでも唯一の記者。1969年2月生まれ。

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