2007年10月 4日巨人優勝なのに中継がないなんて
巨人が5年ぶりのリーグ優勝を決めた。少しうれしかった。というのも、学生時代は巨人ファンだった。プロ野球と言えば巨人。北海道のプロ野球中継は巨人戦がほとんどで、しかも巨人寄りの実況なのだから、道産子の私にとって巨人ファンになるのは自然の流れだった。
よくテレビを見ていたのは監督が藤田さん、王さん、長嶋さんの時代。V9時代まではいかないが、2~3年に1回は必ず優勝していたのだから、まずまず強かった。最終戦まで中日と優勝を争った94年の「10・8」は、長嶋さんが「国民的行事」と形容したように、日本全国が注目し、私もテレビにかじり付いて見ていたクチだ。当時、巨人には求心力があった。
ところがだ。優勝を決めた2日の試合は地上波がないではないか。テレビ欄を見ると、ちょうど秋の番組改編の時期ということもあって特番がめじろ押し。日本テレビ系列のSTVでも午後7時から明石家さんまのバラエティ特番が組み込まれていた。NHK衛星第1で急きょ生中継したが、地上波がないなんていうことは、一昔前なら考えられないことだった。
近年の巨人戦中継の減少は時代の流れなのだろう。視聴率が悪いのだから。それはさまざまな要因がある。多チャンネル時代というのもその1つ。実際、この日はCS放送の日テレG+とBSデジタル放送のBS日テレでも放送していた。さらに影響が大きいのはプロ野球球団の地方分散・地元密着路線だろう。それは日本ハムの移転、昨年の日本一を経験した道民が肌で感じているはずだ。
今や北海道では巨人戦に代わって日本ハム戦が中継され、高視聴率を記録している。かくいう私も日本ハムが来てからというのも、巨人への興味は年々薄れている。顔と名前が一致しない選手も多い。ただ、昔の血が騒ぐのか、日本シリーズで日本ハムと対戦してほしいのはやっぱり巨人だ。応援するのは日本ハムだけど。